訪れた人の記憶に残るひとときを提供するため、それぞれの店が独自の遊び心を効かせた工夫を凝らしている。今回は、そんな個性が「エントランス」に光るお店をピックアップ。店へ向かう途中もワクワクするような、サプライズなデートが叶う、とっておきの名店ばかり!◆※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。1.店先にぽつんとレモンが鎮座。これが看板だという衝撃『Lemon』今は解禁されているが、最初は紹介制でひっそりとオープンした『Lemon』。看板もなかったため、裏口から入る目印に、とレモンを置いたとか。「シンプルで何を食べてほしいか分かる料理にしたい」と、『サローネ』出身の北野敏庸シェフは言う。旬の野菜やフルーツ使いも上手で、名物の「レモンのパスタ」は酸味を生かしたさわやかな味だ。暗い路地に浮かぶレモンはまるでアートのように謎めいて、SNSでも話題を呼ぶこと間違いなし。「生ハムとブッラータチーズ 季節のフルーツ」。20ヶ月熟成の生ハムとブッラータ、甘みの強い“せとか”を合わせて。コース(12,000円)より。“バス停”を模した看板が目印の肉割烹!2.肉の達人のエンタテインメントを求め、降車する美食家が続出『肉割烹 岡田前』『肉割烹 岡田前』という店名は、店主の岡田賢一郎シェフが前職で「岡田前で」とシェフの目の前の席をリクエストされたことから付けられた。満を持して2020年に開いた自身の店では、選び抜いた極上の和牛をスペイン製の釜を使い、客の目の前で炭火焼きにする。そして、カウンター席がコの字なので全席もれなく臨場感あり。店名にひっかけて、シャレを効かせたのがバス停を模した看板。降車したら、一番最初に撮影すべきスポットだ。「松阪牛イチボのユッケご飯」はご飯の上に、切りたてのユッケと半瓶分のキャビアが載せられる。「おまかせコース」30,000円より。エントランスに置かれた布袋様の石像が目を引く!3.足を踏み入れたとたんに癒される、布袋様のキュートな微笑み『西麻布 おにく玲』若くして、
【西麻布一丁目】にオープン!-肉と共に歩んできた肉割烹店-
更新日:2024/04/26