甘えびの上にウニがてんこ盛り!『鮨 りんだ』プロデュースの立ち食い鮨が驚きに満ちていた!


2021.12.09

東京カレンダー

昨今、高級鮨店がセカンドブランドを展開する流れが強い。そんな中、これまでの鮨店の厳かな雰囲気を一蹴する一軒が話題だ!◆※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。『鮨 りんだ』がプロデュースした立ち食い鮨が誕生!鮨屋らしからぬ外観もイイ!その名も『ブルペン』! ユーモア満載な異次元の鮨でもてなしてくれる目黒の『鮨りんだ』が、新たに立ち食い鮨をオープンしたのだ。まず、『ブルペン』という店名からしてユニーク。“ブルペン”とは、野球場で投手がウォーミングアップをする場所。それに由来し、「高級鮨店の板場(マウンド)で活躍する前の、仕上げの場」として命名されたという。場所は、武蔵小山、戸越銀座、荏原中延の中間。中原街道沿いに位置し、3つの最寄駅はどれも徒歩10分強かかる。これも「わざわざ足を運んでほしいから」という思いからだ!鮨を置く「つけ台」は、一枚板の杉にスタッフたちが自分たちで焼き色をつけた思い入れ深いもの大将を務めるのは、日本料理店で6年、『鮨りんだ』で2年修業した佐々木男駆(だんく)さん。ゆえに、ネタの品質や食べ手を楽しませる創意工夫は、“りんだイズム”をしっかりと継承。大将の佐々木男駆さん。Tシャツにキャップといういでたちもまた新しい系列店『R』の名物「えびうに」を立ち食いで味わえたり、ここだけのお楽しみとして「隠し球」なる日替わりネタもあったりと遊び心満載。単品も可能だが、最初は採算度外視のネタ尽くしな「男駆おまかせ」7,000円(11貫お椀付き)がおすすめ。オープン後まもなくは、あまりの人気に行列ができたというが、現在は予約制。昼は11:00〜、12:15〜、13:30〜の3部制、夜は17:00〜、18:15〜、19:30〜の3部制となっている。話題性は抜群の『ブルペン』。さてさて、気になるお味は???早速、気になる握りを見ていこう!「えびうに」。「男駆おまかせ」より名物『えびうに』は必食!!!!!コースの最中もとにかく楽しいのが、『ブルペン』流!高校野球を彷彿させるブラスバンドのBGMをバックにした、活気溢れる接客が気分を盛り上げる。名物の「えびうに」は、甘エビの上に、礼文島の塩水ウニがどっさり乗った至極の一品。溢れるほどのウニの量に驚くこと必須!「はがしのトロ」。「男駆おまかせ」よりマグロも一工夫あり!大トロの筋と筋の間の身“はがし”を三枚に薄切りして重ねた「はがしのトロ」も、トロの味わいが口いっぱいに広がる、新しい感覚!「車海老」。「男駆おまかせ」より「車海老」は、八の字に握り、人と人とのご縁を表現。上には、おぼろとわさびを乗せており、味の違いを楽しむことができる。コース外だが、ほとんどの人がオーダーするという「隠し球」600円〜また、コース外でオーダーできる「隠し球」も見逃せない。回転鮨のメニューを本気で作ってみたり、カマトロを炙ったりした逸品が楽しめる。今日のメニューは北海道産キングサーモン「マスノスケ」で握る「本気のオニオンサーモンマヨ」。立ち食い鮨の概念を覆す圧巻の握りと、前代未聞のエンタメ感が楽しめる!ユニークな握りに目を奪われがちだが、シャリは『鮨 りんだ』同様、羽釜で炊き上げるなど、味への探求は確か。立ち食いレベルを超越した握りと、前代未聞のエンタメ感。これぞ、次世代の鮨の楽しみ方と言って過言ではない! 

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ブルペン
place
東京都品川区荏原4-6-1
phone
0364267970
opening-hour
11:00-23:00
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