【比叡山延暦寺】俗世から離れて宿坊を体験。朝のピンとはりつめた空気が独特


2017.02.07

TABIZINE

【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】
京都・滋賀の旅で比叡山延暦寺の宿坊に泊まりました。到着が夜だったので真っ暗な山道をのぼっていくと、琵琶湖畔の夜景が見えました。
どんどん俗世から離れていく感じで気持ちが高まる。これが泊まった宿坊。
お寺の施設なのかと思ったら、普通の旅館ような立派なたたずまいでした。中も普通の旅館と一緒。
お風呂はきれいな大浴場でラウンジまでありました。晴れていたら琵琶湖が一望できそう。
普通の旅館と違うのは土産物屋に数珠など仏教系のものが置かれていた所位じゃないかな。夕食は食堂で。お料理はさすがに普通の旅館とは違い湯葉が中心の精進料理。
合掌して食前観を唱えてから頂きます。
われ今幸いに、仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食を受く、謹んで食の来由をたずねて味の濃淡を問わず、その功徳を念じて品の多少を選ばじ。
「いただきます」他の命からエネルギーをもらって生きているんだってことを感じながらの食事になりました。そして朝。5時半起きです。宿坊に泊まった人しか出られないお朝事(あさじ)に参加するために。お朝事とは朝のお勤めのことです。
眠い目をこすりながら外に出たら一面もやがかかっていました。幻想的で別世界に来ているかのよう。
30分ほどの読経と講和の時間。貴重な体験です。お朝事の後は朝ごはん。
やはり肉や魚は一切ありません。白いご飯がおいしかったです。食後は食後観を唱えます。
われ今、この清き食を終わりて、心がゆたかに力身に充つ。願わくは、この心身を捧げて己が業にいそしみ誓って四恩に報い奉らん。
ごちそうさまでした。宿坊のイメージとは違ったけど、快適でそれはもうありがたいことです。それでもやっぱり、お寺の気配を感じる瞬間があります。朝のピンとはりつめた空気には、何かこの世のものじゃないものが含まれていたように感じました。
[寄稿者:マリ] 

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比叡山延暦寺大霊園
place
滋賀県大津市伊香立上竜華町703
phone
0120724100
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