華やかな王朝世界との共演!奈良の世界遺産・平城宮跡の桜


2015.03.10

LINEトラベルjp 旅行ガイド

奈良の春といえば、次の万葉歌を思い浮かべる人も多いはず。
「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」(小野老)
その歌に詠まれた情景を代表するお花見スポットといえば、世界遺産・平城宮跡をあげないわけにはまいりません。公園化された広大な敷地には数多くの桜が植えられており、復原された宮殿とのコラボレーションが私たちを華やかな天平時代へといざなってくれます。今回は平城宮跡の桜をご紹介しましょう。
桜を愛でながら敷地内を散策しよう!平城宮跡の桜並木
天平時代、天皇の住まいや行政機関が置かれていた平城宮跡には、現在、たくさんの桜が植えられています。ご覧のように、春になると大勢のお花見客で賑わいますが、その敷地は東西1.3キロメートル、南北1キロメートルという広大な規模なので、大勢のお花見客が殺到しても決して混雑するようなことはありません。特定の施設をのぞけば、どこにシートを敷いても構いませんし、もちろん、飲食も可能。あたたかな春の日差しを浴びながら、満開の桜の木の下でお弁当を広げましょう。ただし、飲食で出たゴミは各自でちゃんとお持ち帰りくださいね。
※……写真は2014年のものです。
ほかではお目にかかれない光景!復原された宮殿と桜
なかでも、天平時代の王宮を復原した施設と桜とが共存する光景は、平城宮跡ならではのものといえるでしょう。写真は天皇の即位式をはじめとする国家的行事がとりおこなわれた第一次大極殿と桜とを写し込んだ1枚。桜を愛でながら平城宮の歴史まで学べるなんて、一挙両得ですね。
これは何?復原された礎石と桜並木
平城宮跡を散策すると、ご覧のように、地面に埋め込まれた、白くて大きな石の並びを各所で目にすることができます。この石、いったい何だと思いますか?実はこれ、建物を下で支えていた礎石を復原したものなのです。その向こうには桜並木が続いていますが、礎石と桜という組み合わせもなかなかお目にかかれないはず。平城宮の歴史をしのぶきっかけとなるでしょう。
これは何?復原された礎石と桜並木
こちらでもお花見を楽しんでいる人たちがいますね。桜の後方には築地塀も見えますが、築地塀の内部にはかつて宮内省が存在したと推定されています。復原された建物が立ち並ぶその一画は一般にも開放されているため、お花見にあきたら、ふらりとのぞいてみましょう。
いましか見られない!?1998年に復原された朱雀門と桜との組み合わせ
平城宮跡の南端には、1998年に復原された朱雀門が立っています。写真は朱雀門の南東に位置する池のほとりから撮影した一枚。現在、池のほとりにはたくさんの桜が植えられていますが、将来、その周辺には平城宮跡展示館などの公共施設が建設される予定であるため、写真の光景はいまのうちしか見られないかも知れません。平城宮跡に出掛けたら、ぜひ、こちらの桜並木にも足を運んでください。
おわりに
平城宮跡の桜がいかに美しく、歴史を感じさせるか、おわかりになったのではないでしょうか。広大な敷地を持つ春の平城宮跡を訪れ、桜を愛でながら、のんびりした一日をお過ごしください。 

朱雀門
place
奈良県奈良市佐紀町
phone
0742325106
opening-hour
9:00-16:30(入場は16:00まで)

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