ここはマチュピチュか!?岐阜県にある天空の城「岩村城跡」


2014.09.04

LINEトラベルjp 旅行ガイド

幻想的なペルーの世界遺産「マチュピチュ」を思わせるような天空の城が日本にも実在しました。有名なのは、兵庫県の「竹田城」ですが、今回は日本で一番標高の高い場所に本丸を構えた「岩村城」をご紹介いたします。聡明な女城主が城を守りぬいたことでも有名で、領民たちとともにを形成した城下町は、その面影を今に伝えます。
岐阜県恵那市にその城跡はあります
ペルーにある世界遺産「マチュピチュ」をご存知ですか。ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われるインカ帝国の遺跡ですが、それとよく似ていると注目を高めているのが岐阜県恵那市にある「岩村城跡」です。
標高717メートルの地に本丸があり、諸藩の居城の中では最も高地にある山城です。別名霧が城とも呼ばれるほど霧の発生しやすい箇所にあり、霧に包まれると一層のその幻想さが増します。
マチュピチュもこの岩村城も共に「天空の城」というイメージがぴったりです。
岩村城は戦国時代、聡明な女城主が守り通した
岩村城の歴史は古く、築かれたのは1185年。源頼朝が鎌倉幕府を開く前、その家臣でこの地方の地頭に任命された加藤氏です。
戦国時代には、武田信玄や織田信長がこの城と深く関わることとなり、そのときの城主が女城主で城を守るために自らを犠牲にしてよく戦い、広く領民に慕われていたと伝わります。
江戸時代には岩村藩となり、城下町などが整備され、元禄のころからは松平氏が藩主となりその後明治維新まで松平氏がここを治めることになります。
明治の廃城令により石垣以外は取り壊されてしまいましたが、石垣の保存状態はよく、女城主が篭城の折に利用したであろう井戸も今に残されています。
江戸から昭和までの雰囲気が混在する城下町がどこか懐かしい
JR岩村駅から登城口まで、城下町が1.7キロに渡り続きます。この岩村本通は、国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定され、かつての商家の町並みを今に伝えています。この通りにはお土産屋や飲食店、観光案内所もあり、観光客を官民でもてなしています。
団子・カステラ・そばなど昔からの特産品を扱うお店からハンドメイド雑貨やチーズケーキを販売する所まで、バラエティにとんだお店が並びます。
江戸から昭和までの雰囲気が混在する城下町がどこか懐かしい
城下町では、お店の看板にも注目してみると面白いです。大正・昭和のどこか懐かしい看板が目に飛び込んできます。旧水野家(現薬局)には、自由民権運動を展開した板垣退助が、1882年岐阜で暴漢に襲われる数日前に宿泊したというエピソードもあります。
岩村は日本一の農村景観にも選出
岩村町富田地区は、1989年国土問題研究会より『農村景観日本一』に選ばれています。
その農村風景が一望できる展望台があります。そこにあがりますとのどかな田園風景が広がります。他の田園風景とは違うのどかさ、静けさ、美しさがあり、ここが日本であることを強く意識させます。
この棚田を見ているとお米がいとおしくなります。この恵那地区には釜飯のお店も多く、おいしいお米がたくさんとれる恵那地区ならではと、それも納得です。
岩村地区に行くには
今回紹介した、岩村城跡・城下町・農村景観の展望台へは、車で行くのが便利です。中央高速恵那インターチェンジでおり岩村城を目指してください。お城と城下町は続けて散策できます。展望台はお城からは車で10分程です。
どこか心がおちつく山城にいだかれた岩村のまち。1日かけてゆっくり楽しむことができます。 

read-more
岩村城跡
place
岐阜県恵那市岩村町字城山
phone
0573433057
no image

この記事を含むまとめ記事はこちら