埼玉一ノ宮は3つある!龍神が結ぶ氷川神社「ご来光の道」


2015.06.10

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埼玉県の一ノ宮は、さいたま市大宮区にある「大宮氷川神社」ですが、古来より一ノ宮氷川神社は三社あったといわれ、「中川の中氷川神社(現・中山神社)」と「三室の氷川女体神社」を加えた三社が一ノ宮氷川神社と伝えられています。
更に驚くべきことに、この三社は、龍神伝説で結ばれ、奇跡的に一直線に並んでいる「光の道」と考えられているのです。
今回は、この氷川三社の奇妙な結び付きをご紹介いたします。
「光の道」って何!?
はじめに「光の道」についてご説明しておきましょう。
最初にこの「光の道」を発見したのは、イギリスのアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスで、一直線上に『レイ』という名の付く地名が多いことから「レイライン」と名付けられました。
この『レイ』とは「光」のことで、このレイラインは光が一直線に進む様に例えられ、“聖地を刺し貫く=パワーゾーン”と解釈されたことから、レイラインを探せとばかりにイギリスで大流行し、後に世界中に広まったのです。
日本でも勿論、いくつものレイラインと思える聖地を結ぶ直線が見つかっています。
代表的なものは、千葉県外房の上総一ノ宮にある玉前神社の参道から登った太陽の光が、神奈川県一ノ宮の寒川神社、富士山頂、琵琶湖竹生島の弁財天社、中国地方の名山大山の大神山神社から出雲大社へと一直線に続く、本州を横断する壮大なレイラインです。
そして日本でのレイラインは、春分・秋分、夏至・冬至の太陽の光から「ご来光の道」などと呼ばれており、特に霊験あらたかなパワースポットと考えられているのです。
龍神伝説の源「大宮氷川神社」
さいたま市大宮区にある武蔵国(現在は埼玉県)の一ノ宮『大宮氷川神社』は、毎年正月の参拝客が全国10指に入る著名な神社です。
創建は二千有余年前という由緒を持ち、祭神は、須佐之男命・稲田姫命・大己貴命の三柱で、境内には十数社の摂末社を祀る一ノ宮の名に恥じない大社です。
古の神社の東側には、「御沼」と呼ばれた豊かな恵みを育んでいた神聖な湖沼があり、江戸時代に開発された見沼溜井(溜池)は、こうした伝承から神聖なる龍神が棲むと伝承されました。
現在、境内にある神池は、この見沼の名残といわれ、神聖な神池からの湧水は現在も豊富に注がれているのです。
このように水と密接な関係のある氷川神社は、横浜のシンボルとして山下公園に係留されている日本郵船・氷川丸や、あの戦艦武蔵の祭神として祀られていたのです。
そして埼玉県・東京都の荒川流域(特に旧武蔵国足立郡)に氷川神社が分布するのも、水に深い関係のある一ノ宮総本社ゆえで、その神池は龍神伝説の源とも言えるパワースポットなのです。
龍神伝説の祭祀「氷川女體神社」
さいたま市緑区にあるのが『氷川女體(にょたい)神社』です。
社伝では二千年以上前の崇神天皇時代に、出雲神社を勧請して創建されたと伝えられ、主祭神の奇稲田姫命が、大宮氷川神社の主祭神である須佐之男命の妻であることから、大宮氷川神社を「男体社」とし、氷川女體神社を「女体社」としているのです。
この神社で、古くから最も重要な祭祀が、神輿を乗せた船を沼の最も深い所に繰り出し沼の主である龍神を祭る「御船祭」で、八代将軍吉宗のときに見沼が干拓され“見沼田んぼ”となってからは「磐船祭」と呼ばれ、周囲に池をめぐらせた祭場を設けて龍神が祀られるようになりました。
実際に祭祀が行われたのは明治時代初期までの短い期間でしたが、その遺跡が境内に残っており、埼玉県の史跡に指定されているのです。
このように氷川女體神社もまた、水と深い関係を築いてきた神社で、奇稲田姫命の伝承から「蓮を作ってはいけない」「片目の魚が棲む池」として、龍神伝説が祭祀されるパワースポットなのです。
龍神伝説の祭祀「氷川女體神社」
最後は、さいたま市見沼区中川にある『中山神社』です。
こちらも創建は紀元前95年と伝えられ、別名「中氷川神社」と呼ばれているのは、氷川神社と氷川女體神社の中間に位置していることと、祭神が大国主こと大己貴命で、大宮氷川神社の祭神である須佐之男命の息子であることから、氷川神社の「男体社」、氷川女體神社の「女体社」に対して「簸王子社」と呼ばれています。
毎年12月8日に行われた「鎮火祭」は有名で、炊き終わった炭火の上を素足で渡り、無病息災及び火難が無い様祈願する神事です。
その鎮火祭が行われたのが「御火塚」と刻まれた標中のある一角で、この鎮火祭が変化して現代の火渡り神事となったのです。
このようにここ中山神社は、正反対の火と深い関係があるのですが、かつてこの地は氷に覆われていて、この神事の鎮火祭の火によって「中氷川」の氷が溶けて大地となったことから、この地を“中川”と呼ぶようになったとの伝承があり、龍神伝説を受け継ぐパワースポットと呼ばれているのです。
龍神伝説のご利益「氷川ご来光の道」
これまで見てきたように、祭神の関係と龍神伝説の結びつきにより、氷川三社は三位一体と言われてきました。そして写真の氷川女體神社の扁額には「武蔵国一宮」と記載されていることから、現在でもそう信じられているのです。
そして更に驚愕するのが、この三社の位置なのです。
地図でそれぞれの位置関係を見ていただくとお判りになると思いますが、三社が、ほぼ一直線に並んでいるのです。
これは、太陽は夏至に西北西の大宮氷川神社に沈み、冬至に東南東の氷川女体神社から昇るという、稲作で重要な暦を把握するための意図的な配置と言われており、まさしくご来光の辿る道なのです。
このことから「祭神」「龍神伝説」がご来光の道で結ばれた奇跡の三社は、間違いなく強力なパワーを秘めた奇跡のパワーゾーンであると考えられているのです。
最後に。。。
神秘のパワーか、都市伝説なのかは、読者の判断におまかせしますが、さいたま市に存在する埼玉県一ノ宮の不思議な謎「ご来光の道」を、ご自分で体感するのも、旅の醍醐味でしょう。
ご来光の道と最強の龍神伝説の氷川三社で、ご利益も3倍の最強パワースポットで、運気アップを祈願してみてください!! 

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中山神社
place
埼玉県さいたま市見沼区大字中川145-65
phone
0486863567
no image
武蔵国一宮 氷川女體神社
place
埼玉県さいたま市緑区宮本2-17-1
phone
0488746054
opening-hour
[社務所]10:00-16:00
武蔵一宮 氷川神社
place
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
phone
0486410137
opening-hour
9:00-16:00

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