「BIWAKOビエンナーレ」で近江八幡の新しい魅力を発見


2012.12.19

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ここ数年、地方発のアートの展覧会がますます注目を集めるようになってきました。
自然とアートのコラボ、というテーマのものが多い中、「BIWAKOビエンナーレ」は町とアートというテーマで開催されている、ちょっとめずらしいもの。
今回はアート+αのお楽しみがある近江八幡の会場を訪ねました。
古民家と現代アート、組合せの妙
ビエンナーレとは「2年に一度開催される美術展覧会」という意味。「BIWAKOビエンナーレ」は2001年から始まり、今年で5回目。
回を重ねるごとに着々と規模を拡大し、今回は近江八幡と五箇荘の二つのエリアに国内外の70名ものアーティストが出品しています。
会期も秋口(2012年は9月15日~11月4日)で、町歩きには絶好のシーズン。好きな展示だけを選んでる観ることもできますし、お得な通し券、フリーパスなど、目的に合わせたチケットが用意されていて便利です。
築数百年の古民家(商家)と現代アート、まったく異質なもののように思えますが、それらの融合がかえって面白い効果を生み出しているようです。
展示作品ジャンルは、絵画、写真、オブジェ、彫刻、映像と多岐にわたっていて、内容もいかにも日本家屋にぴったりなものから「なんでこんなものがここに…?」というミスマッチの妙があるものまでさまざまです。
古民家で生命について考える
この作品は前回開催時に好評だったという青木美歌さんの『未生命の遊槽』。
受け継がれる生命を表現しているということですが、その思想的なバックグラウンドと日本家屋の光と影が活かされた、とても魅力ある作品。継続公開というのもうなずけます。
展示は徒歩10分くらいの範囲にちらばっており、スタンプラリー感覚で楽しめます。また、ひとつの家屋に複数の作品があるので、こちらは宝探しといった感覚でしょうか。
江戸時代にタイムスリップする町並み
近江八幡と、今回のビエンナーレのもうひとつの会場となっている五箇荘は、もともと近江商人の町として江戸時代から栄えたところ。
重厚なお屋敷が並ぶ町並みや、琵琶湖への船が往来したというこの八幡堀は情緒たっぷり。京都や奈良とはまた違った「古きよき日本」を感じられる気がします。
江戸時代にタイムスリップする町並み
さらに近江八幡は、いまや全国的な人気店である和菓子の「たねや」の本店がある町。バームクーヘンに長蛇の列ができる「クラブハリエ」も同店の系列です。
日牟禮(ひむれ)八幡の隣、ビエンナーレ会場からもすぐの場所に、喫茶店やごはんも食べられる甘味処を併設した、両店の支店があります。
特にこちらのクラブハリエでは、県外の店舗では買えない生ケーキやパン、焼き菓子を販売しています。たくさん歩いた自分の「ご褒美」に、思う存分お買い物をどうぞ。
こちら以外にも、素敵なカフェや雑貨屋さんがあったり、近江牛を堪能できたりする近江八幡。自分だけのとっておき散歩コースが見つかるかもしれませんね。 

近江八幡
place
滋賀県近江八幡市鷹飼町
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