天草・島原の乱初戦地「大島子諏訪神社」にアマビエ様!


2020.12.24

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キリスト教弾圧と過重な年貢に、民が蜂起した天草・島原の乱。若き総大将、天草四郎率いるキリシタン軍が幕府軍と初めて戦った地。それが、「大島子諏訪神社」です。
そんな歴史ある「大島子諏訪神社」に2020年5月、疫病終息を願いアマビエの石神様が鎮座されました。場所も立ち寄りやすい、国道沿い。世界的に拡がる疫病の退散を、祈って行きませんか。
天草・島原の乱初戦地がココ
江戸時代、キリシタンへの弾圧と過酷な年貢に耐えかね、民が決起した天草・島原の乱。
民衆を率いた天草四郎軍が、幕府軍と戦った初戦地が「大島子諏訪神社」です。天草上島から、下島に入る国道324号線沿い。ありあけタコ街道の、立ち寄りに便利な場所にあります。
神社の道路を挟んだ向かいは海。手前の鳥居は、約250年前、寛永14年(1637年)に建てられたものです。寛永14年は、天草・島原の乱が起こった年。
対岸にうっすらと見えるのは、長崎県の雲仙普賢岳。島原軍と合流するため、参加した人々はどんな思いで海を渡ったのでしょうか。
石神様はアマビエ!?
2020年5月「大島子諏訪神社」には疫病終息を願い、石神様が鎮座しました。
なぜ石神様がここに?
それは「大島子諏訪神社」東側、石神地区の伝承によります。昔、石神地区には珍しい形の石神様が祀られていました。疫病流行時、この石神様に祈ったところ疫病が終息したと伝わっているのです。
石神様の形代は、妖怪アマビエ様です。熊本の海に現れ、疫病流行の予言と「私の姿を描いた絵を、人々に早々にみせよ」と告げ消えたアマビエ様。花飾りをつけ後ろ姿もキュートです。
アマビエ様のご利益を願い、天草の石工で有名な下浦町の黒川保石材店で製作されました。
多様な神様を祀る神社 秋にはお祭りも
アマビエの石神様が鎮座する「大島子諏訪神社」。神社が多様な神様を祀るのは、神道ならではの考え方。
そのため「大島子諏訪神社」には複数の神様が祀られています。写真の天満宮は学業、五穀豊穣、技能芸術の神様。祠をよく見るとハートの飾りがあるんですよ。
その他にも、商売繁盛、開運招福の恵比寿様なども祀られています。
日本は古来から石や自然など、あらゆるものに神様が宿ると考えられてきました。色んな神様に、御参りしてきませんか。
毎年10月第3日曜日には、お祭りも行われます。寛文2年(1662年)から始まった「島子祭り」。神幸行列や、太鼓踊りの奉納もあり賑わいます。
1枚ごと言葉が違う!手書き御朱印
御参りをすませた後は、お賽銭箱前の折敷(おしき)ものぞいてみましょう。ここには、御朱印が販売されています。
丁寧に手書きされた御朱印は、1枚づつ違う言葉。裏面には、アマビエの石神様のついた「大島子諏訪神社」のリーフレット入りです。
四季折々の花咲く 気持ち良い境内
さほど広くはないけれど、整えられた清々しい境内。冬の終わりのハクモクレン、春には桜。秋には銀杏にツワブキ。四季折の花々が神社を彩ります。
境内後方には、休憩できるテーブルもあり。お弁当持参でゆっくりされる方も、見かけますよ。
天草市には街道に山茶花がよく植えられています。冬になると道沿いを、ピンク色に染める花びら。
アマビエの石神様の後ろにも冬になると、たくさんの山茶花が咲きます。季節の花ごとの参拝も、風情がある場所です。 

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熊本
place
熊本県熊本市西区春日3丁目

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