秋名物!京都・八坂神社の鳥居内「二軒茶屋カフェ」栗パフェ


2020.11.28

トラベルjp 旅行ガイド

京都旅行で祇園・東山と言えば、定番の人気観光スポットの中心地。この界隈は見所も多く「へとへとに歩き回っていた…」なんてよくあること。
そんな時は八坂神社の鳥居の内にある「二軒茶屋カフェ」に行ってみましょう。ここは老舗料亭である中村楼のカフェ。蔵を見事にリノベーションした雰囲気の中で美味しい甘味が味わえます。参道を見渡せるテラス席は特等席。紅葉の季節、秋に味わいたい栗パフェは如何でしょうか。
八坂神社の鳥居の内!老舗料亭 中村楼の「二軒茶屋カフェ」
京都の市街を東西に貫く四条通の起点に鎮座する「八坂神社」は、“祇園さん”の愛称でも親しまれる全国の祇園社の総本社。素戔嗚尊をはじめとする神様を祀り、そのご利益は厄除けから縁結びまで多彩です。
そんな八坂神社の南楼門のスグ横の鳥居の内に、老舗料亭 中村楼のカフェがあります。ここは歩き疲れた時など、地元の方がおすすめする癒しのスポットです。
この店は「二軒茶屋カフェ」と言い、参道の風景にとけこむように静かに佇んでいます。店の前で立ち止まると、問答無用に立ち寄りたくなる趣があって、屋根の上には赤いパラソルとテラスが見えます。天気の良い日は、あの場所が特等席です。
その昔、八坂神社の表参道に茶屋が向かい合い“二軒茶屋”と呼び慕われていました。その一つが現在の中村楼ですが、ここに気軽に利用出来るカフェがあるのは嬉しいですね。
気品ある京土産を買うのにも最適!
店内には和菓子などが並び、カフェはその奥の蔵を利用したスペースになります。古い店舗(茶店)の風情をそのままに、上品にリノベーションされた雰囲気は思わず見惚れます。中央のテーブルは竈(かまど)を再利用したもので、店内には井戸も見られます。
人気の「二軒茶屋カステラ」は抹茶と白味噌の二種類あり、「二軒茶屋最中」も評判です。お洒落で品のある京土産を探す場合も要チェックでしょう。
店内の雰囲気も抜群!蔵を利用した風情とテラス席
参道が見渡せるテラス席は、木のテーブルに赤いパラソルとイスが用意され、ハイカラな雰囲気が実に素敵。この特等席が空いていたらラッキーです。
春になると満開の桜が楽しめる参道も、秋が深まる頃の色めきも風情があります。紅葉した木々は目線にあり、その先に見える朱色の楼門。鳥たちの声も近くに感じ、参道を通り過ぎていく人々の賑やかな話し声も風景の一部として溶け込みます。
とても贅沢なテラス席ですが、天候によっては店内の座席の方がおすすめです。
もちろん店内もテラスに負けないほど素敵です。蔵を利用したレトロ感は言うまでもなく、モダンで落ち着いた雰囲気を照明から反射する光の屈折で演出しています。
棚の上には「中村楼」「二軒茶屋」と書かれた重箱がギッシリ入っています。これは飾りではなく、今も現役で実際に使っているものなんですよ。
秋限定!国産栗を使用した贅沢な「栗パフェ」
二軒茶屋といえば、名物の豆腐田楽で知られています。このカフェでは食事メニューもありますが、やはり甘味のメニューが人気です。例えば、「抹茶パフェ」を筆頭に「あんみつ」「わらび餅」が不動の人気を誇っています。
秋には国産栗を使用した贅沢な「栗パフェ」と「栗ぜんざい」が登場します。メニューを見て、定番か?季節ものか?悩みどころですが、秋だからこそ味わえる贅沢な“栗パフェ”は捨てがたいですね。
ちなみに、春になるといちご大福の入った「苺パフェ」が登場します。
この栗パフェは、グラスの中にはミルクアイス、栗のアイス、栗きんとん、栗の甘露煮がゴロっと入り、金箔で上品に彩られています。
栗きんとん&栗の甘露煮、そしてアイスのコラボは言うまでもなく甘いです。しかし、単に甘いのではなく、口当たりの良い食感と共に広がる栗の風味は絶品。思わずニヤッとしてしまうほど口の中は栗に支配されます。栗系のスイーツが好きな方は絶対におすすめの一品と言えるでしょう。 

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二軒茶屋 中村楼
rating

4.0

34件の口コミ
place
京都府京都市東山区祇園町 八坂神社鳥居内
phone
0755610016
opening-hour
11:00-(L.O.17:00)
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