伊勢湾・三河湾の完璧な視界!愛知南知多「羽豆岬」の歩き方


2020.12.02

LINEトラベルjp 旅行ガイド

愛知南知多の羽豆岬は、伊勢湾・三河湾の絶景や歴史ロマンが楽しめるスポット。小高い山の稜線をたどる絶景散策路「恋のロマンスロード」を進むと歴史ロマン溢れるパワースポット羽豆神社に至ります。海を見通す3つの鳥居も必見の見どころ!
羽豆岬の絶景と歴史ロマンを訪ねる散策コースをご紹介します。
恋のロマンスロードを歩こう!
羽豆岬の見どころを巡るのにおすすめなのが「恋のロマンスロード」。羽豆岬の山の稜線にある絶景散策路として知られるとても爽快な道です。羽豆岬の北側にある羽豆神社鳥居口から入ります。
鳥居口から入ると「恋のロマンスロード」に続きます。途中127段の階段がありますが、約350mの「恋のロマンスロード」は登り口付近と展望台前のもう1箇所で、2回に分けて海岸レベルから約26mの高さまで登るため、それほどきつく感じることはないでしょう。なお鳥居口の登り口付近では師崎地層(写真)と呼ばれる崖を見ることができますよ。
「恋のロマンスロード」は、天然記念物に指定された森の中、ウバメガシのトンネルをくぐって行きます。途中木漏れ日を受けながら、木々の隙間から左右に三河湾、伊勢湾の絶景が見え隠れします。立ち止まって景色を堪能してみてはいかがでしょう。
羽豆岬の海抜最高点の絶景!
「恋のロマンスロード」の中間点あたりに展望台があり、この付近が海抜26m程で羽豆岬の最高点。ここに高さ8mの木造展望台があるので、併せて海抜30mを超える高さから景色を眺めてみましょう。ここは羽豆岬からの最高の視界が得られる場所。360度堪能してみてください。午後に、西の伊勢湾を眺めると逆光になり海が光りますよ!
東南方面に視線を振ると渥美半島が驚くほど近く、真正面に伊良湖ガーデンホテルがよく見えます。
さらに東に目を向けると、手前にタコ(多幸)の島として有名な日間賀島、その左後方にアートの島・佐久島、更に左手三河湾の奥に吉良町(旧幡豆郡)方面や行きかう小舟までハッキリと見ることができます。
歴史ロマン溢れる羽豆神社の海を眺める鳥居
展望台から20m程進むと、羽豆崎城址の碑。この地は戦国時代末期から幕末まで家康の旗本で、尾張藩の御船奉行だった千賀志摩守(せんがしまのかみ)の城砦があった場所です。
千賀志摩守は、南知多で最高の視界のこの地に城砦と屋敷を築き、伊勢湾、三河湾、東海一帯の海防や、廻船、鯨漁の監督権を持ち、莫大な利益を上げ、家康の時代から徳川家に貢献しました。
「恋のロマンスロード」は、羽豆崎城址を過ぎると緩やかに下ります。そして見えてくるのが2つ目の鳥居。鳥居の向こうに伊勢湾が見えてきますよ。是非、景色を堪能ください。ここから右回りにUターンして羽豆神社に向かいましょう。
海の見える場所に出て、Uターンすると羽豆神社の本殿が見えます。社の前から振り返ってみてください。左右に羽豆大明神の幟が連なる中、くぐってきた3つ目の鳥居の向こうに碧い伊勢湾が見えます。写真におさめたいおすすめの景色です。
SKE48の聖地で神話と伝説の羽豆神社
羽豆神社の御祭神は、建稲種命(たけいなだねのみこと)。日本武尊(やまとたけるのみこと)の副官として東征に水軍を率いて参加しました。建稲種命はこの地で妻の玉姫と共に毎日この風光明媚な地を散策したと伝わっています。それは「恋のロマンスロード」だったかもしれませんね。
水軍を率いた建稲種命と日本武尊の関係は、尾張藩のお船奉行として水軍を率いた千賀志摩守と徳川家康の関係に似て、とても興味深いものがあります。
羽豆神社本殿を正面に左に5つの境内社、右手に7つの境内社があり、開運、商売繁盛、招福、金運、縁結び、交通安全、学業成就などオールマイティな神様たちがおそろいです。右手の境内社の内、本殿の右隣りにある朱塗りのひときわ大きい祠は八幡社です。境内社を含めお参りしてみてはいかがでしょう。
羽豆岬の大鳥居の北側にはSKE48がこの地を歌った「羽豆岬」の歌碑があり、SKE48の聖地と呼ばれています。幸運を呼びそうなピンクのハートマークに四つ葉のクローバーの絵馬にファンの方達が数多くの応援を寄せています。
羽豆岬をもっと楽しむ観光プラスワン!
羽豆岬をさらに楽しむために、あわせて立ち寄りたいスポットを3つご紹介しましょう。
千賀家は羽豆岬に海防や廻船監督の城砦を構え、平地に屋敷を築きました。その屋敷跡に千賀家之碑があり直径2mの井戸も残っていますよ。羽豆岬は、生母於大の方が知多半島生まれで知多に縁が深い家康始め、徳川義直など尾張徳川家藩主が訪れた徳川家にとり重要な場所でした。
自動車でお出かけの方は、千賀家之碑を先に見学すると便利です。
羽豆神社前の2つ目の鳥居前から降りた大鳥居(写真)脇に宗良親王(むねながしんのう)御詠歌石碑があります。宗良親王は鎌倉時代後期から南北朝時代に足利勢との戦乱の途中、師崎を訪れ御詠歌を詠んだと云われており、この地に立派な石碑が建立されています。
宗良親王石碑の奥に建稲種命の妻・玉姫の祠があるので、これも見逃すことができません。SKE48の「羽豆岬」歌碑はこの大鳥居の北側にあります。
大鳥居から海岸沿いに右回りに、羽豆神社鳥居口に戻る散策もおすすめ。大鳥居の右手が「待合浦」と呼ばれる海岸で、玉姫が建稲種命の東征からの帰還を待ったと云われています。
建稲種命は東征後、日本武尊と別れ、船で帰還しようとしますが伊豆沖で遭難して亡くなりました。その遺骸が流れついた場所が宮崎海岸(旧幡豆郡吉良町)だと云われています。近くには「幡頭神社(はずじんじゃ)」があり、こちらも建稲種命を祀っています。 

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羽豆岬
place
愛知県知多郡南知多町師崎字明神山
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