木桶で食す！地元食材にこだわった「小田原ラーメン鯵壱北條。」

かつて関東最大級の宿場町であった小田原の城下町には、地元の新鮮食材にこだわり抜いたラーメンが食べられる「小田原ラーメン鯵壱北條。（あじいちほうじょう）」があります。風情ある街並みの一角に佇む古民家を改築した店舗では、木桶でラーメンを食べるという、古風なようで斬新な食体験をすることができるのです！
小田原城から歩いて6分、小田原かまぼこ通りの入口にある鯵壱北條。で、唯一無二の食体験をしてみませんか？
古民家を改築した情緒ある店舗
北条氏の居城であった小田原城から歩いて6分、城下町「小田原かまぼこ通り」の入口にはラーメン店「鯵壱北條。（あじいちほうじょう）」が佇んでいます。黒を基調としたスタイリッシュながらに情緒ある店舗は、大正12年築の古民家を改築した建物です。
カウンター席やテーブル席以外に、小あがり席もある店内では、なんとも小田原らしさを極めた究極の小田原ラーメンを食べることができます！そして鯵壱北條。では、ラーメンをさらに小田原らしく魅せる提供スタイルにもこだわりがあります！
世界に紹介したい木桶で食べるラーメン！
鯵壱北條。では、小田原食材にこだわったラーメンを、丼ではなく木桶で提供します。小田原の伝統工芸品の一つである木桶で提供されるラーメンは、和の雰囲気を演出し、風情のあるラーメンシーンを作り出してくれますよ。
実はその昔、江戸時代には店舗の場所あたりに木桶屋があったと言われています。ラーメン一杯で歴史を感じさせるというのも風流ですね。木桶ラーメンはビジュアルインパクトもあるので、SNSを通して、国内にいる人だけでなく海外にも自慢したくなるラーメンです！実際、口コミが広まって海外からも観光客が訪れてくるお店ですよ。
地元食材にこだわり抜いた究極の小田原ラーメン
鯵壱北條。の魅力は、地元である小田原の素材を活かし、究極の地産地消を実現したラーメンであること。小田原・早川漁港で水揚げされた鯵と小田原の銘水ミネラルウォーターを使ったスープに、地元の新鮮な有機野菜が加わります。麺は無添加の自家製麺です。「じんだ（小鯵）」と「鯵節」で出汁をとったスープに、針生姜と白胡麻の風味、もやしとにんじんの食感がいいアクセントになっています。
そして仕上げに飾られた小田原名物の蒲鉾が、木桶ラーメンのビジュアルを引き立てます。蒲鉾は四季を表現した模様が描かれ、季節感も味わわせてくれるラーメンです。ニンニクや唐辛子のペーストで味に変化をつけることもできます。木桶スタイルのラーメンには醤油と塩があり、一番人気は濃厚なコクが感じられる鯵醤油です。見た目はどちらも一緒です。ラーメン以外に、つけ麺スタイル（冷盛り・熱盛り）でも提供していますよ。
小田原城下町で、地産地消を極めた木桶ラーメンを！
鯵壱北條。は、「小田原宿なりわい交流館」のかまぼこ通りを挟んだ隣にあります。網問屋を再整備した観光案内所である「なりわい交流館」では、無料でお茶を飲みながら休憩することもできますよ。鯵壱北條。の場所は小田原散策をするにも最適なエリアなので、小田原に着いたらまず鯵壱北條。へ向かい、なりわい交流館で旅の情報収集をするのもおすすめです。
ラーメンが好きな人なら、小田原に来て鯵壱北條。に行かないという選択肢はあまりに勿体ないと言い切れるほど、唯一無二の食体験ができるラーメン店です。かつて関東最大級の宿場町として栄えた小田原で、小田原の歴史と食材が詰まった木桶ラーメンを試してみるのはいかがでしょうか。大体昼頃から営業して、スープがなくなり次第で終了となるので注意してくださいね。　