ドームシアターで長岡花火も!新潟「道の駅 ながおか花火館」


2020.11.05

トラベルjp 旅行ガイド

新潟県長岡市といえば、2日間で100万人超の観客を集める「長岡まつり大花火大会」が開催される街。ここに2020年9月、新しい道の駅がオープンしました。その名も「道の駅 ながおか花火館」。充実した物産館やイートインコーナーに加え、長岡市が誇る“長岡花火”が一年中楽しめる長岡花火ミュージアムを備えた新タイプの道の駅です。長岡花火が大好きな人も、まだ見たことがない人も、必見です!
飲食・買い物だけじゃない新感覚の道の駅
例年8月2日・3日に長岡市で開催される「長岡まつり大花火大会」は、日本三大花火の1つにも数えられる有名な花火大会。天空に直径約600mの花を咲かせる正三尺玉、2つの橋から光の滝が流れるナイアガラ、「復興祈願花火フェニックス」をはじめとする感動的な音楽付きスターマインなど、豪華なプログラムで高い人気を博しています。
そんな長岡市に2020年9月に「道の駅 ながおか花火館」が誕生。名前のとおり、道の駅としての機能だけでなく、「長岡花火」の魅力も楽しめるエンターテインメント性の高い道の駅です。
地場産品等を販売する「越後長岡御貢屋(おみつぎや)」、ダイニングレストラン「HIGHT AMBITION」、フードコート「ながおかKitchen」といった「道の駅」としての休憩・飲食・物販機能に加え、長岡花火についての豊富な展示やドームシアターのある「長岡花火ミュージアム」を併設しています。
ドームシアターでは長岡花火を“体感”!
「道の駅 ながおか花火館」のコア施設ともいえる「長岡花火ミュージアム」。長岡花火や、花火そのものについての多彩な展示を見ることができます。中でも人気が高いのは、2階にあるドームシアター。
「長岡花火ミュージアム」自体は無料で見学できますが、ドームシアターは有料です。名前のとおりドーム型の天井がスクリーンになっています。映画館のように並ぶシートは深くリクライニングできるので、天井いっぱいに映し出される映像をゆったり観賞できます。またこのシート、花火の開く音に合わせて振動します。花火を見る、聞くだけでなく、体でも感じることのできるシアターなのです。
2020年10月現在では、「長岡まつりと大花火大会~長岡花火に込められた想い~」を1日4回上映しています。長岡市と長岡花火の歴史についての約30分のプログラムで、映像の中では長岡花火の「正三尺玉」や「復興祈願花火フェニックス」などの代表的な花火を見ることができます。
長岡花火が好きな人にはダイジェストとして楽しめ、見たことがない人には予習にもなるプログラム。なおプログラム内容は変更になることがあります。
ドームシアターはチケット購入制で、売り切れることも多々あります。上映時間直前に来てすんなり見られることは少ないので、「道の駅 ながおか花火館」に到着したらまずチケット購入することをお勧めします。ずっと後の時間のチケットしか残っていないこともあるので、時間には余裕をみておきましょう。早々に売り切れることもあるので、ぜひ公式サイトの情報もチェックしておいてください。
展示室では花火の資料だけでなくゲームも
「長岡花火ミュージアム」の展示室は、2階分の高さのある広い空間に、「長岡花火」に関する展示がいっぱいに詰まっています。花火の構造や打ち上げなど花火そのものについての解説や、長岡花火の歴史、過去のポスターの掲示、長岡市内のジオラマなど、いろんな角度から長岡花火について紹介しています。
展示室の真ん中には、幅15m、高さ6mもの大きな壁があるのですが、これはスクリーンにもなっています。入り口側には長岡市や花火に関するさまざまな映像が映し出され、反対側では花火ゲームが楽しめます。
平原綾香さんの「ジュピター」が流れる中、腕を大きく振り上げると花火が上がり、チームごとに打ち上げ数を競います。長岡花火の看板プログラム「復興祈願花火フェニックス」を自分で打ち上げている気分が楽しめますよ。おなじみのフレーズ、「打ち上げ、開始でございます!」から始まるという花火ファンの心をくすぐる演出がたまりません。
花火玉のレプリカや模型、打上げ筒などの展示もあります。細かい解説もたっぷりで、花火ファンが見ても読みごたえありですが、さらっと眺めれば美しい花火ギャラリーとして楽しめます。
<長岡花火ミュージアムの基本情報>
開館時間:10:00~17:30
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)、12/31~1/2
※保守点検等による臨時休業あり
シアター観覧料:高校生以上600円、小・中学生300円
長岡・新潟の人気店が並ぶフードコート
「長岡花火ミュージアム」の東側に延びるA棟「ぷらっとモール」には、気軽に食事や休憩ができるフードコート「ながおかKitchen」と、24時間営業のセブンイレブンがあります。
花火を思わせる照明が輝く「ながおかKitchen」には、地元長岡駅前で長く愛されてきて、現在はここでしか食べられない洋風カツライスのお店「松キッチン」、長岡ポークを使ったしょうが焼きやトンカツの定食が食べられる「なごみ食堂」、新潟の人気ラーメン店「ラーメンのろし」など、総勢12店舗が並びます。
フードコートには、長岡の有名な酒蔵「吉乃川」も入っているのですが、日本酒はもちろん、2019年から醸造を始めたクラフトビールを飲めるのが注目ポイント。米麹を使うなど、日本酒の蔵元らしいこだわりのクラフトビールが味わえますよ。
<フードコート ながおかKitchenの基本情報>
営業時間:11:00~20:00
甘党も左党も花火党もみんな満足「御貢屋」
ミュージアム南側のB棟「いっぴんモール」には、地元食材を活かしたビッフェスタイルのレストラン「HIGHT AMBITION」、地場産品等販売スペース「越後長岡御貢屋(おみつぎや)」が並びます。
「御貢屋」は、食の宝庫新潟らしい美味しいものから、新潟各地の工芸品、花火大会で人気のグッズまで、新潟の魅力が満載。
長岡花火の華やかなパッケージの「長岡花火かすてら」は「ながおか花火館」の限定品で、洋菓子では一番人気。長岡産コシヒカリ米粉入りで、お値段もお手頃です。その向こうの長岡花火カレーは、なんと新潟産の洋ナシ・ルレクチエ入り。さらに花火をイメージさせる、後乗せの金箔が入っていて、ちょっと意外なお土産として喜ばれそう。
また、新潟といえば、ブルボンや亀田製菓など、全国規模で人気の菓子メーカーがたくさんありますが、店内にはさまざまなメーカーの新潟限定品も置かれています。お値段が手頃なものも多いので、バラマキ菓子にもおススメですよ。
美味しいものがぎっしりの新潟で、忘れてはいけないのが日本酒。「御貢屋」にも、新潟の自慢のお酒がたくさん並びます。試飲コーナーでは、長岡の16の酒蔵に新潟県内の酒蔵を加えた計18種のお酒を利き酒できます。
長岡や越後の食と文化をじっくり楽しめる「道の駅 ながおか花火館」。ドライブの立ち寄りだけじゃなく、家族での休日のレジャーにもぴったりです。そして花火ファンも花火が恋しくなったら、ぜひドームシアターへ行ってみてくださいね。
<レストラン HIGH AMBITIONの基本情報>
営業時間:11:00~22:00
<御貢屋の基本情報>
営業時間:10:00~19:00 

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道の駅 ながおか花火館
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3.0

3件の口コミ
place
新潟県長岡市喜多町707
phone
0258867766
opening-hour
[長岡花火ミュージアム、越後…
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