映える浜松「秋葉山本宮秋葉神社 上社」で天空とパワスポの開運めぐり


2020.12.07

トラベルjp 旅行ガイド

運気を上げたい、気分を一新したい、自然からパワーをもらいたい、そんなときは映えるパワースポット神社「秋葉山本宮秋葉神社 上社」を参拝しませんか。東海屈指の霊山・浜松天竜区にある秋葉山山頂に建つ「秋葉山本宮秋葉神社 上社」では秋葉山の麓からの開運巡拝や、標高866mの天空に輝く黄金の「幸福の鳥居」、かわいいハート石、霊験あらたかなお守りなど、ここでしかできない体験で気分と運気を上げられますよ。
全国の秋葉神社の総本宮「秋葉山本宮秋葉神社」
浜松市天竜区にある「秋葉山本宮秋葉神社」は、東海屈指の霊山・秋葉山を神体山と仰ぎ、秋葉山山頂に「上社」、山麓に「下社」を配置する、日本全土に存在する秋葉神社の総本宮。
創建は和銅2(西暦709)年、現在の上社の場所に「岐陛保神ノ社」として建てられました。時代と共に「秋葉大権現」「秋葉神社」と名称を変え、現在の「秋葉山本宮秋葉神社」に改称されたのは昭和27年になってからのことです。
さらに、昭和18年には大火により社殿のほぼすべてが焼失し、現在の「秋葉山本宮秋葉神社 上社」は昭和61年に完成しました。再建までの間、秋葉山の麓に下社が造営され、信仰を集めてきました。
「秋葉山本宮秋葉神社」の御祭神は、火を司る神さまである「火之迦具土大神」。伝統行事「秋葉の火まつり」は毎年12月15、16日、秋葉山本宮秋葉神社 上社」で行われ、三尺坊という天狗様が出現したといわれる地に祀られた「秋葉寺」では火渡りの神事が行われます。
特に16日の夜に斎行される防火祭では、秋葉山本宮秋葉神社だけに伝承された、弓の舞・剣の舞・火の舞の三舞が舞殿で奉納され、難を払い、幸せを願う人々で大変なにぎわいを見せます。
また、足利尊氏や武田信玄、豊臣秀吉、加藤清正など名立たる武将から数多くの刀剣が奉納されたことから、武運長久の神としても崇敬されています。永い年の流れにより現存する奉納刀はそれほど多くはないものの、重要文化財3振を含む貴重な刀剣が御神寳として大切に収蔵されています。
運気も気分も上がる開運参拝
「秋葉山本宮秋葉神社 上社」の参拝は、車、臨時バス(11月~1月の決まった日のみ運行)、下社から表参道を歩く、の3通り。
一般的には、車で上社の大鳥居まで向かい、季節の山野草や野鳥のさえずり、樹齢数百年の秋葉杉の息遣いを感じながら、紅葉坂の石段を上って本殿を目指します。途中には、上社の見どころのひとつとされる「西ノ閽の神門(にしのかどもりのしんもん)」があり、開運の力と鋭い眼光を持つ「青龍」「朱雀」「玄武」「白虎」の四神からパワーをいただくことができます。
晴れた日にチャレンジしたいのが、下社から初級のハイキングコースにもなっている表参道を歩いて上社を目指す開運参拝。
先人が歩いた表参道には、昭和後期までにぎわいを見せた「富士見茶屋跡」や「秋葉寺(しゅうようじ)」、境内唯一の江戸時代の建築物「東の神門」、木から生えた取手を握ると木から力を与えられたような感覚になれる不思議な大杉、ハートの小石などパワースポットが点在し、巡拝する楽しさもありますよ。
上社に到着したら手水所に向かい、火打石の切り火で心身を清め、権現造りの立派な本殿をお参りします。
上社の絶景&かわいい開運スポット
標高約866mに黄金に輝く「幸福の鳥居」は、くぐれば開運、見れば幸せな気持ちになれる上社の人気スポットです。
早朝なら美しい雲海と、日中なら遠都淡海や遠州灘の眺望を、夜は満天の星空と灯篭のライトアップが鳥居を引き立たせ、さらに天気の良い日には幸福の鳥居の額縁から黄金のハートマークが見られることもあったりと、いつ何時も素晴らしい絶景とパワーがあなたを迎えてくれます。
幸福の鳥居をくぐった先には「神恵岩」があり、晴れた日には火打石のお祓いをすることができます。お祓いのなかでも火のお祓いは最も強い祓いなので、しっかり切り火で悪を祓い、良い運気を取り込みましょう。
さらに、境内や表参道には、ハートの形をした小石がいっぱい。雨日は景色が楽しめませんが、このハート石は別。雨に濡れて艶やかに輝き、元気を与えてくれます。境内のハート石は、テレビ番組で武田信玄の刀を見に来た人気アイドルが植樹した木の下に置かれているので、すぐに見つかりますよ。
最強もかわいいも揃うおみくじ&お守り
天狗が棲む山で知られる秋葉山。授与所にも天狗やヤツデの葉をモチーフにしたおみくじやお守りがずらり。中でも、真っ赤なフォルムと愛嬌のある表情が目を引く「天狗おみくじ」は、手のひらに収まるかわいい天狗が持ち帰れるとあって女子に人気です。
炎のような鮮やかな橙色が印象的な神赫守(かがやきまもり)は、伝統行事「秋葉の火まつり」で用いられた松明が入った希少なお守り。この松明は昔から争奪戦がおこるほど霊験あらたかなもので、現在は16日の夜に斎行される防火祭の後に抽選で授与されています。
お守りは、防火祭に参加できなかった人や抽選に漏れてしまった人のために、数量限定で用意されています。
「天狗の皿投げ」は、お皿三枚、おみくじ、お守りがついた上社のみの願掛け。素焼きのお皿に願い事を書き、手水舎近くの境内下に設置された輪に投げ入れます。輪の中に皿が入れば祈願成就、輪の近くなら努力すれば報われるといわれています。
食堂と土産屋を兼ねた「秋葉茶屋」で一服
境内にある食堂と土産屋を兼ねた「秋葉茶屋」は、歩き疲れた参拝者のオアシス的存在。
お土産コーナーでは浜松の名産や銘菓、秋葉本宮秋葉神社オリジナルが並びます。「黄金らすく」は、黄金の鳥居をモチーフにした秋葉本宮秋葉神社オリジナル商品で、黄金のパッケージに浜松特産の三ヶ日みかんを使用した黄色いシュガーラスク。手にするだけで運気が上がりそうなお土産は、幸せのおすそ分けにぴったりです。
1月~節分までの期間限定で販売される「秋葉豆」も、秋葉本宮秋葉神社のオリジナル商品。炒り大豆にきな粉と黒糖をコーティングした懐かしいお茶菓子は、老若男女から人気です。秋葉茶屋には、このほかにも期間限定のここでしか買えないお土産が並ぶので、参拝したら店頭を覗いてみてくださいね。
お土産コーナーの隣にあるセルフサービスの食堂には、地元特産の大椎茸をまるまる使ったそばやうどんがいただけます。肉厚の椎茸は、プリッとした歯ごたえと噛めば噛むほど旨味が染み出るのが特徴で、椎茸好きにはたまらない逸品です。秋葉茶屋は営業日が限られているので、買い物や食事を楽しみたい人は下記の秋葉茶屋のリンクで確認してから、旅の計画を立ててくださいね。
車でも歩いても行ける「秋葉山本宮秋葉神社 上社」。時間を作って表参道を歩いて心をスッキリさせたり、境内の景色やパワースポットから元気をもらったりして、存分に御神徳と護加護を受けてくださいね。 

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秋葉山本宮秋葉神社
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4.5

37件の口コミ
place
静岡県浜松市天竜区春野町領家841
phone
0539850111
opening-hour
8:00-16:00
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