嵐山散策の休憩に!トロッコ嵯峨駅「SL ROMAN CAFE」でお茶を


2020.10.28

LINEトラベルjp 旅行ガイド

京都の観光地といえば、嵐山を一番に思い浮かべる方も多いでしょう。山紫水明の風景に惹かれ、王朝貴族も愛した地。ここには4本の鉄道の駅があり、今回ご紹介するのはその一つ、「嵯峨野観光鉄道」のトロッコ嵯峨駅です。ここにつくられた「SL ROMAN CAFE」は、駅構内というだけでなく、SLも展示されているカフェ。天井も高い空間で、嵐山観光のひと休みをするのにもお勧めです。
王朝貴族も現代人も心惹かれる嵐山
山荘を持ち舟遊びに興じたという王朝貴族だけでなく、現代も多くの人が訪れているのが嵐山や小倉山のふもとです。京都市の北西部であるここに4本の鉄道が通っていることでも、重要な場所だというのがおわかりいただけるでしょう。
南側には阪急の嵐山駅。そして嵐電嵐山本線の嵐山駅。もちろんJRの嵯峨嵐山駅もあり、そのJRの駅に隣接するのが、ご紹介する嵯峨野観光鉄道、通称「嵯峨野トロッコ列車」のトロッコ嵯峨駅です。
渓谷沿いを走るトロッコ列車の始発駅「トロッコ嵯峨駅」
嵯峨嵐山と亀岡をむすんで、車窓から保津川渓谷の景勝を楽しめる嵯峨野トロッコ列車。春の桜の季節はもちろん、涼しさがうれしい夏、そして秋の紅葉…と四季を通してたくさんの観光客を運んでいます。
実はこの路線、元はJRの嵯峨野線(山陰本線)でした。JRが複線化によって違うルートを通るようになったので、渓流や奇岩が連なる景色がみられるこの線路を観光用のトロッコ列車が走るようになったのです。
ご紹介する「SL ROMAN CAFE」があるのは、トロッコ嵯峨駅の中。2018年にニューオープンしたカフェです。
トロッコ列車の待合所を通り過ぎた奥にある広々ホール
駅構内に入れば、トロッコ列車の時間を確認する人や、予約をとる人、そして予約した列車の改札を待つ人で賑わっていることでしょう。列車の改札口を右側に見ながら少し奥へと進むと、写真にもあるカフェのマークの案内が見えてきます。
駅の奥側にあるせいか、改札付近の混雑に比べるとカフェがあるホール内は人が少なめ。
ここにはカレーライスやサンドイッチなどの軽食もあり、飲み物はコーヒーやジュース類はもちろん、京都らしく薄茶(お抹茶セット)も。さらに抹茶を使ったビールもメニューに入っています。列車の待ち時間利用なら、駅構内なので乗り遅れの心配も減らせます。
嵯峨路を走った蒸気機関車
ここの特徴はなんといっても広めの空間と、奥に置かれた蒸気機関車です。写真では3台あるように見えますが、後ろ側にももう1台。それぞれ大きさも造りも違うので、時間があればぜひゆっくりと蒸気機関車を見学してください。
今はトロッコ列車が走っていますが、かつてはこのような蒸気機関車が走っていた保津川渓谷沿い。機関車の説明も添えられているので、機関車がたどった歴史も感じ取ってみてください。
そして、大きな蒸気機関車を見た後に、いったい何?と思うのがこちらです。
明治の中期に、蒸気でも電気でもなく、人力の列車が走っていた時代があったのです。これがその、約60年ほど存在し、庶民の足だった「人車鉄道」。夏目漱石や芥川龍之介などにとっては身近な存在だったようですよ。
トロッコ列車の乗降だけでなく、ちょっと個性的な「SL ROMAN CAFE」もあるトロッコ嵯峨駅。もっと時間がある方のために、駅の見どころをもう少し紹介しておきましょう。
さらに鉄道に浸れる日本最大級のジオラマ
それが、ここにあるもう一つの個性的な施設、「ジオラマ京都JAPAN」です。日本最大級のスケールをもつ鉄道ジオラマで、もちろんジオラマ内の列車の操縦も可能。さらに世界遺産なっている京都の有名な建築物の間を列車が走るのも見どころです。親子でもデートでもお勧めなので、時間があればこちらにも。
さて、そろそろ予約したトロッコ列車の時刻でしょうか?トロッコ列車で亀岡まで渓谷の美を楽しんだ後は、船頭さんのおしゃべりも楽しい「保津川下り」で亀岡~嵐山を楽しむのがベストです(下記関連MEMOを参照ください)。
どうぞ、自然たっぷりの嵯峨・嵐山で、充実した旅時間をおすごしください。 

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トロッコ嵯峨
place
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町

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