最南端の天岩戸伝説!沖縄・伊平屋島「クマヤ洞窟」を訪ねよう


2020.02.16

LINEトラベルjp 旅行ガイド

天照大神が神々の争いを見かねて洞窟に隠れてしまったという天岩戸伝説。その神話がなんと南国沖縄の地にあることをご存知でしょうか?日本最南端の天岩戸伝説の地は伊平屋島「クマヤ洞窟」にあり!神話の舞台にふさわしい迫力十分な離島の名所を訪ねてみましょう。
沖縄県最北端の有人島「伊平屋島」
伊平屋島は沖縄県内では最北端に位置する有人島。本島北部の運天港からフェリーで渡るという不便さゆえに、なかなか観光客は足を運ばない島といっていいでしょう。しかしそのおかげで残る美しい海や豊かで雄大な自然が訪れた人を魅了する島なのです。
そして伊平屋島は日本全国各地に残る「とある伝説」の最南端の地でもあるのです。その伝説の地とは伊平屋島最北端のクバ山のほど近く、海岸沿いにあるクマヤ洞窟。伊平屋島では一番有名な観光スポットのひとつです。
『その昔、天照大神が素戔鳴尊の悪事を諌めるために洞窟に身を隠し、世の中は真っ暗になった・・・』
このクマヤ洞窟に伝わる伝説とは、なんと天岩戸伝説!日本列島にも数多く伝わる天岩戸伝説。ここクマヤ洞窟はその伝説の最南端の地とされている場所だったのです。
沖縄に伝わる天岩戸伝説!?
本土と異なる独自の琉球神道が色濃く残る沖縄で、天照大御神の伝説が?にわかに信じがたいそんな説を唱えたのは江戸時代の国学者である藤井貞幹。神武天皇が生まれたのは伊平屋島であり、その根拠としてクマヤ洞窟こそが天岩戸伝説の地なのだと唱えたのです。
そんなクマヤ洞窟はそびえ立つ大きな岩山の陰にあります。海岸沿いの道路から階段を上がって入口まで行きましょう。
沖縄といえば琉球石灰岩の浸食による鍾乳洞が各地にあり、観光スポットになっているものも多く存在しています。それらは鍾乳石が垂れ下がる独特の景観をもつものですが、ここクマヤ洞窟はそういった雰囲気はありません。
クマヤ洞窟は2億年以上前のチャートと呼ばれる堆積岩が波や風による浸食を受け、長い年月をかけてできたものなのです。そして複雑に大きく湾曲した地殻変動の証は、その迫力に圧倒されるものがあります。
そんな地殻変動の産物であろう、岩の隙間がクマヤ洞窟の入口。ちょっと怯んでしまいそうなほどに狭い岩の隙間ですが、奥へと入っていきましょう。
神秘的なクマヤ洞窟
狭い入口からは想像もつかないほど、クマヤ洞窟の中は広々としています。国学関連の大学の研究機関や、沖縄史跡研究者もたびたび調査に訪れるというクマヤ洞窟。一度ここへ足を運べば、なるほどここが伝説の地か!とうなずけるだけの神秘的なムードを醸し出しています。
神が籠った洞窟ということで籠屋(クマヤ)洞窟と名付けられたこの洞窟も、外に出てみれば天岩戸伝説とはミスマッチな沖縄らしい美しい海が眼下に広がります。昭和33年には沖縄県の天然記念物にも指定されているクマヤ洞窟、伊平屋島に来たならば必訪の観光スポットですよ! 

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クマヤ洞窟
place
沖縄県島尻郡伊平屋村田名
phone
0980462001
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