絶景とグルメを満喫!憧れの「しまなみ海道」をレンタサイクルで


2019.04.09

トラベルjp 旅行ガイド

広島県尾道市と愛媛県尾道市にわたり70kmほど島々を繋いで自転車で渡れる海峡があります。その名も「しまなみ海道」!近年は、自転車のメーカー直営のレンタサイクル、サイクリストの聖地碑の設置、グルメスポットの充実化などサイクルツーリズムが図られ、この海道の景色の素晴らしさも相まって、ますます世界から注目を集めています。そんな日本を代表する「しまなみ海道」のサイクリングにチャレンジしてみませんか!?
走行性の優れたスポーツ自転車をレンタルしよう!
まずこのプランに必須な「しまなみ海道」を走りきるために必須な自転車を調達しましょう! 海道のスタートもしくはゴール地点となる広島県尾道市と愛媛県今治市にてレンタサイクルを利用できます。
自転車には様々な車種がありますが、おすすめするのはクロスバイクやロードバイクといった「スポーツ自転車」です。近年、弱虫ペダルなどの影響で人気になっている楽に長距離を走るための自転車です。
ギアで多く変速ができるため坂で登りやすく、またママチャリに比べて走行性が高いので「しまなみ海道」のシーサイドロードを爽快に走り抜けることができます!この感覚はスポーツ自転車ならではです。
乗ったことない方はハードルが高いと思われるかもしれませんが、心配いりません!各レンタサイクルでは、しっかりと操作や走り方についてレクチャーしてくれます。また、しっかり整備された自転車を貸していただけるので安心ですよ。
スポーツ自転車は以下のお店で借りることができます。
広島県尾道市・・・ジャイアントストア尾道、レッドバイシクル尾道
愛媛県今治市・・・サンライズ糸山、ジャイアントストア今治
特にサンライズ糸山は、乗捨て可能なサイクリングターミナルが海道の途中に沢山設置されているので、便利でおすすめです。またジャイアントストアも、尾道⇔今治で乗り捨て可能ですよ!
世界で唯一の海峡横断サイクリングロード「しまなみ海道」の絶景たち
それでは自転車に乗って走り出しましょう!一度「しまなみ海道」へと走り出せば、そこには美しい瀬戸内海の風景が様々な角度で広がります。
その中でも、特におすすめなのは、尾道から数えて1つ目の向島の南沿岸です。なぜなら、2つ目の因島へと続く「因島大橋」と瀬戸内海がコラボレーションした絶景を眺めながら、極上のサイクリングが楽しめるから! ここを走り抜ける爽快さは筆舌に尽くしがたいものがありますよ。
また、道の至る所にある造船所も瀬戸内海らしさを演出してくれます。実は、この瀬戸内海一帯は、国内で造船量首位を誇る「今治造船」 を筆頭に、様々な島にドッグが設けられています!人間の生業と自然が結びついた一つの形。こうした瀬戸内ならではの風景が旅情を高めてくれますね!
そして運が良ければ出会える絶景が、夕暮れの来島海峡大橋です。条件が揃うと「しまなみ海道」最後の島である「大島」と四国の今治をつなぐ、長大な海峡大橋の先に、暖かな太陽が沈んでいく感動的な情景を目にすることができます。
早朝に尾道を出れば、ちょうど夕方でこの橋を通るプランが組めるのでおすすめ!「しまなみ海道」来たら、一番見て欲しいシチュエーションです。
瀬戸内らしい名物補給の連続!「しまなみ」はグルメな海道
自転車に乗るサイクリストの間では、サイクリングの最中にサクッとカロリーを摂取できる「補給」が重要ですが、さすがサイクリングの聖地の「しまなみ海道」!食べ物についても抜かりがないんです。
特に充実しているのは「スイーツ」!島々で特色のあるラインナップを見せてくれます。生口島の瀬戸田レモンブッセや、大三島のアイス最中などなど。
その中で特におすすめなのは、因島の「はっさく大福」です!甘い餡と餅が、ジューシーなはっさくと完璧なコラボレーションです。酸味と甘みのギャップにはまること間違いなし!
<はっさく屋の基本情報>
住所:広島県尾道市因島大浜町246-1
電話番号:0845-24-0715
アクセス:尾道市から10km
また、がっつりしたメニューも多数あります!尾道の広島風お好み焼きや、伯方島の塩ラーメン、大三島の海鮮丼など。どれも最高のメニューばかりですが、一番のおすすめは今治の「焼豚玉子飯」です。
文字通り、ご飯の上に、焼き豚と目玉焼きが乗っているだけのシンプルなメニューですが、これが脳天を貫くような美味しさ!思わずかき込まずにはいられない最高のB級グルメですよ!
<白楽天の基本情報>
住所:愛媛県今治市常盤町4丁目1-19
電話番号:0898-23-7292
アクセス:今治駅から徒歩5分
1泊2日でのんびりするも良し!日帰りで楽しむのも良し!
広島県尾道市⇔愛媛県今治市を70km走り抜いたら、取れる選択肢は3つあります!(1)宿に泊まって、次の日スタート地点まで戻るか、(2)自転車を乗り捨て、(3)バスに自転車を載せて、スタート地点まで戻る。この3つです!
まず(1)は時間に余裕があり、ゆっくり楽しみたい人におすすめです。尾道にも今治にもサイクリングをする人向けに多くの宿があるので安心ですよ。また帰りにスタート地点へ戻るのが大変という方は、船やバスを使って走る距離を減らせるので、ぜひ利用してみてください。
(2)尾道と今治に同系列のレンタサイクルのお店がある場合に利用できる場合が多いです。これであれば、スタート地点へと自転車を返す手間が省けるので、一番利用しやすいでしょう。
(3)おのみちバス(株)が運行する「しまなみサイクルエクスプレス」は、自転車の前輪を外すだけで、バスに自転車を積むことができるので、「しまなみ海道」を往復走らなくともスタート地点へ戻ることができます。海道の途中の島からも利用でき、とても便利なので、自分の体力と相談して利用してみると良いでしょう。
非日常の「しまなみ海道」自転車旅にチャレンジしよう!
自転車に普段乗らない人にとって、レンタサイクルで70kmも走るというのは未知の世界でしょう!しかし「スポーツ自転車」を使えば、驚くほど進むことができますし、「しまなみ海道」はアップダウンが緩く少ないので、休憩しながらゆっくり行けば、誰でも走破できるコースになっています。不安であれば、海道の途中の島で宿を取るのもおすすめです。
非日常の海峡横断サイクリングという冒険に出かけてみませんか?たくさんの絶景やグルメが迎えてくれますし、そこには自分の足で進むからこその様々な発見で溢れていますよ! 

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瀬戸内しまなみ海道
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広島県尾道市-愛媛県今治市
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