ハートランドフェリー「ボレアース宗谷」で利尻、礼文へ快適に!


2019.04.19

トラベルjp 旅行ガイド

「ハートランドフェリー」は、北海道にある日本最北の離島「利尻島、礼文島」と道南の島「奥尻島」を結ぶ離島フェリー航路で、旧称は東日本海フェリー。
「離島巡りをしたいけれど、どんなフェリーなのか不安」と思っている方も多いと思いますが、ハートランドフェリーは乗り心地が良くモダンな船内で、旅の楽しみ方に合わせてゆっくり寛ぐ事ができます。「ボレアース宗谷」で利尻、礼文を巡ってみましょう。
美しい船体のハートランドフェリー「ボレアース宗谷」
どこまでも青い日本海に浮かぶハートランドフェリー「ボレアース宗谷」。
利尻島、礼文島をめぐるフェリーは、ボレアース宗谷の他にも、「フィルイーズ宗谷」と「サイプリア宗谷」の3艘のフェリーが運航しています。
ハートランドフェリーは、船体の白がベースで船尾の部分が赤と青の曲線のラインが特徴です。
ボレアース宗谷の名前の由来は、ギリシャ神話の北風の神「ボレアース」からきています。
ボレアース宗谷は、全長95.70m、幅15.00m、深さ5.40m、航海速力19.7ノット、総トン数3.578トン、旅客定員が500名(夏期550名)。車両積載数は8トントラック21台、乗用車55台。
写真は稚内フェリーターミナルを出港した、ハートランドフェリー ボレアース宗谷。遠くに稚内の街並みと稚内のシンボル「北海道百年記念塔」が見えます。どんどん速度を上げていく、航跡の美しさを眺めてみましょう。
稚内→利尻島(鴛泊)、稚内→利尻島(鴛泊)2往復(片道約1時間40分)
稚内→礼文島(香深)、稚内→礼文島(香深)2往復(片道約1時間55分)
利尻(鴛泊)→礼文(香深)1往復(片道約45分)
6月~9月は増便となります。
螺旋階段もある清潔でモダンな船内。船室より地下の部分が、車両スペース。1階、2階部分が客室で、グレードに応じて船室を選ぶ事ができます。
客室1階「2等室」とはどんな場所?
2等室は、フェリーの中心部にあります。広々としたオープンスペースで、通路を挟んで左右にあります。荷物置き場や手すりが設置されていて、自由に過ごすことができます。そして通路は、甲板へと続きます。
船首の部分にも、2等室があります。それぞれにゆっくり寛ぐ事ができます。
客室1階の Bデッキには、甲板ベンチ席があります。甲板で、青い海や白い波、潮風に吹かれて美しい海原を眺めながら船旅を楽しみたい方におすすめのエリアです。
くつろげる「1等室」とは?
客室2階部分は、1等ラウンジ席。座席はリクライニングシートでリラックスする事ができます。天井のライトや装飾がモダンで、素敵な雰囲気作りがされています。
1等ラウンジ席の船首の部分には、応接セットが設置された特別室もあります。窓から水平線を眺めながらゆったり過ごしたり、ちょっとしたミーティングなどをする事ができます。
1等和室は、客室1階にあります。マットレスと毛布、枕が準備されていて、横になって過ごしたい方やお年寄り、お子さんのいるご家族にお勧めの客室です。
ここでしか見られない絶景を眺めよう!
ハートランドフェリー ボレアース宗谷の船内には、大きな窓があります。天候に合わせて、船内からも海原や水平線が眺められます。
利尻島が近くなると日本百名山「利尻富士」が見えてきます。天候によって、山頂まで見えない事もありますが、利尻島に近づくにつれて、利尻富士がどんどん大きく、くっきり見えてきます。
甲板では、カモメが間近に見える事もあります。
利尻、礼文からの船出も楽し!
利尻島、利尻富士とハートランドフェリー ボレアース宗谷のツーショットは、インスタ映えする光景です。
写真は、礼文島香深港で、桃岩荘ユースホステルの若者が宿泊客を見送る光景。歌と踊りを披露した後、声を揃えて「さようなら」と叫んでいます。
数十年続いている観光シーズンならではの見送りのシーン。シーズンオフでは見られない光景です。 

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利尻島
place
北海道利尻郡利尻
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礼文島
place
北海道礼文郡礼文町
phone
0163862655
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