季節限定!東京「阿佐ヶ谷神明宮」雅な刺繍入り桜の御朱印


2019.03.08

トラベルjp 旅行ガイド

東京の杉並区にある阿佐ヶ谷神明宮では、桜の季節限定で美しい御朱印をいただくことができます。全国で唯一の珍しい桜の刺繍入り。
阿佐ヶ谷神明宮は、天照大御神を祀った東京都内の伊勢神宮勧請の神社。『古事記』に登場する神々「三貴子」の本殿、五角形の鳥居のある北野神社など、珍しい様式のある神社です。
今回は、都内の住宅地の中の神聖なスポットである阿佐ヶ谷神明宮を紹介します。
強いパワーが宿る「三貴子」を祀る本殿
阿佐ヶ谷神明宮は、寛政12(1800)年の『江戸名所図絵』に記載されており、古くから信仰されている神社。本殿には伊勢神宮の主神、太陽の神様の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られ、右の摂社に月の神様の月読命(つくよみ)、左の摂社に海の神様の須佐之男命(すさのお)が祀られています。
日本の神話である『古事記』によれば、この神々は、伊邪那岐命(いざなぎ)が生んだ姉弟、三貴子(神)と呼ばれています。三社が並んでいる神社は全国的にも珍しく、強いパワーが宿っていますね。
本殿前の鳥居は、平成25(2013)年の伊勢神宮の式年遷宮後に神明宮に移されたものです。絵馬が月読社にちなんだ月の形で印象的。
桜の季節限定!刺繍入りの雅な御朱印
阿佐ヶ谷神明宮では、桜の季節限定の美しい御朱印をいただくことができます。この桜の御朱印は「大和がさね」と雅な名前で、美濃和紙と優美な桜の刺繍を重ね合わせた綺麗なものです。
2019年の頒布期間は3月1日から境内の桜が散るまで。関連MEMOにリンクしている公式サイトで、桜の見頃や頒布期間を確認をしてください。桜としだれ桜の2種、全国で唯一の刺繍入り書置き御朱印符です。(初穂料500円)
神明宮のお守りの一つに、美しいレースブレスレット型のお守りの「神むすび」があります。様々な色と種類があり、桜・夜桜・しだれ桜の3種は桜の季節限定。
御朱印も「神むすび」も、桜の季節だけでなく、季節の行事に応じて限定のものが授与されます。行事は1年間を通してありますので、公式サイトでもご確認ください。
「ごうかく」を願う五角形の鳥居!
神明宮の境内に、北野神社があります。天神さま、学問の神様の菅原道真を祀っています。その前の鳥居がなんと五角形!「ごうかく」から五角形なのです。この珍しい鳥居をくぐり、合格祈願をしましょう。
本格的な能舞台
境内で目をひく建物が本格的な能舞台。平成21(2009)年に完成した能楽殿は、能・狂言の上演、お祭りの際の阿佐ヶ谷囃子(杉並区無形文化財指定)やお神楽などの奉納に使われています。毎年ここで阿佐ヶ谷薪能(狂言・能)が開催されます。2019年は5月11日(土)。
今回ご紹介した阿佐ヶ谷神明宮は、JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩2分、緑豊かな約3000坪の境内は、明るく澄んだ空間が広がっています。伊勢神宮と縁が深く、日本の神話の最強三姉弟を祀った3つの本殿は、まさにパワースポット。桜の季節限定の御朱印「大和がさね」は美しく雅で素敵!他の季節にも、限定の御朱印がありますから、いつ訪れても魅力があります。
ぜひ、足を運んでみてくださいね。 

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阿佐谷神明宮
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4.0

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東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
phone
0333304824
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