瀬戸内海が見える桜の丘へ!小豆島の春を代表する美しき城山公園


2019.03.08

トラベルjp 旅行ガイド

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、日本でも屈指の桜の名所だということはご存知でしょうか? 4月上旬になると、島内の至る所で桜が咲き誇り、島を一気にピンクへ染め上げます。これは声にもならない美しさです。そのなかで小豆島の桜名所の筆頭に挙がるのが、南部の三都半島にある「城山公園」。瀬戸内海が見える小高い丘一帯が桜並木のトンネルへと変わり、公園の最奥にある「桜花亭」は一面ピンクに包まれ、極上の癒しスポットです。
桜が並ぶのは爽快な瀬戸内海を見渡す丘!
小豆島南部にある「三都半島」は、この島ならではの風景を最も味わうことのできる場所です。透き通った瀬戸内海に、アップダウンに富んだ島の地形、溢れる緑、そして瀬戸内国際芸術祭の独創的なアートの数々!そんな風光明美な場所にあるのが「城山公園」です。
その名の通り、城山と名の付いた高台の公園で、特徴としては小豆島南部や四国高松方面を見渡す爽快な瀬戸内海の景色が魅力!快晴時の海の青さにはきっと驚くことでしょう。
そんな「城山公園」が旬を迎えるのは、4月の第1週です!
なぜなら、公園全体に植わっている桜が一斉に満開を迎えるから。これが圧倒的な絶景の連続なのです。
まるでピンクのトンネル!桜の包まれる道を歩こう
「国民宿舎 小豆島」の駐車場へ車を止めて、公園へと進んでいくと少しずつ桜の木が現れます。一つ一つが存在感があって、朝の太陽の光にピンクの花が照らされる光景はとても見応えがあり、美しいです。
しかし、これはまだ序章に過ぎません。ここから50mほど進んでみると、そこには筆舌に尽くしがたい絶景が現れます。
それは道の両側に植わっている桜並木が作り上げるピンクのトンネルです!
桜の隣り合う間隔が短くなり、幾重にも枝が重なることで、空を覆い尽くすほどの圧倒的にピンクに包まれる道が広がります。
おすすめは、カメラやスマートフォンを縦に構えて桜を思いっきり入れ、その下をくぐるように歩く姿を撮る構図です。
この時の臨場感と感動を思い起こさせる、忘れられない一枚になること間違いなし!
瀬戸内海と桜のコラボレーションを満喫しよう!
道をある程度登って、公園の中腹へ到達すると、次第に海が見渡せるように!そして、その眼下には先ほど歩いてきた桜並木の道も姿を見せます。この瀬戸内海と桜のコラボレーションがとてもフォトジェニック!
高台まで上がると、真っ青な海とピンクの桜のコントラストが鮮烈です!遠くには四国も見渡すことができ、その景色は爽快かつ感動的!
またその桜の隙間からフェリーが行き来する様子が、これまた情緒があります。城山公園からは小豆島のフェリーターミナルの一つの「池田港」を望むことができ、この港と高松港の間を1時間に1便の船が通るので、ぜひ桜と一緒に写真へ収めてみてください!
桜に包まれた空間!再奥にある「桜花亭」が大取り
瀬戸内海と桜が一緒に見渡せる高台の奥にある細い道を進めば、城山公園の最奥部へと着きます!実はこのラストが本当に素晴らしいのです。
なぜなら満開の桜に包まれた広場が登場し、その先に海に面した東屋が現れるから。その名も「桜花亭」!まさに、この時期の城山公園の美しさを例えているかのような名称です。
一面を包み込む桜のピンクに囲まれながら海をバックに佇む「桜花亭」は、まさに至極の癒しのスポット!そして空間全体が絶景で、いつまでもこの場所で桜を眺めていたくなる感動があります。
春の小豆島のNo.1の絶景という呼び声も高いです!
春の小豆島を代表する絶景スポット「城山公園」へ訪れよう!
桜のイメージが定着していない小豆島ですが、この島には全国の桜名所に匹敵するほどの美しい桜の景色が数々あります。その代表格が、今回紹介した「城山公園」です。ピンクに包まれるトンネル、瀬戸内海と桜のコラボレーション、そして満開の桜の広場に佇む「桜花亭」。どれもが筆舌に尽くしがたい絶景です!
春の時期はぜひ、瀬戸内海に浮かぶ「小豆島」を訪れてみてください。きっとそこには、忘れられない色彩が広がっているでしょう。 

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城山公園
place
香川県小豆郡小豆島町池田
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散策自由
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