湖面に輝く夜桜ライトアップ!千葉「八鶴湖」の桜は優しくも艶やか


2019.03.15

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千葉県東金市の「八鶴湖(はっかくこ)」は、徳川家康とも関わりのある古い人造湖です。“湖”とはいえ周囲は800mほど、形も整っているので、大きな池という雰囲気ののどかな光景。この湖は周囲を約300本の桜に囲まれていて、春になると美しい桜を見に来るたくさんの人で賑わいます。また、夜は桜並木と弁天島を華やかにライトアップ! 昼間の穏やかさとは一転して妖艶な夜桜が見事です。
家康ゆかりの湖は桜の名所に
千葉県の真ん中より少し東に位置する東金市。ここにある「八鶴湖」は有名な桜の名所で、開花の時期にはたくんさんの人が訪れます。八鶴湖はJR東金駅から徒歩10分足らず。駅からの道もわかりやすく、電車でもアクセスしやすいところです。なお、東金駅までは千葉駅から外房線と東金線を乗り継いで、直通列車で約30~40分です。
八鶴湖の周囲約800mには、湖を囲むように約300本の桜が植えられています。湖の周りは整備されていてぐるりと一周歩けるので、いろんな角度から桜を見ながら、ぶらぶら散策することができます。湖には水鳥も遊び、のんびりした景色が広がります。
この八鶴湖は、もともと「谷(やつ)池」と呼ばれた池でした。1613年、かの徳川家康がこの近くに鷹狩のための東金御殿を築造したときに、谷池を御殿前池として拡張し、整備しました。全体的に複雑な形ではなく楕円に近い湖なのは、人工的に整備したことによるのでしょう。
湖に張り出す弁天島には桟橋も
八鶴湖には1か所だけ、池の西側に中央に向かって半島のように張り出した部分があり、地続きではありますが「弁天島」と呼ばれています。これも、家康が池を拡張した際に整備されたもの。写真の右上の、大きな2本の木が立っているところが弁天島です。
弁天島には厳島神社があり、「谷(やつ)弁財天」が祀られています。石の鳥居の向こうに赤いお社があり、桜と湖を背景によく映えます。もちろん、お参りすることもできます。
弁天島の先には桟橋が延びています。ここから湖を眺めると、水の上に立って湖岸を一望しているようで、爽快ですよ。
夜のライトアップでは弁天島が華やかに!
そして「八鶴湖」の桜の一番の見どころは、なんといってもライトアップ! 桜の名所でも、ライトアップは一部に限定されるところもありますが、八鶴湖は湖畔の桜が一周ぐるりと照らされるので、ゆっくり夜桜散歩を楽しめます。その中でも、弁天島は特にカラフルな灯りで照らし出されます。
オレンジやピンクに照らされた桜と、緑に照らされた柳が鮮やか。昼間とは全く雰囲気が変わります。そしてライトアップが池に映ってさらに輝きを増し、まさに幻想的!
この弁天島のライトアップがアクセントになって、見る角度によりいろんな表情が楽しめます。弁天島を正面から見るのもいいですが、横から眺めたときの、遠くの桜との奥行きのある風景はまた違った美しさ。
暗闇のはざまに輝く幻想空間
夜空と湖面、2つの闇の境界にライトアップされた桜が映えて、妖しいほどに幻想的な景色が広がります。弁天島も鮮やかですが、湖畔のどこを見ても、湖上の桜に負けないくらいに水面の桜も輝いて、まるでイルミネーションのよう。昼間の落ち着いた雰囲気とは全く異なる、妖艶な夜桜の眺めです。
桜の開花に合わせて「東金桜まつり」が開催され、その期間中にライトアップが行われます。ライトアップは、平日は18~21時、土・日曜日は18~22時の予定です。22時までゆっくり楽しめるのは嬉しいですね。
昼間ののどかさと夜の妖艶さ、どちらも八鶴湖の魅力
桜まつり期間中は出店も出て賑わいます。湖畔にシートを敷いて一日のんびり楽しむ家族連れの姿も。また、ボートで湖の上から桜を眺める貸しボートや、お茶会やライブ、ダンスパフォーマンスなど、さまざまなイベントが開催されます。
桜の満開時は周辺駐車場も大変混雑し、曜日によって利用できない駐車場もあります。交通規制も行われますので、公式サイトなどでよくご確認ください。なるべく電車の利用をお勧めします。
八鶴湖の桜は、昼は優しく柔らかく、夜は艶やか。その両方の姿が魅力的なので、ぜひゆっくりと時間をとって、昼と夜の両方の姿を見る贅沢な桜鑑賞を楽しんでください。 

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