江戸時代にタイムスリップ!奈良「旧米谷家住宅」で癒しのひととき


2019.02.02

LINEトラベルjp 旅行ガイド

歴史香る町、奈良県橿原市今井町にある旧米谷家住宅。ここでは、家の造りなどを通して、昔の人の暮らしを想像することができます。
家自体は広いわけではありませんが、居心地の良い縁側、質素な木の引き戸、狭くて秘密基地のような2階部分など実は見所が盛りたくさん。重要伝統的建造物群保存地区に日本最大級と言われる約500棟もの建造物が残る、奈良県橿原市今井町の暮らしの秘密に迫ります。
旧米谷家住宅で江戸時代の暮らしを想像してみよう
旧米谷家は、江戸時代の建物で18世紀中頃に作られたと言われています。もともとは、金属の器具を販売する「金物商」や、肥料を売る「肥料商」として商いを行なっていた商家でした。
現在では一般に公開しており、観光客が当時の暮らしを知ることができる場所となりました。見学は無料で、予約は必要ありません。今井町の民家は見学料や予約が必要な民家も多いですが、それと比べると旧米谷家住宅は手軽に見学が可能です。
また、ここは商家ではありますが、農家のような造りをしています。なかなか珍しい家の造りを楽しむことができるでしょう。
某CMのロケ地にもなった縁側
中に入ると、この縁側に見覚えがある方もいるのではないでしょうか。旧米谷家住宅は、某CMのロケ地として話題になりました。
古民家の癒しの空間が、現代人の心を豊かにしてくれるのも事実。のんびりと、見学を楽しむのはとても贅沢な時間です。
武士に配慮してつくられた質素な空間
家の中を見学していると、襖ではなく木の引き戸が多いことに気づきます。これは、江戸時代の士農工商の制度に由来するのだとか。武士、農民、職人、商人と順番に階級付けされていたために、商家はあまり豪華な造りの家を建てなかったようです。
この木のはしごにも注目してみてください。このはしごを登って、2階に上がることができるのですが、階段が設置されていません。極力2階の部分をつくらず、つくっても最小限にとどめていたようです。
この理由は、武士が家の中に入ってきたときに、見下す形にならないようにするため。士農工商の階級制度がとても厳しく、商人が武士に配慮していたことがわかるエピソードです。
隠居した人が住む癒しの空間、蔵前座敷
旧米谷家住宅には、蔵前座敷という空間があります。ここは、隠居した人が住むところです。
少し他の空間とは離れたところにあるため、静かにゆっくりと自分の時間を楽しむことができる空間となっています。
旧米谷家住宅でゆっくりした時間の流れを楽しもう
旧米谷家住宅は、歴史ある今井町の昔の暮らしをイメージするのにとても良い場所です。癒しの空間でもあり、都会のざわめきを忘れて、ゆっくりとした時間の流れを楽しむことができるでしょう。
江戸時代には身分制度をはじめ、今とは違う意識のもとで人々の暮らしが行われていました。この旧米谷家住宅にはガイドの方もいるので、この家に関する色々な話を伺うことができます。その背景を知りながら、展示を眺めてみると、より一層楽しい滞在になるでしょう。
旧米谷家住宅のある奈良県橿原市今井町は、奈良の中心街へも電車で30分ほどと近く、有名な観光地にもアクセスしやすいです。奈良公園や東大寺なども合わせて訪れてみると楽しいかもしれません。 

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旧米谷家住宅
rating

4.0

21件の口コミ
place
奈良県橿原市今井町1-10-11
phone
0744238297
opening-hour
9:00-17:00(但し12:00-13:00は…

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