春の広島観光は桜の福山城へ!石垣と苔の美しさも見逃せない和の空間


2019.03.02

LINEトラベルjp 旅行ガイド

広島県福山市にある「福山城」の歴史は、元和5年(1619年)にまで遡り水野勝成による築城。現在は福山城公園として一般開放されており、特に楽しめる季節は桜が美しい春。そして石垣と、緑の絨毯が印象的な苔も見事に整備され、外せない見どころなのです。
交通はJR山陽本線を利用し福山駅下車。北口から徒歩で5分という距離も観光に便利で、手軽に楽しめる日本100名城で和の美しさを堪能しましょう。
福山城とは
福山城は国の史跡に指定されています。久松城、葦陽城(いようじょう)という別名を持ち、約400年の歴史があります。築城は水野勝成(1564(永禄7)年-1651(慶安4)年)ですが、父親の忠重の姉が於大の方。この於大の方は徳川家康の母であり、水野勝成と徳川家康は従兄弟となるのです。
福山城の目的は「西国の鎮衛」でありその重責を担った水野勝成ですが、築城に当たって備後国西南部の計10万石を与えられています。その後、水野家5代、松平家1代、阿部家10代に渡って続き、明治6年(1873年)の廃城で終わりました。
今では福山城公園として市民の憩いの場となっていますが、公園として整備されるのは明治8年(1875年)と廃城後すぐのこと。しかしながら肝心の城については天守閣の修復費用が捻出できず、広島県に返納されるという経緯をたどったのです。
しかしその後、県でも予算が付きにくい状態が続き、城は荒廃していくのです。その後時代は昭和となり、福山城の文化的な価値が見直され、何度もの修復工事をしながら現在にいたっているのです。
では、福山城の桜の歴史はどのようなものなのでしょうか。大正4年(1915年)に当時の所有者が植えた桜が最初となります。その後、見事に咲き誇るようになり、地域で「桜の名所」として知名度を上げていくのです。現在はソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラ等が約300本あり、城と桜の名所として多くの観光客が足を運ぶのです。
開花から見頃の時期ですが、3月下旬~4月上旬。毎年多少異なりますので、最新の情報を確認して下さい。
福山城前の黒松と石段
福山城前にある見事な黒松。これは、第4代福山藩主であった阿部正倫(1745(延享2)年-1805(文化2)年)にゆかりの黒松であり、福山空襲でも被害を受けることなく生き続けている名木。観光では見逃さないようにしましょう。
また、周囲は見事に整備された石垣となっており、桜と共に城郭の雰囲気を味わうことが出来ます。石段を歩む際は足元に注意をしながら、散策してみて下さい。
展望台からの景観
福山城ですが、内部は「福山市立福山城博物館」として一般公開されています。1階から3階まで甲冑や武具の展示、また、テーマ展や特別展が行われています。イベントは時期で異なりますので、観光の際はそのタイミングの歴史展示を楽しみましょう。
そして各階の展示物を見ながら最上階となる展望台へ。そこから福山市内をじっくりと見渡すことが出来ます。
眼下の桜を含め、時間の許す限り眺めを楽しんで下さい。
石垣と桜
展望台からの眺めを楽しんだ後は再び外へ。城内では様々な場所で、石垣と桜を楽しむことが出来ます。
石垣と桜の美しさは「和」の美しさそのもの。日本にしかない魅力を心ゆくまで堪能しましょう。
緑の絨毯と散る桜
福山城は城の周囲を歩くことが出来ます。城の裏手となる北側に回ると苔が多くなりますが、苔を芸術としてとらえるのが日本らしさなのかも知れません。
緑の絨毯の上にピンクの花びら。桜は見上げるだけでは無く、下に落ちてもなお美しい。とても印象深い色合いとなっているのではないでしょうか。
最後にその他、広島県の見どころのご案内です。
福山市の「鞆の浦」から猫と坂本龍馬のお話、そこから西の観光名勝地「尾道」、そして世界遺産の「厳島神社」の詳細を下記の関連MEMOにリンク設定していますので、ぜひご覧のうえ、旅行の参考にして下さい。 

福山城
place
広島県福山市丸之内1-8
phone
0849222117
opening-hour
[9/1-3/31]9:00-17:00(最終入…

この記事を含むまとめ記事はこちら