お風呂リビングでおこもりステイ!霧島「忘れの里 雅叙苑」


2019.03.11

トラベルjp 旅行ガイド

1970年に創業した鹿児島県・霧島の高級旅館「忘れの里 雅叙苑」。茅葺き屋根の古民家、放し飼いのにわとりなど、日本の原風景を感じさせる宿で、客室に露天風呂をいち早く導入したことでも知られています。現在新たに提案するのがお風呂とリビングが一体となった「お風呂リビング」。源泉掛け流しの湯船の横にベッドやソファーを配置し、どんな天気でも温泉浴が楽しめるのです。温泉おこもりステイをしたい方におすすめです!
日本の原風景を感じさせる個性的な宿!
鹿児島県・霧島の天降川沿いに位置する「忘れの里 雅叙苑」。敷地内に足を踏み入れると、大きな茅葺き屋根の古民家が点在しており、囲炉裏で薪がパチパチ燃える音が聞こえるなど、趣きのある風景が広がります。まるで昔の日本にタイムスリップしたかのようです。
「忘れの里 雅叙苑」は、オーナーの田島社長が1970年に創業。最初は試行錯誤を重ねましたが、茅葺き屋根の古民家を移築して「鹿児島の田舎文化」を伝えていこうと決意。また、客室に露天風呂をいち早く導入したことで、露天風呂付き客室ブームの先駆けにもなりました。
敷地内には「にわとり優先!」の看板が掲げられているので、にわとりがトコトコ歩いてきたら立ち止まりましょう。自由気ままに歩き回るにわとりの姿にほっこり癒されます。
食処喫茶「不忘舎」の隣には囲炉裏も。暖をとったりおやつを食べたり自由に利用できます。夕食後に黒ぢょかの焼酎が振舞われるので、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
温泉とリビングが一体になった「お風呂リビング」
「忘れの里 雅叙苑」には3つの自家源泉があり大浴場、貸切風呂、客室露天風呂も源泉100%掛け流し。いつでも新鮮な状態のお湯に浸かることができるんです。炭酸水素塩泉で肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除くため「美肌の湯」とも言われています。
こちらがお風呂リビングの客室「椿」。以前は露天風呂だった場所をリビングルームとして改築した客室で、湯船のすぐ近くにソファーやベッドを設置しています。一見「床が冷たいのでは?」と思いますが、温泉を使用した床暖房なのでぽかぽかなんです!
なんと裸のまま家具を利用してもOK!ベッドで横になったりソファーで本を読むなどリラックスできるんです。天気が悪くても好きな時間に好きなだけ入浴できるのは嬉しいですね。
お風呂リビングの他に、6畳の和室が2部屋とトイレがついているので、お風呂に入らない人ものんびり過ごせます。こたつに入ってしまったらなかなか出られなくなりそうです。
天降川沿いにある大浴場と貸切風呂!
こちらは男女別の大浴場「建湯(たける湯)」。田島社長自らがなんと約20トンもの大岩を手彫りして作ったお風呂です。岩肌の感触を味わったり天降川のせせらぎを聞きながら寛ぐことができますよ(日帰りの12時から15時以外は貸切風呂としても使用可能)。
天降川沿いにもうひとつあるのが、貸切風呂の「ラムネ湯・うたせ湯」。古くから自然沸出している炭酸泉のため、入浴すると体にしゅわしゅわとした気泡が付着します。この炭酸の泡が血流を良くして、健康促進や美肌効果につながるとも言われています。
自家菜園の食材をふんだんに使った旬料理!
厨房の水屋では、スタッフが自家菜園で採れた野菜や直営農場で育った地鶏などを使って調理。食事の時間が近づくと、釜で炊いたお米の良い匂いが辺り一面に広がります。こちらでは田島社長が手がけるもう一つのリゾート「天空の森」の食事も作っています。
朝食や夕食を食べるところは「食事処 いちょうの間」。店内には囲炉裏や掛け軸など和の趣を感じさせる空間。天降川が見えるテラス席で食事をとることもできます。
朝食は水屋の釜で炊き上げたばかりのごはん、旬の野菜がたっぷり入ったお味噌汁を中心に、彩りも豊かなおかずが並びます。焼き魚や卵料理は、ゲストに好みの種類や調理方法を聞いてから火を通すため、出来立てあつあつの状態でいただけますよ。 

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忘れの里 雅叙苑
rating

4.0

10件の口コミ
place
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230
phone
0995772114
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