埴輪も驚く!?「東京国立博物館」ミュージアムショップのこだわりグッズ


2019.01.06

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日本の歴史的な文化財を数多く保存・展示している東京国立博物館。実はミュージアムショップも大人気で、収蔵品をモチーフにした様々なオリジナルグッズなどを販売しています。ゆるキャラから、国宝そっくりな“ガチ”な商品まで!見ているだけでも楽しいこだわりの品々を、ご紹介しましょう。
買えるのは今だけ!東京国立博物館オリジナル・カレンダー2019年版は「伊藤若冲」
写真:本館前の東京国立博物館公式キャラクター「トーハクくん」と「ユリノキちゃん」記念撮影用パネル
東京の上野公園にある東京国立博物館(以下、トーハク)。国宝や重要文化財を含め、日本と東洋を中心とする多数の文化財を収蔵しています。その数、約11万7000件、日本最大規模の博物館です。
そして、トーハクはミュージアムショップにも力を入れており、オリジナル・グッズを含め、扱う商品数はなんと約2000件。ワンコインのお土産からご贈答品まで、様々な機会に利用できるラインナップとなっています。この記事では、こだわりのオリジナル・グッズをご紹介します。
ミュージアムショップは、本館の1階入口脇と、アジアギャラリー(東洋館)1階、そして「正門プラザ」の3カ所にあります。この内、最も扱っている商品数が多いのは、もちろん本館。正門プラザには、展覧会図録や特に人気の商品などがあり、入館料不要で利用できます。
本館のショップは、写真のように明るく広々とした店内。写真右手前、美術書や美術雑誌が棚に面陳で置いてある部分はスロープになっていて、上がると奥の書籍コーナーにたどり着きます。スロープにも、沢山の本が並んでいるので、ぜひ上がって見てみてください。
最初にオススメするのは、2019年のオリジナル・カレンダー(2,160 円)。毎年収蔵品をテーマに作成されますが、2019年のテーマは江戸時代の人気絵師、伊藤若冲の版画「玄圃瑤華」がモチーフ。トーハクの研究員が監修し、版画の雰囲気を出すために用紙にもこだわったという品は、今しか手に入りません。
トーハクだけで買える限定パッケージ!人気の食品3選
お土産といえば、やはり食べ物は見逃せません。トーハクでは、人気の老舗店とタイアップ。収蔵品の国宝などをモチーフにした、ここでしか買えないオリジナル・パッケージの商品が人気です。どれもこだわりで、手土産にもぴったり。
こちらは一番人気の「八橋蒔絵螺鈿硯箱缶入クッキー」(1,080円)。クッキーは東京會館製で7種類が入っています。缶のモデルは、尾形光琳作の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」。サイズ感や色など、作品を直接参考に開発した容器で、再現度の高さが魅力。後でご紹介する同じ国宝のレプリカと比べてみて下さい。
上野という土地を活かして、上野の老舗店、上野風月堂とコラボしたのが、こちらの「東京カステラ 見返り美人」(1,944円)。建物の入口側から入ってすぐのところで赤い缶を目に留めたら、それがこのカステラです。といっても、数量限定なので、タイミングによっては売切れてしまっていることもあるかも知れません。オンライン・ショップなどでの扱いも無いので、確実に手に入れたければ、毎週木曜日の入荷のタイミングに合わせて買いに行きましょう。
伝統的な製法で焼かれているカステラは、ふわふわではなく少ししっかりした作り。昔ながらの味わいをお楽しみください。華やかな赤い缶は、菱川師宣筆「見返り美人図」の着物の柄がモチーフ。上野の魅力を集めたコラボ商品です。
甘いお菓子を食べたら、お茶も欲しくなりますよね。トーハクのミュージアムショップでは、煎茶のティーバッグも扱っています。平安時代の国宝「古今和歌集」の料紙からデザインした和風のパッケージは、外国人へのプレゼントにも喜ばれそうですね。(1,080円)
担当者がしっかり味見をして、美味しいお茶を選んでいるので、味も保証付きです。
大人気のゆるキャラ!埴輪グッズはいかが?
気軽に買えて、可愛いのは、埴輪のキャラクターグッズ。
とぼけた表情が魅力の埴輪グッズは、写真に写っている品の他にも、トートバッグや靴下、アクセサリーなど、様々な種類があります。写真の左奥に後ろ向きに写っているのは、ぬいぐるみ。トーハクの公式キャラクター「トーハクくん」も同じ埴輪をモデルにしていますが、こちらはトーハクくんが誕生する前からの人気商品です。
埴輪モチーフのグッズには、こんなオシャレな商品も! よく見ると、グラスの脚の部分が埴輪になっていることにご注目です。
ガラス作家さんが1つ1つ手作りしており、トーハクが所蔵する文化財と、現代の作家のコラボ作品です。(5,400~9,720円)
「埴輪 踊る人々」埼玉県熊谷市野原出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵
こちらがトーハクくんや埴輪グッズのモデルとなった埴輪「踊る人々」。ユニークなポーズと表情が可愛いですね。
2019年1月2日(水)~2019年6月23日(日)まで、本館1室にて展示されますので、ぜひ見に行って下さい。
オリジナル・デザインのアクセサリーや小物にも注目!
こちらも同じ「埴輪 踊る人々」がモデルの指輪(9,720円) 。驚いたような顔が、ムンクの「叫び」さながらのインパクト!
一度ショップから姿を消しましたが、人気商品でリクエストが多く、復刻となりました!フリーサイズなので、男性にも女性にもオススメ。
埴輪以外にももちろん、魅力的な名品モチーフグッズが沢山あります。
こちらは、人気の猫好き浮世絵師、歌川国芳筆の「猫のすゞみ」のピンブローチ(4,860 円)。身に着けたら注目間違いなし。インテリアとして、箱に入れたまま飾ってもいいですね。
名品モチーフのオリジナル・グッズでは、手ぬぐいもオススメ。
写真は、左から「鳥獣人物戯画」、尾形光琳筆「風神雷神図屛風」、歌川国芳筆「金魚づくし」をモチーフにしています(1,080~1,404 円)。この他にも色々あり、その数なんと40種類近く! こんなに沢山のオリジナル手ぬぐいを揃えている施設は、なかなかありません。
なんと300万円の商品も!国宝×伝統工芸
最後にご紹介するのは、トーハクのミュージアムショップを代表するとも呼べる商品です。
こちらは、先ほどのクッキー缶にも使われていた国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」の、レプリカです。レプリカとはいえ、開発に当たっては、トーハクの研究員の協力のもとで、現代の職人さんが実際の蒔絵や螺鈿の素材を使用。技を尽くした実物に近い複製品です。お値段はなんと、300万円超え!
実物の国宝は、展示期間は限られていますが、こちらの商品はいつでもショップで見られますので、ぜひ国宝と伝統工芸の奇跡のコラボを見に行きましょう。
300万円には手が出なくても、国宝をはじめとする収蔵品と伝統工芸のコラボ商品は他にも色々あります。こちらは、江戸時代の能装束「厚板唐織 茶地枝垂桜飛鳥模様」をモチーフにした小物類。制作は、正倉院裂などの復元も手掛けた、京都の龍村美術織物です。
他にも、会津塗りや印伝など、作品×伝統工芸のグッズが多数揃っています。
いかがでしたか?
記事でご紹介した以外にも、素敵な、可愛い、面白い、商品がたくさん見つかる東京国立博物館のミュージアムショップ。国立の博物館というお堅いイメージからは、びっくりするほど「楽しい」お店ですよ。
オリジナル・グッズの他にも、人気の「鳥獣人物戯画」モチーフのグッズ、屏風や巻物などのミニ・レプリカ、刀の鐔を模したグッズ、そしてもちろん、定番のお土産、絵ハガキやクリアファイルなどもあります。きっとお気に入りが見つかることでしょう。
そして、モデルとなった作品や類似作品を、展示室で探してみるのもオススメ。写真は平成館1階にある考古展示室の埴輪たち。展示替えがあるため、いつも目的の作品を見られるわけではありませんが、関連作品を見てその世界を楽しみましょう。 

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