戦国時代の巨大城郭遺構…千葉県松戸市小金城趾を探索しよう


2018.11.23

LINEトラベルjp 旅行ガイド

東京都心から北東へおよそ30km。千葉県松戸市の北部には、戦国時代、下総国で最大級の巨大な城郭・小金(こがね)城がありました。現在では、宅地開発が進み、城そのものはありませんが、当時の面影をわずかながら見つけることはできます。戦国の歴史浪漫を求めて、松戸市の小金城趾を探索してみましょう!
小金城址への行き方は…
JR常磐線の各駅停車に乗って松戸駅から2つ目、馬橋(まばし)駅で、流鉄流山(りゅうてつながれやま)線に乗り換えましょう。流鉄流山線は1916年(大正2年)開業の歴史ある路線。首都圏の私鉄には珍しく、自動改札もパスモもない、昔ながらの鉄道風景が残っています。二つ目の小金城址(こがねじょうし)駅までの切符を買って、2両編成の電車に乗り込みます。
小金城趾駅が近づくと、進行方向右手には里山のような風景が…。この小高い丘の上が、小金城の城郭でした。小金城趾駅を出たら、この丘を目指して歩きましょう。
空堀や土塁の跡も!…大谷口歴史公園へ
駅から歩くことおよそ7分。丘の縁に到着すると、そこは「大谷口馬屋敷緑地」。かつての馬場の跡です。斜面を右手に見ながら歩いて行くと、丘の上へと登っていけます。
登り切ったところは、ちょっとした広場に。「大谷口歴史公園」として整備されています。周辺は宅地化が進み、住宅地の中の静かな公園となっています。小金城は戦国時代に高城(たかぎ)氏により築かれた城で、千葉県下では最大級の中世城郭でした。
広場の周囲には土塁や空堀の跡も…。高城氏は関東を支配した北条氏の傘下に入り、関東に侵攻した越後の上杉軍と対峙しています。その後、1590年の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、浅野長政に攻められています。小田原落城の際に、小金城も降伏しました。
<基本情報>
住所:千葉県松戸市大谷口176他
開園時間:常時
料金:無料
アクセス:流鉄流山線小金城趾駅下車 徒歩10分
今も残る戦国期の古刹も訪ねてみよう
北条氏の滅亡後、徳川家康が関東を治めるようになってから、小金城はその役割を終え、廃城となりました。城がなくなり、時が経つうちにその遺構も消えていく中で、当時の寺社は今も残っています。昔の名残を求めてそれらを巡ってみましょう。写真は大谷口歴史公園に近い大勝院(だいしょういん)。本堂は昭和時代に再建されたものですが、境内の樹木は樹齢数百年のものもあり…。当時の面影を今に伝えています。
さらに大谷口歴史公園から北東へ、10分ほど歩いたところにあるのが、本土寺(ほんどじ)。越後の上杉軍が小金城を攻囲した時、このあたりに陣を張ったと伝えられています。この寺は、6月はあじさい、11月下旬は紅葉が見事で、大勢の来訪者で賑わいます。ここまで来ると、帰りはJR常磐線の北小金駅が近いです。山門からまっすぐのびている道を進んで、10分ほどでたどり着けます。途中の茶屋ではおいしい和菓子やお漬物など、お土産もゲットできます。なめこ汁もふるまわれていますよ!
<基本情報>
住所:千葉県松戸市平賀63
電話番号:047-346-2121
拝観時間:8:00~17:00(最終 16:30)
拝観料:大人(中学生以上)¥500
アクセス:JR常磐線北小金駅下車 徒歩10分 

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小金城趾
place
千葉県松戸市大金平4丁目
no image
本土寺
place
千葉県松戸市平賀63
phone
0473410405
opening-hour
8:00-17:00(最終入場16:30)

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