道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」はJR釧網本線・浜小清水駅が一緒になった全国的にもユニークな施設！道の駅売店では地元土産のほか、JRの記念きっぷも購入出来ます。また中にある飲食店は美味しいと評判。JRでも車でも行ける北海道小清水町のJR駅＆道の駅へ出かけてみませんか。
オホーツク海や原生花園が近い！道の駅「はなやか小清水」
道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」は、2000年8月に道の駅に登録、12月にオープンした施設。一方、JR浜小清水駅は1925年に開駅し、1952年に現在の駅名になった歴史ある駅です。
道の駅はなやか小清水の「葉菜野花」をイメージする小清水原生花園は、1957年に網走国定公園の一部に指定された、オホーツク海側の海洋植物と濤沸湖(とうふつこ・写真)周辺の湿生植物からなる群落地。濤沸湖は250種類近くの鳥類が確認される「野生の楽園」です。
JR釧網本線は、オホーツク海に近い所を走り、隣駅・原生花園駅(5月～10月営業)を目指す途中から陸側には濤沸湖が見えます。なおオホーツク海は、JR浜小清水駅ホーム(写真)や周辺一部区間では車窓から見えません。
売店では地元土産にJR記念きっぷを販売！
道の駅「はなやか小清水」では、全道の土産品も販売中ですが、小清水町や周辺市町村で作られた土産品も販売中。写真中央にある大きな「ほ」の字は、「ほがじゃ」という2013年に発表されたせんべいで、オホーツクを代表する銘菓です。小清水町産じゃがいもでんぷんをベースに、北海道の海と畑の素材が入ったフリッターおせんです。じゃがいものほかに、道内産のイカ、スケトウダラのタラコの旨味、てんさい糖が入っています。
他には、小清水町の小麦を使ったうどん、そうめん、じゃがいも使用のでんぷん、山わさび、大豆、地元野菜サークルの方々が作る新鮮野菜も販売しております。
売店のレジカウンターには、道の駅商品のほかに、JR浜小清水駅の記念スタンプが置かれ、また記念入場券や釧網本線のオリジナルグッズも販売しています。なおJRの通常乗車券等は購入出来ません。
レストランはまなすでは地元食材を使ったメニュー充実！
レストラン「はまなす」は道の駅のエリア内入口近く、ホーム側にあります。そば、うどん、カレーのほか、たこ焼き、ごぼうのから揚げ、ソフトクリームなどの軽食が充実しています。名物メニューは「なんだこりゃスティック(写真)」。上から、知床の港でとれたタコを柔らかく煮たタコ柔らか煮、隣の網走市でとれた魚を原材料に加工した揚げかまぼこエビ、小清水町産のじゃがいもを使った揚げいもが付いたスティックです。知床、網走、小清水の名物が一串になった「なんだこりゃスティック」は立寄ったらぜひ口にしたい逸品です。
隣にはモンベル、ラーメン店、コンビニも！
道の駅「はなやか小清水」の周辺は駅だけでなく、ショップが充実しています。道の駅の東側にあるのは小清水ツーリストセンター(写真)。2018年4月にオープンした小清水町の観光・産業の情報を発信する「ビジターセンター」とアウトドア総合メーカーmont-bell(モンベル)の直営店「mont-bell オホーツク小清水店」の複合施設です。ビジターセンターではレンタサイクルやガイドツアー(サイクリング・バードウォッチングなど)の案内もあります。mont-bellはアウトドアの他に、地元農家も使う農作業着も販売中で、アウトドア旅行者や農家が多く利用しています。
＜ビジターセンターの基本情報＞
電話番号：0152-67-5120
営業時間：9:00～17:00
※年末年始休館。臨時休館あり
＜mont-bellオホーツク小清水店の基本情報＞
電話番号：0152-67-7062
営業時間：10:00～19:00
※不定休
道の駅の西側には、コンビニのセイコーマート(セコマ)、らーめん太郎山(写真)、ひつじ日和、オホーツクいちごファームがあります。セイコーマートは24時間営業ではありませんが、道の駅のついでの買い物には最適。またらーめん太郎山は、道東らしい「オホーツクらーめん」や旨焦がしラーメンがメニューにあるラーメン店です。旨焦がしラーメンは、ほぐしチャーシューとニンニク、地元玉ねぎのチップがおいしいラーメン。他にソフトクリームも販売中で、隠れた人気店です。
ひつじ日和はネイチャーガイドも行う小清水産天日干し小麦を使ったパンやランチを提供中。オホーツクいちごファームは直営農園のいちごを使ったデザートにハンドメイド雑貨のお店です。なお、ひつじ日和とオホーツクいちごファームは冬季休業がありますのでご注意ください。
＜らーめん太郎山の基本情報＞
電話番号：0152-64-2481
営業時間：11:00～19:00
※水曜日定休
