隈研吾による建築「富山市ガラス美術館」は想像を超える異空間


2019.02.16

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富山市が30年をかけて「ガラスの街とやま」を目指した街づくりを行ってきた事業の集大成として、富山市ガラス美術館は平成27年8月にオープンしました。現代ガラス芸術を中心に展示しており、今まで見たことのないような作品に出会うことができます。また、ユニークな建築は、新国立競技場の設計者でもある隈研吾氏の設計なので、随所に光る建築の魅力も一緒にご紹介します。
ビルやエントランスが驚きのガラス建築!
「TOYAMAキラリ」と名付けられたビルに富山市ガラス美術館はあるのですが、そのビル自体が驚きのガラスの作品のような建築です。どこから見ても目立つ建築物です。
1階のチケット売り場でガラス美術館のチケットを購入して、エスカレーターを一つ上がってすぐ上を見上げると、驚きのこの光景に出会えます!エスカレーターと富山県産の杉板とガラス・鏡が見事にマッチしています。また、この写真撮影の場所にはわざわざ「写真スポット」と書いた立て札まで準備しています。
5階までのぼったエスカレーター付近からの眺めはこんな感じです。隈研吾氏の設計通り、天井からの太陽の光が、2階フロアまで一直線に届きながらも、周りの杉板・ガラス・鏡にも反射して、光が館内に溢れています。
6階の常設展の展示がスゴイ!
6階の「グラス・アート・ガーデン」は現代ガラスの巨匠「デイル・チフーリ氏」の工房である「チフーリ・スタジオ」が制作した作品が展示され、デイル・チフーリの歴史と主な作品の紹介写真から始まります。
青い鋭利な形状のガラスと、大きな丸太とがコラボしている作品です。ライトアップや自然の光りも絶妙なコントラストを与えてくれています。こんな所にも隈研吾氏の設計が作品にアクセントを与えてくれています。
廊下の天井部分がガラス張りとなっており、様々な形と色のガラスが、ステンドグラスとも違った形で廊下に光りを届けてくれています。5.8m程のガラス色の廊下です。
黒塗りの展示室には異空間が!
ガラス色の廊下を歩いた先には黒塗りの部屋があります。最初のエリアには「トヤマ・フロート・ボート」と呼ばれる作品が展示されています。船の中や周辺に大小・色とりどりの球体のガラスが置かれています。惑星、お祭りの水風船やヨーヨーなどを想像させます。
次の部屋には「トヤマ・ミルフィオリ」と呼ばれる作品があります。特に中央の赤色と黄色の、ガラスとは思えないような曲線の作品のパーツが、特に印象的です。また、作品の周りは一周できますので、角度を変えて見学をしてみて下さい。色合いも作品配置も変わってきますので、違った作品のように楽しめます。
併設されている図書館も調和の取れた美しさ
3~5階には富山市立図書館本館も併設されており、その美しさは格別です。隈研吾氏のコンセプトにあるように、自然光が反射して森の中に居るような明るさと暖かさを感じます。こんな図書館なら一日中滞在できそうです。
オープンなスペースと木目とガラスの調和が、蔵書ともマッチしています。
2階にはカフェ&ショップも!
2階にはカフェも併設されています。コーヒー・紅茶は勿論の事、和スイーツ中心のメニューです。軽食のランチもあります。休憩や軽い食事などをどうぞ!
ポストカードやクリアファイルなどオリジナルグッズの他、富山ならではのガラス関連商品なども販売されています。お土産にどうぞ! 

富山市ガラス美術館
place
富山県富山市西町5-1
phone
0764613100
opening-hour
[常設展・企画展 日-木]9:30-1…

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