ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパは家族でも堪能できるおもてなしの宿


2018.12.22

LINEトラベルjp 旅行ガイド

強羅でも珍しい外資系のホテル「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」は、滞在中はもちろん、チェックアウト後でも存分にサービスを堪能できる、国内屈指の「リラックスできる宿」。それは小さい子連れでもぞんぶんに堪能することができる。子供がいるとラグジュアリーなホテルを楽しめなくて…という方にこそおすすめしたい、おもてなしの宿である。
強羅温泉では珍しい、外資系のハイアット。犬の同伴も可能。
箱根の強羅地区といえば、言わずと知れた国内屈指の温泉郷。高級志向の宿が多いこともあって、近年はハイクオリティな施設が次々とオープンしている。しかし意外なことに、外資系の施設は数えるほどしかないのが現状だ。
ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパは、そんな数少ない外資系ホテルブランドのひとつ。名前が示すとおり、ハイアット系列でも高級ホテルにあたる「リージェンシー」ブランドを冠している。その後ろに「リゾート&スパ」と付いているところがポイントで、館内はリゾート施設としてリラックスするための「おもてなし」で溢れているのが特徴だ。
ホテルのある場所は、強羅駅から車で5~10分ほどの、少し奥まったところ。そのため、周囲には同様の宿泊施設が数軒あるのみで、交通量も少なく、まさに自然の中のホテルという佇まい。基本的には自動車で訪れる宿ではあるが、強羅駅ないし小田原駅からの送迎も実施しているため、心配はいらないだろう(詳細については予約時ホテルに問い合わせのこと)。
こういったラグジュアリーホテルにしては珍しく、愛犬との宿泊が可能なのも大きな特徴だろう。もちろん犬が苦手な方のことも意識して、両者の導線は基本的に交わることが無いように設計されているので、誰でも安心して利用できる。
ラウンジと宿泊棟の中庭にあるパティオは、犬同伴OKな自然溢れる中庭カフェとなっていて、天気の良い日には人間にも動物にも、大変に心地よい空間だ。
大型ラウンジで、アフタヌーンティーからアペリティフアワーまで
そんなホテルで最もオススメしたいのは、フロントから見下ろすことのできるこちら「リビングルーム」という名の暖炉付きラウンジ。その名の通り、自宅の居間にいるかのようにくつろぐことのできるこの空間では、朝7時から深夜24時の間、ちょっとした軽食から本格的なドリンクまで多種多様なフード・ドリンクを楽しむことができる。毎週末にはピアノの生演奏も行われており、素晴らしい時間を提供してくれる。
このラウンジでも絶対に外せないのが、宿泊者限定で毎日16時~19時の間に開催される「アペリティフアワー」だろう。なんとこの時間帯では、シャンパンや生ビール、ワインやジュースなど、多数のドリンクがフリーで提供されるのだ。
さすがハイアットリージェンシーだけあって、こうしたフリードリンクタイムに提供される内容にもソツがなく、シャンパンも飲み放題とは思えない高級感。サングリアやオレンジジュースも濃厚かつ爽やかな味わいで、まったくの手抜き無し。こういったインクルード型のサービスとしては、最上級のランクに位置すると考えて良いだろう。
同ラウンジでは昼12時からアフタヌーンティーも提供されており、季節に応じたスイーツを楽しむことができる。連泊でない限りは、チェックアウト後の時間で予約するのがオススメだ。
取材日のテーマは「フィールド オブ オータム ~秋の野~」。スコーン、マカロン、季節のフルーツを使ったゼリーや、芋や栗を使ったスイーツが趣向を凝らして提供。
アフタヌーンティー中は、ドイツの最高級ブランド「ロンネフェルト社」の高級茶葉が飲み放題で提供されるのも、ポイントのひとつ。ハイアット系列のアフタヌーンティーはどこもお茶がおいしく、宿泊時でなくとも体験してもらいたいアクティビティのひとつと言えるだろう。
子連れでも安心して利用できる個室完備の「ダイニングルーム -鮨-」
「ダイニングルーム -鮨- 」は「鮨(寿司)」と名付けられているものの、実際には寿司を中心とした和食レストラン。同店のスタンダードコースである鮨会席では、前菜からお造り、揚げ物から蒸物、寿司7貫に赤出汁が付いて最後にデザートと、和食のフルコースが堪能できる。
一方で子供にもしっかりとコース設定があるところが、このレストランの良いところだろう。寿司の盛り合わせ(にぎり3つ+巻物)にハーフのうどんとデザート、ジュースが組み込まれた充実の内容だ。特に「にぎり」については子供の好き嫌いなどをヒアリングした上で調整してくれるので、生ものが食べられないような子供でも安心である。
さて、小さい子連れでこうしたラグジュアリーホテルに滞在する場合、どうしても気になってしまうのがディナーのことだろう。こうしたホテルのレストランでは、利用者にもある程度の振る舞いが求められることが多く、子連れでの利用を躊躇してしまうことも多いと思う。
その点において、ダイニングルーム -鮨- では、子連れでもウェルカムという個室を完備しているのが最大の特徴だ。掘りごたつ式の部屋では、周囲の目を気にせず親子で安心して夕食を楽しむことができる。食事中に寝てしまうこともある幼児への配慮で、個室内には子供用の布団も用意されている。ホスピタリティーにあふれた気づかいを感じる一コマである。
もちろん周りの宿泊者に迷惑をかけてしまうような行為はNGだが、ここまで配慮されているのであれば、子連れでも気兼ねなく利用することができるだろう。
靴を脱いでリラックスして過ごせる部屋。温泉を利用した上質なスパ。
実はこのホテル、洋室でありながらも部屋の玄関で靴を脱ぐ日本式のスタイルが採用されている。子連れには最高に嬉しい仕様で、子どもが転がり回っても安心だ。もちろん大人にとってもこのスタイルは嬉しく、素足で過ごせる開放感から、強羅までの旅の疲れを忘れてリラックスすることができるだろう。
部屋には館内着を兼ねた浴衣も用意されており、驚いたことにレストランでも着用可能。高級ホテルの部類に入りながらもリラックスを追求したこの設定には、良い意味で驚かされる。
「マウンテンビュー ツイン ルーム」は、箱根近隣の美しい山々を望む56平方メートルの部屋で、バルコニーもしくはサンテラスが備えられている(写真はサンテラス)。箱根でも最も標高の高い部類に入る強羅ということで、小さくだが海(相模湾)まで見えるというおまけつき。箱根で海が見えるというのは、なかなかインパクトがあるだろう。この開放感のある窓により、朝日で自然に目覚めることができるのも、このホテルの良いところだと言えそうだ。
その他、注目の館内設備といえば、温泉(大浴場)と併設のスパだろう。温泉は箱根らしい酸性の強い「酸性 – ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉」で、驚くほどに体があたたまる。残念ながら露天風呂ではないが、広々とした湯船は満足感があるだろう。なお部屋にも洗い場つきの浴室が完備されており、選択肢が多いという点においても利用者に優しい設計である。
温泉に併設のスパIZUMIでは、チェックアウト後にリーズナブルな価格でサービスを受けられるという嬉しい設定があるのも驚きだ。同スパではオリジナルの高品質なシードオイル等を使用したトリートメントが施術され、身体の状態に合せて、凝りや滞りの部分を中心にマッサージしてくれる。施術のレベルもすこぶる高く、都内のラグジュアリーホテルと同等かそれ以上のサービスが体感できることだろう。このホテルを利用するなら、ぜひとも体験して欲しいアクティビティのひとつである。 

ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ
place
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320
phone
0460822000
no image

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