ここを巡れば温泉ツウ!紀泉温泉修験道で行く和歌山の凄い名湯


2019.01.10

LINEトラベルjp 旅行ガイド

紀泉温泉修験道(きせんおんせんしゅげんどう)は、紀伊半島(和歌山、大阪、奈良、三重)に点在する温泉に入浴や宿泊をしてスタンプを集めていく湯巡りスタンプラリー。8個スタンプを集めると名人の称号がもらえ、最短で1泊2日あればゴールできることから、温泉ファンたちの人気を集めています。なかでも知られざる名湯が多い和歌山からマストで巡りたい凄い名湯と、1泊2日で8湯制覇できるモデルコースをご紹介します。
紀泉温泉修験道って?
紀泉温泉修験道とは、和歌山県(紀州)と大阪府(泉州)にまたがる紀泉地方からスタートした湯巡りスタンプラリー。今では奈良県や三重県までその範囲を広げています。このエリアには世界遺産にも登録された熊野三山や高野山、そして伊勢神宮があり、そこに辿り着くまでの祈りの道が駆け巡っています。その道沿いには旅人の疲れを癒した魅力ある温泉が多数点在。紀泉温泉修験道では、巡礼の修行を追体験するかのように、点在する温泉を巡っていきます。
参加方法は、参加施設で写真の先達帳(200円)を購入します。そこへ入浴するごとに1つスタンプを受け、8か所スタンプが集まればゴール。あとは事務局の花山温泉に郵送または持参で名人を申請します。申請料は2000円で、特製タオルなどの記念品がもらえます。
4種の源泉が湧くスゴイ日帰り温泉「かつらぎ温泉 八風の湯」
高野山のふもと、かつらぎ町にある「かつらぎ温泉 八風の湯」は、和歌山市街からもアクセスしやすく、湯巡りのスタートにおすすめの日帰り温泉施設。100年ほど前にできた造り酒屋の建物を利用していて、大浴場の高い天井や梁にその名残を感じることができます。
こちらの特徴が、4種の異なる源泉を使用していること。なかでも凄いのが、大浴場の大浴槽を満たす第五源泉。数万年前の太古の海水が温泉となったもので、日本でもトップクラスの塩分濃度を誇ります。あまりにも濃いため、第四源泉と混合させて、まろやかにしているほど。茶褐色に濁った温泉は、保温と保湿効果に優れています。
さらに、第四源泉を単独で味わえる壺風呂も人気です。この壺風呂は20度前後で湧き出す第四源泉をそのまま使用した、冷たい温泉。泉質は日本でも数少ない二酸化炭素泉で、浸かるとすぐ肌にプクプクと気泡が付いてきます。気泡の炭酸ガスが皮膚から吸収されて血行が促進され、肌色を明るくみせてくれる効果がありますよ。
<かつらぎ温泉 八風の湯の基本情報>
入浴料:平日1000円、土・日・祝1200円、全日20時以降700円
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702
電話番号:0736-23-1126
アクセス:JR和歌山線笠田駅より徒歩5分
※改装工事に伴い2019年2月1日から3月末まで露天風呂(大浴場)のみ利用不可。2019年4月リニューアルオープン予定。
超トロトロ&卵スープ!マニア垂涎の「女神の湯」「伊せや」
熊野古道「中辺路」ルートの中間地点、「アイリスパーク」という自然豊かなオートキャンプ場に併設した「女神の湯」があります。ここは温泉愛好家たちの評価がとっても高い温泉。
小さなプレハブ小屋に男女別の内湯があり、3~4人サイズのポリバスがひとつあるだけの簡素な施設ですが、この温泉が浸かってみると本当にびっくり。日本でも最強レベルのトロトロ度です。泉質は「重曹泉」と呼ばれるナトリウム―炭酸水素塩泉で、とろみのある温泉が肌にまとわりつき、ツルツルにしてくれる美人の湯です。
<女神の湯 アイリスパークの基本情報>
入浴料:650円
住所:和歌山県田辺市中辺路町近露128-1
電話番号:0739-65-0410
アクセス:JR紀勢本線紀伊田辺駅より本宮大社または発心門王子行きバスで約1時間、「観音寺前」バス停下車徒歩10分
もうひとつ、マニア心をくすぐる温泉が、日本最古の温泉とされる湯の峰温泉にあります。温泉街の中心を流れる湯ノ峰川のほとりに建つ「伊せや」は、一度水害で廃業するも、温泉好きの現オーナーの手によって2015年に復活した老舗旅館。
こちらのお湯には、卵スープか湯葉を思わせる大きな湯の花がゆらゆらと漂っています。女湯のほうが源泉に近いため、湯の花の量も多いとのこと。ツルツルとした湯の感触も肌に心地よく、硫黄のこっくりとした香りにも癒されます。
<伊せやの基本情報>
入浴料:600円
住所:和歌山県田辺市本宮町湯峰102
電話番号:0735-42-1126
アクセス:JR紀勢本線新宮駅より熊野本宮線バスで約1時間「湯の峰温泉」下車すぐ
水害から復活!「山水館 川湯みどりや」の絶景すぎる露天風呂
絶景のロケーションで選ぶなら、川湯温泉の「山水館 川湯みどりや」が外せません。露天風呂があるのは宿のすぐそばを流れる大塔川の河原。専用の湯浴み着を借りて入る混浴で、大自然に抱かれる開放感がたまりません。温泉は無色透明のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉ですが、白い消しゴム状の湯の花がたくさん浮いていて、ほのかに硫黄の香りが漂います。
普段は穏やかな大塔川ですが、2018年8月の台風20号の影響で氾濫。みどりやも深刻な被害を受け、同年12月に営業再開したばかりです。川湯温泉の冬の風物詩、大塔川をせき止めた巨大露天風呂「仙人風呂」も2018年度は12月22日~2月末までオープンしています。

<山水館 川湯みどりやの基本情報>
入浴料:800円
住所:和歌山県田辺市本宮町川湯13
電話番号:0735-42-1011
アクセス:JR紀勢本線新宮駅より熊野本宮線バスで約50分、「川湯温泉」下車徒歩2分
ラストは関西最強の炭酸鉄泉「花山温泉 薬師の湯」へ
和歌山の市街地の外れにある「花山温泉 薬師の湯」は、関西最強と言われる濃い温泉が大人気。自分の体が見えなくなってしまうほど濃い茶褐色の湯は、天然の二酸化炭素を高濃度で含む炭酸鉄泉。温泉に含まれる炭酸カルシウムが積み重なり、鍾乳石のようになった湯船も、温泉の濃さを物語っています。
炭酸成分が高濃度でふくまれているかけ流しの源泉風呂(26度)と、加温した大浴槽に交互に浸かるのがオススメの入浴法。炭酸ガスの効果と温冷交互の刺激で血流がアップし、自然治癒力を高めてくれます。
<花山温泉 薬師の湯の基本情報>
入浴料:1100円、17時以降850円
住所:和歌山県和歌山市鳴神574
電話番号:073-471-3277
アクセス:JR和歌山駅より信愛短大または紀伊風土記の丘行きで15分、「秋月」下車徒歩10分 

花山温泉 薬師の湯
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4.0

43件の口コミ
place
和歌山県和歌山市鳴神574
phone
0734713277
伊せや
place
和歌山県田辺市本宮町湯峰102
phone
0735421126
女神の湯 アイリスパーク
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3.5

11件の口コミ
place
和歌山県田辺市中辺路町近露128-1
phone
0739650410
川湯温泉 山水館 川湯まつや
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3.5

44件の口コミ
place
和歌山県田辺市本宮町川湯29
phone
0735421004
かつらぎ温泉 八風の湯
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4.0

31件の口コミ
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和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702
phone
0736231126
opening-hour
10:00-22:00(最終受付は21:00…

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