海賊・歴史・アート・猫!島の魅力満載の瀬戸内・塩飽本島をめぐる


2019.01.03

LINEトラベルjp 旅行ガイド

塩飽諸島は瀬戸大橋のすぐ西側に大小28もの島々を有しています。中心となる本島(ほんじま)は、かつて塩飽水軍の本拠地としてその名を轟かせ、幕府から自治も認められるなど、栄華をきわめた島。
そんな輝かしい歴史に、近年は瀬戸内国際芸術祭のアート作品という見どころも加わり、ワンデートリップにぴったりの島になっています。
穏やかな瀬戸内の海をプチクルージング
塩飽本島までは、香川県の丸亀港から30分程度の所要時間。お天気や潮流により多少のうねりが出ることもありますが、基本的には穏やかな瀬戸内航路のため「船はちょっと苦手」という方にも安心です。
フェリーと旅客船が1日に8往復をしているほか、岡山県の児島港にも4往復しているので、島を中継点に本州~四国間を渡ることもできます。
丸亀港のターミナルまでは、JRの丸亀駅からゆっくり歩いても10分ほど。コミュニティバスも利用できますが、本数が限られているので事前に時刻の確認をしておきましょう。駅付近で丸亀名物の骨付鳥やうどんなどが楽しめるのもうれしいポイント。
<丸亀港の基本情報>
住所:香川県丸亀市福島町127-16
電話番号:0877-27-2782
アクセス:丸亀駅から徒歩10分・コミュニティバスで4分
自転車?徒歩?バス? 島内のまわり方いろいろ
島の規模は自転車でまわるのにぴったりの大きさ。電動アシストも含めたレンタサイクルも用意されていますが、フェリーならば自分の愛車を持ち込むこともできます。
大きな見どころである笠島地区は港から見るとちょうど島の反対側。徒歩でも30分くらいで着けますが、時間が合えば港のすぐ横から出る島内巡回バスを利用すると効率がよいでしょう。
バスは島の外周を大きくまわるので、笠島に着くまでの間に美しい海岸や、珍しい二連の「夫婦倉」、島にある珍しい湿原などを車窓から見ることができてお得な気分に。
島内の見どころは主に船の着く泊と笠島の二箇所に集中していますが、その他の地域も含めて、要所要所に個々のスポットへの案内が出ているので、安心して島内をまわれます。
島いちばんの見どころ「笠島地区」
笠島の町並みは、城下町独特の複雑な街区の造りに、金沢や京都を思わせる伝統的な町屋が並んでいて、瀬戸内の島にいることを忘れてしまいそうです。
これらの建物は江戸末期から戦前にかけてのデザインで、国の「重要伝統的建物群保存地区」に指定されています。また、島の規模からするとかなり多くの立派な寺社があることからも、かつての栄華が偲ばれます。
笠島の港は風待ちに適したことから、塩飽水軍の本拠地となっていました。今も静かな港に多くの漁船が見られます。
塩飽水軍は優れた造船技術と、その船を操る技術に長けていたことが特徴で、一般的な「海賊」のイメージとは違っていたようです。
<泊港の基本情報>
住所:香川県丸亀市本島町泊
電話番号:0877-27-3180
アクセス:笠島港からバス右回りで16分・左回りで30分
アートと猫でさらに島を満喫
瀬戸内国際芸術祭の作品は、島の東部に7点、継続展示されています。作品も島の歴史にちなんだものが多く、船大工の技術を受け継いだものや、船をモチーフとした作品が見られます。
泊港にあるのは、日本初めて太平洋を横断した咸臨丸から着想を得た作品ですが、この船の乗組員の多くは塩飽出身者でした。島内には「咸臨丸乗組員○○の家」と掲げたお宅がいくつも見られ、今も島の誇りとなっていることが伝わってきます。
これらのアートめぐりをしていると、思いがけず猫の大群に歓迎を受けてびっくりすることも。国内あちこちの島で存在感をあらわしている猫ですが、ここ塩飽本島でもたくさんのフォトジェニックな猫たちに会えるでしょう。 

丸亀港
place
香川県丸亀市福島町127-16
phone
0877223318
no image
本島泊港
place
香川県丸亀市本島町泊
no image

この記事を含むまとめ記事はこちら