よなよなエールの工場見学!軽井沢・ヤッホーブルーイング「大人の醸造所見学ツアー」


2018.07.19

トラベルjp 旅行ガイド

クラフトビールの最大手・ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」。ビール好きなら誰もが知っている銘柄ではないでしょうか。
そんなよなよなエールの製造工程を体感できるツアーが、夏季限定開催の「大人の醸造所見学ツアー」。クラフトビールづくりについて「つくり手」の皆さんから学べるほか、よなよなエールや軽井沢高原ビールの試飲もできます。思わず誰かに披露したくなるような豆知識もたくさん聞けますよ!
ヤッホーブルーイング「大人の醸造所見学ツアー」
アサヒ、キリンなど大手4社が多くのシェアを占める日本のビール業界。その中において近年存在感を増しつつあるのが、この4社のいずれでもない小規模醸造所のつくる「クラフトビール」です。
このクラフトビール業界の「一番手」が、軽井沢に本社を持つヤッホーブルーイング。代表銘柄「よなよなエール」は、いまや全国のスーパーでも見かけるほど人気のビールとなりました。このよなよなエールなどの全国ブランドのほかにも、軽井沢限定のブランドとして「軽井沢高原ビール」や「軽井沢ビール クラフトザウルス」などを展開しています。
今回ご紹介するのは、そんなヤッホーブルーイングの工場見学。醸造所は軽井沢町の隣・佐久市にあり、夏季の土日祝日(2018年は6月30日~10月8日まで)を中心に「よなよなエール 大人の醸造所見学ツアー」と題したツアーが行われています。2010年から始まったこのツアーは年々参加者が増えつつある大人気のツアー。インターネット上から予約すれば、あとは当日工場へ直接向かえばOKです。
「大人の醸造所見学ツアー」の流れと見どころ
見学ツアーの受付を済ませると、さっそくウェルカムビールが登場!乾杯しながらツアー開始を待ちます。楽しいフォトスポットもありますので、記念撮影はぜひこちらで。
写真に写っているのはスタッフのお二人で、愛称は左「ぴんきゅー」と右「むぎちゃん」。ヤッホーブルーイングではフランクに意見を出し合うことを大切にしており、風通しのよい土壌づくりのため、年齢や役職にかかわらず全員がニックネームで呼び合っているのだそう。ヤッホーブルーイングといえば、よなよなエールの人気とともに、ユニークなプロモーションやイベントの開催にも定評があります。そんな「遊び心ある社風」に触れられるのも、見学ツアーの見どころのひとつ!
大人の醸造所見学ツアーでは、まずは麦芽・ホップなどビールの原材料についてお勉強。その後、醸造設備を間近に見学しながらビールづくりの工程を体感し、最後に試飲…という流れになります。
ヤッホーブルーイングの醸造所見学は「最新の見学通路を備えた工場見学」というよりは、「そのままの現場」にお邪魔するような雰囲気が魅力!あちこちで作業中のスタッフさんを見かけることも多く、ビールづくりをよりリアルに感じられます。
スタッフさんの話を聞きながら、麦やホップに触れて味わって、発酵の様子を間近に見て。仕込み室、発酵室、貯酒室…とビールづくりの工程に合わせて見学する中では、工程による温度変化を体感したり、作業の一部を実際に体験してみたりと、五感を使ってしっかり楽しめる見学内容です。
貯酒室ではなんと、タンク直出しのビールを試飲させてもらえます!ふだんビール職人しか飲むことのできないできたてビールに、参加者は大盛り上がり。これぞ、見学ツアーでしか味わえない特別な味ですよね。
テイスティングのコツも学べる試飲タイム
醸造所の見学を終えた後は、お待ちかねの試飲!この試飲タイムの充実ぶりも、ツアーの人気のヒミツ。ビールのテイスティングの方法や、それぞれのビールに合うフードペアリング、そしてよなよなエールのトリビア的な知識など、すぐに居酒屋で語りたくなるような内容がいっぱいです。
知識よりもまずは飲みたいんだ!という方もご安心。見学時には5種類以上のビールが試飲可能で、この日用意されたのは、水曜日のネコ、よなよなエール、軽井沢高原ビール 夏限定、インドの青鬼、東京ブラック。サプライズで珍しい銘柄の試飲ができることもありますので、それは行ってみてのお楽しみ!
ちなみに、試飲会場の片隅には、スタッフカードがずらりと並んだこんなコーナーもあります。よく見てみると、ニックネームは個人だけではなく部署名にも…!たとえば「東京ジャケッツ」って何の部署か想像できますか? 実はこれ、東京にある営業部のこと。東京でジャケット着用の仕事…ということから東京ジャケッツ!笑
「よなよなエール広め隊」「通販団」などはまだ想像しやすいですが、「パッキャオ」「HOT」など、なかなか難解な部署も…気になる方は、ぜひスタッフさんに聞いてみてください。
お得な直売価格&限定グッズも!物販エリアでお土産を
見学ツアーの締めくくりは、直売所でのお買い物。工場直売だけあって、ここは「ヤッホーの製品が世界で一番安く買える場所」。大好きなビールをどこよりも安く手に入れるも良し、軽井沢限定のビールを記念に購入するも良し。ちなみに、軽井沢周辺エリアでしか購入できないのは「軽井沢高原ビール」と「軽井沢ビール クラフトザウルス」の2ブランドです。お土産にも最適!
また、ファン必見のよなよなグッズも。Tシャツ、オリジナルグラス、コースターなど、楽しいグッズが揃っており、見学ツアー限定色(水色)のTシャツもあります!ぜひ、手に入れてみてくださいね。
プランニングのコツ、参加の注意事項
大人の醸造所見学ツアーの様子は動画でもご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
最後に、プランニングのコツについて。
まず、醸造所の立地は軽井沢の中心地からは少し離れていますので、軽井沢旅行とあわせて楽しむなら、移動時間も考慮してプランニングするのがコツ。アクセスは「佐久平駅」もしくは「御代田駅」よりタクシー利用となりますが、ライドシェア(乗り合いタクシー)のプランもありますので、マイカー以外で向かう方はそちらの利用が便利です(要事前予約)。
また、「class vesso 西軽井沢」や「くつかけステイ 中軽井沢」など提携する軽井沢の宿泊施設では、このツアーの参加者限定の宿泊プランも利用可能(別途予約が必要です)。醸造所見学の前後にもたっぷり楽しめますよ! 

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