地響きがする圧巻の滝、妙高「苗名滝」 砂防ダムも迫力満点!


2018.06.30

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長野県との県境、関川にかかるのが“日本の滝百選”にも選ばれている「苗名滝」です。水しぶきを上げて流れ落ちる滝は迫力満点! 水の轟音が周囲に響き渡る様から地震(なゐ)のようだ、といわれた事から名付けられたといわれます。また、下流には砂防ダムもあり、ここの幅広い滝も迫力満点! 苗名滝は「妙高高原自然歩道」の起点にもなっています。マイナスイオンを浴びながら自然を楽しみましょう。
砂防ダム
新潟県と長野県の県境近く、黒姫山と妙高山の間の関川にかかるのが苗名滝です。
駐車場を降りて歩くと、すぐに眼に入るのが幅広い滝。実はこれ,砂防ダム(関川一号砂防堰堤)によって作られた滝です。平成7年の梅雨時に上流から土砂が大量に流れ、橋も被害を受けた事で砂防ダムが造られた(平成16年)のですが、この堰堤は長さがなんと118mもあります。
砂防ダム前方には吊り橋がかかっています。若干ゆれますので、スリルを楽しみながら、まずこの釣り橋で幅広い水流をじっくりと楽しみましょう。自然のマイナスイオンが身体を包んでゆくはずです。
次に、砂防ダムの左手奥にある“階段”(前記写真参照)を登って下さい。登ると上では、比較的穏やかな関川の流れが眼に入ってきます。
川を右手に見ながら自然道を上流へと歩きましょう。苗名滝への道は急傾斜もなく、お年寄りやお子さんでも充分歩けるのですが、砂防ダム横の階段が最もキツイかもしれません。階段さえクリアできれば誰でも問題なく苗名滝まで行けるはずです。
目的の滝「苗名滝」
しばらく行くと、左手に石碑が眼に入ってきます。“小林一茶”が「瀧けぶり 側で見てさへ 花の雲」と苗名滝を謳った俳句が石に彫られています。一茶は文化9年(1812年)に江戸をはなれ、故郷の信濃町(長野県)に移り住んだのですが、翌年に野尻の門人とこの苗名滝に足を伸ばしたといわれます。
石碑の近くからは前方に吊り橋と瀧が見えてきます。さあもうすぐ目的地です。吊り橋を渡り、滝を近くからみましょう。
近づくに従い、地響きや水煙が上がっているのが良く見えてきます。この滝は、黒姫山が噴火し、溶岩で関川をせき止めた事によりできたものです。実はこの滝は4連の滝なのですが、前方に見える滝(一の滝)以外は通行ができません。またこの滝は落差が55mあり、“日本の滝百選”に選ばれていますが、特に春先は雪解けの水によって迫力満点です。
この滝の由来ですが、滝から落ちる水音があまりにも激しく轟音が周囲の森に響きわたり、まるで地震のようだったことから地震(なゐ)の滝と呼ばれ、これから苗名(なえな)滝となったというのが通説です。また関川が、米どころの高田平野の水田に流れ込む事から苗と関係して名付けられたとの説もあります。
なお苗名滝から杉野沢集落、いもり池、池の平スキー場から赤倉温泉、そして燕温泉まで続く道は、妙高山麓横断コースとして「妙高高原自然歩道」の1つとなっており(MEMO欄参照)、苗名滝を起点として自然を満喫する事ができます。
“流しそうめん”や“ソフトクリーム”が美味しい!
次に滝の側にあるお店をいくつかご紹介しましょう。まずは「苗名滝苑」です。このお店は川沿いにあるレストランで、何といっても“流しそうめん”が名物です(MEMO欄参照)。お店の中や外で砂防ダムを見ながら食べる事ができます。また季節の“山菜天ぷら”もお勧めです。店の一角にちょっとしたお土産コーナも設置されています。
2軒目はお隣、砂防ダムの近くにあるカフェ「Gland」です。このお店の名物は、“信越高原で一番おいしい”というボリューム満点のソフトクリームです。このお店でも外に椅子やテーブルが用意されており、ダムの水の流れを楽しみつつソフトクリームでも涼感を十二分に味わう事ができます。
なお、駐車場をはさみ、カフェの向かい側に公衆トイレが有ります。 

苗名滝
place
新潟県妙高市杉野沢

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