新宿から約90分!絶景もパワースポットも楽しめる丹沢・大山


2018.06.16

トラベルjp 旅行ガイド

都心から近い登山スポットとしては高尾山が有名ですが、人も多く初級レベルなので登り甲斐もあまり得られない、とお悩みのあなた!
比較的近く登りごたえもあり、かつ絶景とパワースポットの両方を備えている、絶好の山に登ってみませんか?
神奈川県・丹沢地方の大山は美しい三角形をしており、古来より庶民の山岳信仰の対象として親しまれてきたパワースポット。山頂から遠く相模湾を臨む絶景と合わせてご紹介します。
大山ケーブルカー駅から大山寺へ
大山登山のメインルートは主に三段に分かれています。大山ケーブル駅から大山寺までの一段目、大山寺から阿夫利神社下社までの二段目、阿夫利神社下社から本社までの三段目です。このうち、阿夫利神社下社まではケーブルカーで登ることが可能。
ですが、相模平野を見渡せる素晴らしい景色があるので、ぜひ徒歩で登っていただきたいところです。
大山ケーブル駅を過ぎると、早速現れるのが男坂と女坂の分かれ道。大山寺へは女坂からしか行けませんので、左の女坂方面へ歩を進めてください。登っていく途中では、静かに流れる滝や緩やかに続く石段、女坂の七不思議に遭遇することができます。
20分ほど登ると大山寺本堂とケーブルカーの大山寺駅への分かれ道に。ここでの最大のポイントは、下から見上げる美しい石段。頭上にドームのように掛かるもみじが、まるで天国へ誘っているかのようです。
大山の中腹 大山寺
755年、聖武天皇の頃に開かれた「大山のお不動さん」と呼ばれる大山寺。巨大な山門の天井や梁には、とても細やかで繊細な彫刻が施されています。
この歴史と豪華な装飾が、長い間親しまれてきた理由を物語っているのではないでしょうか。
またお寺の前の石段では、秋になるとドーム状のもみじがとても鮮やかに紅葉し、名所の一つにもなっています。季節を変えて異なる時期に訪れてみると、また違った雰囲気を味わうことができ、印象が変わるかもしれませんね。
大山寺から阿夫利神社下社へ
大山寺を越えると、女坂と言えども傾斜がさらにきつくなってきます。しかしその分標高も高くなり、見られる景色も抜群。相模平野の奥まで臨め、うっすらと相模湾まで見えてきます。
足場もだんだんと石段が消えていき、土と木の根がむき出しの険しい道になっていきます。そんな折に聞こえてくる、ゴォーっという機械の音に耳を傾けてみましょう。木々の間からケーブルカーが一生懸命上り下りする姿が見られます。
大山登山の中でも密かな人気スポット。険しい山道を徒歩で登ってきたご褒美を堪能してください。
阿夫利神社 下社から山頂へ
大山ケーブルカー駅から30分ほど登った先に見えてくるのが、阿夫利神社の下社。神社に続く石段からは、相模湾を望むことができます。空気が澄んでいれば、江ノ島が見えることも。
さらに本格さをます登山を前に、ここで一息つきましょう。
立派な社殿は標高700mの中腹に建ち、その昔は源頼朝など多くの武将たちの信仰を集めていました。また江戸時代には庶民に人気となり、大山参りが流行。常に人々の信仰を集めていたパワースポットになります。
山頂への登山に向け、ここでも安全祈願をしてご利益を頂きましょう。
大山山頂
下社脇の急勾配の階段から、山頂への登山が始まります。いきなりキツイ階段なのでびっくりするかもしれませんが、焦らずじっくり登っていきましょう。山頂まで約2km、高低差550m超もあるのでペース配分が重要になります。最初に急ぎすぎないように注意しましょう。
40分ほど登ると少し開けた場所に出ます。富士見台と呼ばれており、晴れた日には雄大な富士山を臨むことができますよ。富士山からパワーをしっかりもらい気力回復!あと半分です。
下社から登ること約90分。ついに山頂に到着です。山頂には阿夫利神社の本社と奥の院があるので、こちらにもお参りを。きっと昔の方達も登りきった達成感と共に祈りを捧げていたのではないでしょうか。
山頂は広いのですが、お昼時に到着してしまうと他の観光客の方と重なってしまいます。美しく抜けた景色をおかずに皆さん昼食をとっており、一番混雑する時間帯になります。
大山ケーブルカー駅から一気に駆け上がってきましたが、大山の絶景とパワースポットの充実ぶりは伝わりましたでしょうか。
山頂付近は難易度の高い場所もあるので、ゆっくりご自身の体力と相談しながら登ってみてください。登りきったあとの山頂からの絶景は、最高のご褒美!都心からも近いので日帰り登山スポットとしておすすめです。 

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伊勢原市立大山小学校
place
神奈川県伊勢原市大山209
phone
0463952014
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