一夜に三つの行列!京都・祇園祭 お迎え提灯・道しらべの儀・神輿洗式


2018.06.20

LINEトラベルjp 旅行ガイド

7月1日の吉符入にはじまり7月31日まで、1ヶ月に亘って様々な神事が開催される京都・八坂神社の祇園祭。多くの神事がある中で注目していただきたいのが「7月10日」という日程。この日の夕刻以降は神様が神輿に乗る準備をする「神輿洗式」や、それに先立ち行われる「道しらべの儀」、さらに神輿を迎えるための「お迎え提灯」と3つの行列が四条通に繰り出されます。
各行列はそれぞれ四条通を往復するので見応えは抜群です
まずは「お迎え提灯」
7月10日に繰り出される行列の1つが「お迎え提灯」とよばれるもの。これは同日行われる神様が神輿に乗る準備の為の神事、「神輿洗式」の神輿を迎える為のもので、例年7月10日の16時半頃八坂神社を出発、「四条通」から「河原町通」を経由し京都市役所の南側にある本能寺へ向かいます。
本能寺で踊りなどを披露し、その後は写真の通り「寺町通」のアーケードから「四条通」を経由して八坂神社へ戻ります。
「お迎え提灯」は風情のある提灯や可愛らしい子供たちの姿も多く、賑やかな祇園囃子も奏でられるので、行列が商店街を行くのは否が応でも祭気分が盛り上がります。
四条通を行く「お迎え提灯」
進行状況や天候にも若干左右されるものの、例年お迎え提灯の行列が四条通を行くのは町並みが夕刻から日の入り後、空が濃い青色に染まるブルーアワーと呼ばれる時間帯。
昼間の暑さもやっと一息つき、行列や町の風景を最も美しく見ることができます。
京都では屈指の規模を誇る四条河原町の交差点も行列が行く際は交通規制がされ、人々が悠々と巡行する姿が見られます。
「お迎え提灯」の列では大小様々な提灯を手にした人の他、囃子方に児武者・小町踊・鷺踊・赤熊(しゃぐま)等の列が見られます。
赤い髪の赤熊(しゃぐま)や鷺踊を奉納する子供たちの姿もあどけなくて可愛らしい。それぞれに華やかな衣装を身につけお化粧もしています。この後行列の人々は「神輿洗式」から神輿が戻るのを待ち、八坂神社西楼門前で整列して神輿をお迎えします。
「道しらべの儀」
例年「お迎え提灯」の行列が八坂神社をめざし四条大橋へと差し掛かる頃、八坂神社方面からは四条通を清める「道しらべの儀」の為、大松明と神輿の担ぎ手達もやってきます。
大松明は長さ5m近い大きなもので、八坂神社と四条大橋の間を往復して道を清めます。
大松明と神輿の担ぎ手たちは道しらべの儀で道を清めた後、一旦八坂神社へ戻ります。そして境内に戻った大松明の火は、4本の松明にうつされます。
いよいよ「神輿洗式」
「道しらべの儀」の後はいよいよ「神輿洗式」のため三基の神輿を代表して中御座神輿が四条大橋へ向かいます。大松明からうつされた火を灯した4本の松明も、神輿を守るようにして列を進みます。この頃にはすっかり日も暮れて松明の火がとても印象的。
他の神社の神輿洗いでは実際に神輿が川や海に浸かったりということも多いようですが、祇園祭の「神輿洗式」は7月10日の朝のうちに汲んでおいた鴨川の水を榊にひたし、四条大橋にて神輿に振り掛けるというもの。
神輿が四条大橋まで運ばれ鴨川の水で清められた後は、周囲の人々にも水がかけられ無病息災が祈られます。
7月10日の「神輿洗式」の後中御座神輿は(20:30分頃)八坂神社に還り他の神輿とともに屋根飾り等を飾りつけ、7月17日の「神輿渡御」に備えます。
このように7月10日の夕刻以降の四条通はひっきりなしに行列が行き来するので、目を離すことができません! 

八坂神社
place
京都府京都市東山区祇園町北側625
phone
0755616155
美御前社
rating

3.5

16件の口コミ
place
京都府京都市東山区祇園町北側625 八坂神社内
phone
0755616155

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