竹林が美しい愛知岡崎「真福寺」たけのこ尽くしの竹膳料理も


2018.06.02

LINEトラベルjp 旅行ガイド

古寺を訪れる目的は、美しい伽藍、境内の佇まい、歴史探訪など様々。そんな目的に加え、真っ赤な空中回廊や竹林で目が喜び、竹膳料理で舌鼓を打てるのが岡崎市にある真福寺です。真福寺の開創は古く聖徳太子までさかのぼります。境内の高台にある本堂と食事処を一直線につなぐのが真っ赤な空中回廊。緑の境内で鮮やかなコントラストです。色彩も楽しめる真福寺をご紹介します。
見どころが多い名刹の真福寺境内
階段を上った正面にある真福寺(しんぷくじ)本堂から読経が流れ、鐘の音が響き渡ります。
伝教大師最澄の「照千一隅(一隅を照らす)」を刻み込んだ石燈籠。そして石段の右手前に一休さん座像があります。その頭を撫で、自分の頭を撫でると知恵を授かるといわれています。一休さんの頭頂部は頻繁に撫でられ毛が生えているように黒光り。像の右手奥に、「水かけ不動」と湧き水、左手前に「万年カメ」をかたどった大石や多宝塔もあり、階段前は見どころ充実の区域です。
真福寺は、推古天皇時代の594年に創建され、聖徳太子建立の46ヵ寺の一つです。麓の仁王門や本堂背後にある大師堂、八所神社、宝物館、さらに奥之院もあり山全体に伽藍が広がり、山岳仏教の名残をとどめる天台宗の名刹です。ご本尊は水体薬師と称する薬師如来で、身体健康と目のお薬師様として全国的に知られています。
言い伝えによれば、物部の守屋の次男真福(まさち)が山上に湧き出る泉を発見すると、薬師如来が現れました。湧き出た泉を広く人々に分け与えようと聖徳太子に願い出たのが創建の由来です。
本堂をぐるりと回り、空中回廊が招福の鐘(しあわせのかね)につながり、参拝者が鐘を打つことができます。聞こえて来た鐘の音は参拝者が打ち鳴らしたものです。
本堂と食事処をつなぐ空中回廊
自動車やバスで訪れる方は本堂のある境内まで上がることができます。境内後方を左右に伸びる真っ赤な空中回廊。緑深い境内で鮮やかなコントラストです。
境内北側高台にある本堂と、南側高台にある食事処(参集殿)を高低差なしにまっすぐ繋ぐのが真っ赤な空中回廊です。
食事予約をしている方は、本堂で参拝し空中回廊で移動します。緑の中、目にも鮮やかな赤い回廊が伸びて行きます。
筍(たけのこ)尽くしの竹膳料理
水体薬師如来で全国的に有名な真福寺の基本の竹膳料理(写真:1,296円)は、筍の刺し身、天ぷら、煮物など殆どの料理で筍が使用されています。ごはんも筍の炊き込みごはんに切り替えできます(プラス200円)。
ごはんとお吸い物以外は容器も箸も全て竹製。太い竹を切ったり、割ったり、編んでできています。
豆腐田楽に見えますが、実は筍。容器も串も田楽も竹のこだわり。味つけは三種類の味噌、一口サイズの食べやすい大きさで色もきれいです。筍は食物繊維が多い食品として知られています。
昼食時には竹膳料理を求めて大型バスでたくさんの参拝客が到着しますので、予約をおススメします。
食事処から下りてくると境内駐車場に毘沙門天開山堂があり、その右奥に「ほら貝の穴」があります。伝説によれば、「ほら貝の穴」は伊勢とつながっているといわれています。穴の中まで石段が続きお地蔵様が祀られているパワースポットです。
風の音を聞きたい竹林
毘沙門天開山堂前から階段を少し下りると、竹林を歩くことができます。うっそうとした竹林で収穫する筍を使っているのが真福寺の竹膳料理なのです。
竹林を抜けてくる涼風を感じ、サワサワッという風の音に耳を傾けてみてはいかがでしょう。ウグイスなど野鳥の鳴き声も聞こえてきますよ。
200m程の竹林を潜り抜けると登り口に出ます。「竹林参道」と呼ばれています。
表参道にある仁王門
自動車やバスが上がるのは本山東側の道路。時間のある方は仁王門を通り表参道から石段で真福寺境内まで200m程を上ってみてはいかがでしょう。永正12年(1515年)に建立された3mの巨大仁王像が構えています。仁王門前にも駐車スペースがあります。
仁王門前にあるのが放生池。鮮やかに赤色三重アーチ橋の先に弁天堂が建っています。弁天堂の後方からエネルギーが流れ込んでくるような地形。併せて散策してみてはいかがでしょう。放生池の西側に歩行者用の西参道もあります。 

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天台宗 真福寺 祈祷 竹膳料理
place
愛知県岡崎市真福寺町字薬師山6
phone
0564454626
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