北海道「銀婚湯」“隠し湯めぐり”で森の絶景をひとりじめ!


2018.06.04

トラベルjp 旅行ガイド

「温泉旅館 銀婚湯」(北海道 上の湯温泉)は、広大な森に悠然と佇む秘湯の宿。“隠し湯”と呼ばれる貸切露天風呂で知られ、大自然と一体となった絶景温泉めぐりを楽しめます。また、館内の風情や料理にも定評があり、あらゆる点で満足度の高い宿です。
温泉好きな方だけでなく、旅に癒しを求める全ての方におすすめ! そんな「温泉旅館 銀婚湯」の魅力をご紹介します。
「銀婚湯」は9万坪の敷地に悠然と佇む秘湯の宿
「温泉旅館 銀婚湯」(※以下、銀婚湯と略します)は、広大な森に佇む秘湯の宿。「日本秘湯を守る会」の会員宿としても知られ、北海道では数少ない純和風の温泉旅館です。
総面積は約9万坪。銀婚湯付近は、本州に似た植生帯の北限と言われています。周囲は果てしない森に囲まれ、春から初夏にかけては初々しい新緑、秋は色鮮やかな紅葉を楽しめます。
えっ、これが貸切風呂? “隠し湯めぐり”で大自然ひとりじめ
「銀婚湯」の最大の魅力はズバリ、温泉そのものです! 敷地内に五本の自家源泉を所有。恵まれた自然環境を最大限に生かし、それぞれに趣向を凝らした貸切露天風呂が五ヶ所点在。ここでは“隠し湯めぐり”と呼ばれ、宿一軒で温泉めぐりが楽しめます。
中には吊り橋を渡って行かなければ到達できない温泉も。秘湯風情たっぷりで、道中から胸がワクワクしてきます!
※季節によっては閉鎖され、入浴出来ない貸切風呂があります。
銀婚湯自慢の“隠し湯”は、広大な森の中に点在。全てを巡るのは、結構な時間を要します。照明も無い大自然の中ですので、日没後は入浴不可です。
どの貸切風呂も魅力的ですが、あえて一ヶ所だけ選ぶとすれば、「トチニの湯」(写真)がおすすめ。ここでしか使われていない独自の源泉が使用され、壮大な広葉樹林に囲まれた自然環境が大変素晴らしいからです。
直径1メートル近い丸太をくり抜いて造った浴槽も情趣たっぷり。自然と一体なった湯浴みを、独り占めで楽しめます!
「トチニの湯」では清流を臨める湯船も有ります。耳を澄ませば、川のせせらぎと小鳥のさえずり。心洗われるひとときです。
源泉100%かけ流しの温泉は、泉質も絶品。温浴効果の高い食塩と、美人湯と言われる重曹成分を含有。滑らかな肌触りで、体の芯まで温まる温泉です。また、温泉通が“アブラ臭”と呼ぶ石油っぽい香りが不思議と心地良く、深い安らぎへと導かれます。
自然と一体となれる環境、滑らかで重厚な肌触り、心地良い湯の香・・・五感を刺激し、誰もが至福のひとときと感じることでしょう。
「銀婚湯」は13時チェックイン、翌日11時チェックアウトの宿。隠し湯めぐりが目的の方は、おこもりステイと決め込んで、存分に満喫しましょう!
多彩な魅力を放つ「銀婚湯」館内の浴場!
また「銀婚湯」では、館内にも男女別の大浴場を完備。深夜に男女浴室が入れ替わり、宿泊すると両方の温泉に入れます。
大浴場では、四本の源泉を混合して提供。内湯なので、銀婚湯特有の香しき湯の香が、しっかりと感じ取れます。お湯の良さを、じっくりと楽しみたい方におすすめです。
こちらは、大浴場に併設した露天風呂(深夜に男女入替)。二つの源泉を混合して適温に調整。夕暮れ時には柔らかな灯りに包まれ、隠し湯とは一味違った落ち着きある情景を楽しめます。
この他にも館内には家族湯(内風呂)があります。源泉は大浴場と同じで、四源泉混合。
他人に気を使うことなく、ゆったりと温泉に浸かれますので、小さいお子さん連れの方にもおすすめです。
「銀婚湯」は、木の温もりに包まれた館内も魅力!
「銀婚湯」は木造と鉄筋が混在した建物ですが、全体に木の温もりを大切にした優しい雰囲気。どちらかと言えば北海道というよりも、関東北部や東北地方の歴史ある温泉宿のイメージに近いです。
写真は、エントランス横にある談話室。一枚板のテーブルが印象的で、窓が広く取られ、明るく開放的な雰囲気を醸し出しています。
写真は、花水樹と呼ばれる特別新館の客室。12畳のゆったりとした造りで、快適に秘湯風情を楽しみたい方におすすめです。
写真は旧館客室。開業当初の湯治宿だった時代をしのばせ、昭和レトロな雰囲気たっぷりです。昔ながらの和情緒がお好きな方におすすめです。
地の食材をふんだんに使った郷土料理に舌鼓!
温泉宿に泊まったら、やっぱり料理も気になりますよね。「銀婚湯」の料理は既製品を一切使用せず、地元の旬の食材をふんだんに取り入れている点が特徴。銀婚湯の社長自ら腕を振るった手作り料理です。
夕食は、地元で採れた野菜を使った鶏鍋と郷土料理。また銀婚湯は海にも近く、近場の漁港から仕入れた新鮮な魚介類も取り入れています。
天ぷらは揚げたてのものが運ばれ、塩で食します。サクッとした食感とサッパリとした塩味が、絶妙なバランスの美味です!
※旬の食材にこだわっているため、料理内容は季節ごとに変わります。
朝食も地の素材を中心とした和食。味噌汁の具はワカメに似ていますが、“みみのり”という海藻。地元の浜で自ら採取したものを使用しています。
また米は地元の農家から取り寄せたもの。噛めば噛むほど口の中に甘味が広がり、上品かつ味わい深いご飯です。 

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銀婚湯温泉
place
北海道二海郡八雲町上の湯199
phone
0137622111
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