太陽の塔だけじゃない!万博記念公園の菖蒲の花が圧巻


2018.05.12

トラベルjp 旅行ガイド

大阪の万博記念公園といえば、「太陽の塔!」と誰もが口を揃えていう事でしょう。でもそれだけではありません。実は万博記念公園には日本庭園があり、5月下旬から6月中旬は花菖蒲が非常に美しく隠れたフォトスポット。他の花と比べると比較的地味な印象の菖蒲ですが、ここの菖蒲園は非常にカラフル!整然と配された遊歩道もあり、まるで花の上を散歩しているような極楽気分が味わえます。
晴天を貫く「太陽の塔」はやはり圧巻
万博記念公園は伊丹空港(大阪空港)からは非常に近く、大阪モノレールで20分かかりません。なんばや梅田からは大阪メトロや阪急線を乗り継いで40分ほど。いわゆる郊外にあります。「ちょっと面倒だな」と思う人もいるかもしれませんが賑やかな街の観光が終わったら、郊外に出てみるのもオツなもの。高いところを走り眺望も楽しめる大阪モノレールに乗るのもなかなか新鮮な気分です。
大阪モノレールの万博記念公園駅に下りれば、駅のホームから「太陽の塔」が「こっちですよ!」でと案内してくれているかのよう。
万博記念公園の入場料は大人250円。小中学生70円!子どもに優しい設定なので、家族で行くのも良いですね。入場した瞬間迎えてくれる「太陽の塔」。芸術家の岡本太郎氏が日本万国博覧会のテーマ展示としてデザインした塔としてあまりにも有名ですが、そうと知りつつ入場しても、やはり凄い迫力!平成30年3月から48年ぶりの内部公開でも話題になっているので、興味がある人は関連ぺージから内容を確認してみてくださいね!
万博記念公園に日本庭園があるって知ってた?
「万博記念公園」という名前は知っていても「太陽の塔」以外何かあったっけ?と言う人も多いはず。人工池が張りめぐらされたとても広大な公園で、その美しさを保つ為に日々管理されています。5月下旬から6月中旬に立ち寄っていただきたいエリアこそ「日本庭園」。メインの建物にはゆっくりと寛ぎながら庭園を愛でられるスペースもあります。
日本庭園の正門は「太陽の塔」から北方向に歩いたところにあります。万博記念公園には複数の入場口がありますが、中央口か東口からの入場が近道。徒歩15~20分で到着します。入場口によってはかなり遠回りすることもあるので気をつけて! 日本庭園への入場には、自然文化園と共通の入場券が必要です。
早朝は美しい花を咲かせる蓮に囲まれたあずま屋も!時間のある人はここで休憩してください。青々とした蓮の葉の上に浮かぶ素敵な気分を味わえます。
5月下旬から6月上旬の菖蒲の花は知る人ぞ知る季節の喜び
「花しょうぶ田」は日本庭園内でもかなり奥まった場所にあり、しっかり順路を見ていないと迷ってしまいそう。でも5月下旬から6月上旬は、しっかりとこの菖蒲の花の美しさを知っている人が、カメラを片手にいそいそと歩いているので、ついていけば大丈夫。不安な人は入口でもらえるマップをしっかりとチェックしながら向かいましょう。板張りの遊歩道が張り巡らされた「花しょうぶ田」は来て良かった、と思える素晴らしい美しさであなたを迎えてくれます。
皆さん美しい花々に見惚れた後は、もくもくと撮影にいそしんでいます。
意外と知っている人が少ないらしく、土日もそんなに混雑しません。
圧巻の菖蒲の花の群生をご覧あれ!
少しずつ植えてある場所もあれば、みっしり群生している場所も。紫と白のコントラストが美しい花や、菖蒲らしい真紫の花もあり、日本らしい情景です。
こちらは黄色の菖蒲。花の色ごとにきちんと分けて植えつつも、自然さを失わない見事な配置がなされています。
小川にはみっしりと花が咲き乱れ、水彩画の世界に迷い込んだようです。
帰りは日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」を楽しむのも良し!
太陽の塔や菖蒲の花をゆっくりと堪能したら、万博記念公園に隣接する日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」で食事やショッピングを楽しんでみては?
散策の疲れを癒すカフェや、日本最大級の観覧車もあり、大阪の中心部からわざわざ出かけて良かった、と思える一日になりそうですよ!
伊丹空港(大阪空港)利用の人は、大阪モノレールで20分ほど。なんばや梅田からは地下鉄や私鉄、大阪モノレールを乗り継いで40分ほどかかりますが、行く価値大!ゆっくり優しいスピードで走るモノレールに乗るのも、なかなか風情があります。
大阪の都心巡りに疲れたら、菖蒲の花と香りに癒されてくださいね。 

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万博記念公園
place
大阪府吹田市千里万博公園
phone
0120197089
opening-hour
9:30-17:00(入園時間は閉園の3…
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