徳島県三好市の山間部にかつてあった出合小学校。廃校になった今は、オシャレな複合施設「ハレとケ デザイン舎」に生まれ変わっています。教室だった場所には、カフェ「ハレとケ珈琲」やホステル、子ども図書室などが入っており、学校の面影を残したインテリアも見どころ。祖谷渓などと併せて観光できるドライブスポットでもあるので、ノスタルジックな雰囲気を味わいに行ってみませんか?
廃校を再利用したカフェ&ゲストハウス
まずは、1Fのオシャレなカフェ「ハレとケ珈琲」や校舎、2Fホステル付近の雰囲気を動画でご覧下さい。
徳島県三好市にかつてあった"出合小学校"は、2005年に閉校となりましたが、リノベーションが行われ、2014年に「ハレとケ デザイン舎」として生まれ変わりました。
「ハレとケ デザイン舎」は、徳島の有名観光スポット“祖谷渓”から車で約25分ほど北上した所に位置しています。緑豊かな癒しスポット。
徳島市中心部からは、高速を使って車で1時間半ほどかかる距離ですが、香川や愛媛、高知の各県境にほど近く、その三県からは意外とアクセスしやすいのも特徴です。
学校の雰囲気が残る校舎
「ハレとケ デザイン舎」は旧出合小学校の校舎を再利用しており、当時の面影が随所に残っています。グラウンド横の駐車場から中庭へ抜ける通路には、卒業制作で描かれた可愛らしい壁画もあるので要チェック!
大人の皆さんは、遠い昔を思い出すようなノスタルジック感も味わえます。どこかしら、自分が通っていた学校とリンクする景色を見つけることができるでしょう。
中庭はウッドデッキが完備されており、天気の良い日はカフェメニューを外で頂くこともできます。
教室でのんびりカフェタイム
「ハレとケ デザイン舎」1Fには、教室をリノベーションしたカフェ「ハレとケ珈琲」があります。ドライブスポットとして、ここを目当てに訪れる方が大半。
ピザ、コーヒー、ケーキなどは持ち帰り可能。裸足で上がれる図書室で飲食も可能です。
温かみのあるウッディなインテリア。黒板や視力検査表、フラスコなど、学校感を演出するアイテムがちりばめられており、遊び心も感じられて楽しい雰囲気。
注文すると、番号札の代わりに大きなトランプが手渡されます。こういうところも面白いポイントのひとつ。
こだわりの自家焙煎珈琲やスイーツがオススメ!
「ハレとケ珈琲」では、自家焙煎のコーヒーの他、オリジナルレシピの洋菓子や、高温のガスオーブンで焼く手ごね生地ピッツァ、徳島産の玄米を使用したカレーなどなど、できる限り地元で採れた野菜や果物を使用し、地域の良さを再発見していけるようなメニューを提供されています。
食感や口どけを大切にした生ケーキ類も要チェック!
店名にもなっている通り、コーヒーがイチオシメニュー。手回しのロースターで目・耳・舌を使って焙煎した豆を、丁寧にゆっくりハンドドリップし、美味しいところだけを抽出しています。
コーヒーは雑味を入れないドリップ法で淹れられており、スッキリとした味わいが特徴。ブラックで飲んでいただくのが一番風味を楽しめるのですが、ツートーンのアイスカフェオレ“ハレとケコーヒー”もオススメ。
その他、徳島の紅茶専門店店主が、紅茶の原産地にてテイスティングして選んだこだわりの茶葉を使用した紅茶や、旬の果物で作った自家製シロップのサイダー割りなど、こだわりのメニューが多数あります。
土日祝のみパンが販売されていることもあるので要チェック。
<ハレとケ珈琲の基本情報>
住所:徳島県三好市池田町大利大西15旧出合小学校
電話:0883-75-2208
営業時間:11:00~17:00(土日祝は18:00まで)
定休日:水曜
2Fにはホステルも!
「ハレとケ デザイン舎」の2Fには、ゲストハウス「ハレとケ デザインホステル」もあります。半個室風のベッドが6台のみという小規模なドミトリーですが、可愛らしいインテリアが素敵です。貸切で予約することも可能。また、寝袋でOKという場合はかなり格安で泊まることもできるので、バックパッカーには嬉しいのではないでしょうか。
冒頭の動画でもホステルの雰囲気が味わえますので、是非ご覧下さい。
<ホステルの料金>
ベットの部屋:
ドミトリー(相部屋) 3800円/1ベッド1泊
貸切(定員6名) 22000円/1教室1泊
定員以上の場合は別途相談可能
寝袋の部屋:
ドミトリー(相部屋) 1300円/1泊
貸切(10名まで) 10000円、10名以上 17000円/1泊
全て税込み
徳島「ハレとケ デザイン舎」は泊まれる廃校!教室でスイーツも頂けちゃう
2018.04.25
トラベルjp 旅行ガイド