桜と花桃に囲まれた境内で癒し気分を味わおう!山梨「放光寺」


2018.03.25

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「放光寺」は山梨県甲州市の寺院で、真言宗智山派。前身は平安時代の天台宗で、現在とは異なる宗派でスタートしました。そんな「放光寺」は山梨の花の寺として知られているため、四季折々に花が咲き乱れる境内は見どころが非常に多く、中でも春先の桜と花桃の共演は息をのむほどの素晴らしさ!戦国時代に武田家の祈願寺として機能した経歴を持つ寺院ですので、南隣に位置する武田の菩提寺「恵林寺」と併せて訪問してみよう!
荘厳な雰囲気が特徴的な仁王門
「放光寺」の仁王門は非常に荘厳な造りであるため、仁王門を目の前にして向き合うと、「放光寺」が花の寺であることを忘れてしまうほど!というのも、「放光寺」は遡ること平安時代に天台宗寺院として開祖された古刹のため、門構えから非常に荘厳な造りとなりました。
仁王門と道路を挟んだ向かい側には、枝ぶりが非常に美しいしだれ桜が咲いています。そこで、仁王門としだれ桜のコラボレーションを実現させるべく、しだれ桜の真下に潜り込むと?!荘厳な仁王門も春色に包まれているかのようで、少しは和らいだ雰囲気で見ることができます。
荘厳な仁王門から境内の様子を眺めてみると、中門までの参道に植えられた多種の花木がたくさん見えます。こういったところから、「放光寺」は花の寺と呼ばれているのも頷けます。仁王門の開口からは春先に一番目立つものとしては花桃!
境内は花の名所に相応しいくらい様々な花が咲き乱れる!
仁王門を潜ると参道は二手に分かれてそれぞれ異なった中門を目指します。どちらの参道を歩くかは貴方次第!右側の参道の端には、濃淡のあるピンク色が特徴的な花桃が植えられています。近づいてみると花桃のとても良い香りが漂い、まるで夢の世界へ導かれているかのよう!
参道を抜け中門をくぐると、本堂前へアクセスできます。今まで歩いてきた参道を振り返ってみると、当たり前ですが仁王門から見た参道とは逆の光景が見えます。仁王門の開口を抜けて、さらなる向こう側に咲き乱れるしだれ桜も見えます。このように時折振り返ることで、新たな発見があることも観光での楽しみ方!
本堂の横には宝仏殿があり、その前には春先ですと木蓮とユキヤナギの花が咲き乱れています。雪のように真っ白い小さな花が柳のように弧を描いて咲くことから、ユキヤナギと呼ばれるようになりました。この宝仏殿前は他の季節も様々な花が咲き乱れているため、いつ訪問しても目を楽しませてくれます。
境内には様々な歴史物が!
本堂の左奥には、愛欲をはじめすべての欲望にとらわれ染まる衆生を浄化解脱させる愛染明王が祀られています。中を覗いてみると、89.1cmの像高の愛染明王が安置されています。この愛染明王ですが、重要文化財に指定されていて大変貴重なもの!一見の価値ありです。
縁結びの神様としても名高いため、ご覧のように縁結びのお守りがびっしりぶら下がっています。大切な人とのドライブ旅行などで「放光寺」を訪問し、愛染明王にお願いをすれば縁が結ばれるかも?!
境内の墓所側の一角には人形塚があります。大人の背丈より小さいくらいの石像が2体おられ、供養された人形の魂がこの石像に宿るとか。ここは、家で愛用していた人形を持ち込み供養する場として、毎年12月23日に供養式典が行われます。
駐車場側から見る境内も素晴らしい!
花の見どころは境内だけにとどまらず、東側の駐車場からの観賞もオススメです。境内と駐車場を隔てた箇所には水路と小道があり、境内に咲く桜の花を水路と含めて見ると、日本の風情を感じさせる1枚に仕上がります。
駐車場からですと、ちょうど鐘楼の目の前に濃厚なピンク色が特徴的な花桃の木がある関係で、鐘楼を背景に満開の花桃の様子を見ることができます。この鐘楼は山梨県の指定有形文化財になっています。その他、文化財系が非常に多く安置されているため、見所多き「放光寺」です。
境内から道路挟んで対面には水車も!
「放光寺」境内のちょうど対面の水路伝いには、風情たっぷりの水車があります。「西藤木の水車」と呼ばれ、江戸時代から伝わる用水路の水勢を利用した一般的な方式です。塩山市の有形民俗文化財に指定されていて、茅葺小屋との相性も抜群!「放光寺」訪問の際にはひと目見ておきたいですね。 

放光寺
place
山梨県甲州市塩山藤木2438
phone
0553323340
no image

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