桜色に染まる天空の城のよう!山梨市の中腹に聳える「永昌院」


2018.03.14

LINEトラベルjp 旅行ガイド

「永昌院」は山梨市に位置し、武田信昌を開基とした曹洞宗の寺院として開創されました。標高480mの山の中腹に立地することから、甲府盆地を一望できる境内はまるで天空の城のよう!また、境内には立派な桜の木が多いため、4月中旬は甲府盆地に咲き乱れる桃の花と境内の満開の桜のコラボレーションは息を呑むほどの美しさ!天空の城のような境内から、目の前に広がる春一色の眺めをじっくりと堪能しよう!
「永昌院」とは?その魅力など
山梨市から甲府市に抜ける広域農道「フルーツライン」から横道に入り、集落の細い山道を上ると出迎えてくれる「永昌院」の門前。一見、何の変哲もないような寺院の入口ですが、足を踏み入れてこそ、その凄さがわかるもの。背後には山梨市から甲府市へ連なる山々が聳えるため、空気が非常に美味しく感じます。
「永昌院」と刻まれた石碑から寺の中へ入っていくと、木塀沿いに総門が立ちはだかります。見上げてみると荘厳な姿は存在感抜群!丘陵上の境内へと続く石階段と、その両側に設けられた石灯籠によって、総門の荘厳さがさらに引き立ちます。なお、この総門ですが、江戸時代中期に建立されていて、「永昌院」の中では最古の建造物となっています。
階段を上がり切れば本堂をメインとした境内になります。この「永昌院」、開基は武田信玄の曾祖父にあたる武田信昌であることから、本堂の裏手には武田信昌の墓所も存在します。綺麗に手入れされた本堂前は、いつ訪問しても心を癒やしてくれる花が植えられています。
春の「永昌院」の見所は参道階段を上る手前から!
さて、春の「永昌院」と言えばまずはこのアングル!総門から本堂のある丘陵部を見上げると、参道階段の両脇には立派な桜の木が植えられています。その姿、まるで境内の守り神のよう!
丘陵部へと続く石階段の最上部は天空の城のような境内で、一歩進むごとに天にでも昇っているかのような感覚を味わうことができます。まずは後ろを振り向かずに前進あるのみ!
総門から続く石階段の参道から離れて、もう少し遠目で丘陵部の境内を見てみましょう。石階段の両脇に咲く満開の桜とともに、脇には枝垂桜や花桃が咲き乱れています。これこそが春の絶景とも言えるべき光景で、写真を撮るのを忘れてしまうほど。目の前の美しい眺めに立ち尽くすばかり・・・。
石階段を昇り詰めた境内にあるものとは?!
参道階段を昇り詰めると、右手に手水鉢舎がありますので、参拝の際にはお清めしましょう。手水舎を覆い被さるようなソメイヨシノの木が素晴らしすぎて、手のお清めを忘れそうですね。
手水舎のさらに奥には立派な鐘楼もあります。この鐘楼、甲斐五鐘の一つとされていて、1376年に藤原昌栄により造られました。最初は北社市にある「大林寺」に納められましたが、幾度かの転籍で1620年頃に「永昌院」に移されました。長旅の疲れを感じさせない貫禄ある鐘楼は一見の価値あり!なお、中に収められている銅鐘は山梨県の指定有形文化財になっています。
境内から眺める甲府盆地は素晴らしの一言!
さて、クライマックスといえばこの眺め!今まで本堂を目指して前進してきましたが、今度は本堂を背にして振り返ってみましょう。開放感抜群の空の下、雄大な眺め!これこそが「永昌院」の最大の見所です!今まで見上げていた総門が今度は見下ろす形となるわけです。
さらに、山梨市の山麓に位置する「永昌院」のため、甲府盆地の視界が非常に良好!特に石階段の最上部から見ると、甲府盆地を背景にして見る総門がまるで天空の城のようで、日本版ジブリの世界のよう!これは荘厳な風格の総門が存在するからであって、何もなければ単なる眺めの良いビューポイントで終わってしまうでしょう。
荘厳な総門との相性も去ることながら、目の前に見える眺めが素晴らしいことで、「永昌院」境内は「関東の富士見百景」に認定されています。富士山が見える方角は真南ですので、空気が澄んだ冬場ですと朝夕共に綺麗な光景を見ることができます。早秋は雲海が見られることも!
境内のすぐ南側は丘陵状の桃畑が続いているため、桜が咲く季節と同時期に満開の桃の花が一面に広がる様子も見ることができます。はるか遠くの甲府盆地でも桃の花がピンク色の絨毯と化しているため、まるで足元からピンク色の絨毯が甲府盆地まで続いているかのような絶景が広がっています。なお、桜と桃の花の例年の見頃は4月中旬。 

永昌院
place
山梨県山梨市矢坪1088
phone
0553222179
no image

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