八戸観光は種差海岸と大須賀の自然散策!うみねこも来る天然芝生と遊歩道


2018.06.11

トラベルjp 旅行ガイド

青森県八戸市東部にある種差海岸は国の名勝地に指定され、震災以降は三陸復興国立公園にもなり、ウミネコや様々な草花が楽しめる観光地です。
そして何と言っても、全国的にとても珍しい海岸付近に広がる天然の芝生があり、海岸線まで降りるとそこは真っ青な海に白い砂浜のパノラマが!
更に訪れてほしい近くの大須賀海岸は海沿いに遊歩道完備。約1kmを散策し、葦毛崎展望台からの絶景も楽しる一大景勝地なのです。
ウミネコも遊びに来る種差海岸で天然芝生を散策
青森県八戸市から南に続くリアス式海岸の一部となる「種差海岸」ですが、その名前の由来はアイヌ語から来ているのでは、という説が有力です。アイヌ語で長い岬を意味するのが「タンネエサシ」であり、そこに漢字を当てはめて種差。これならほぼ同じ音と言えます。
なお、種差の名称は既に江戸時代に記録があり、歴史があるのです。
種差海岸に広がる広大な芝生は天然。いつ頃から広がったのかは諸説ありますが、一番古い物では鎌倉時代とも。青森県の南部地方にあたる八戸市ですが、南部は古くから馬産地として全国的に有名でした。
昔から種差海岸では馬の放牧がおこなわれており、そのために芝生が必要だったのではないかという説も。
現代では多くの地元民の憩いの地。家族、カップル、友達が集まり、緑の芝生の上で真っ青な海を楽しむ時間を過ごす場所。もちろん、全国から多くの観光客がやってきますが、観光で特にお勧めは3月から8月頃にかけて。ここに訪ねて来るかわいいウミネコに出合うこともまた、大自然の面白さと言えるのでは。
真っ青な海と白い砂浜のパノラマ
青い海、白い砂浜は何も南国限定ではありません。本州最北端の地、青森県でも絶景を楽しむことが出来るのです。広がる種差海岸の天然芝を楽しんだら、海岸線に進んでみましょう。
長く寒い冬が終わり春の訪れ。すると青森県は大自然の遊び場。青い海が広がる海岸線で、さわやかに響く波の音を聞きながら散策してみてはいかがでしょうか。
時間の許す限り、思い出に残る楽しい時をお過ごし下さい。
彩り鮮やかな花々
三陸海岸で特徴的なことは、付近一帯の花の種類の多さであり、これは日本でも有数と言われています。花の季節になると、海岸線だけではなくこちらを楽しむためも、多くの観光客が訪れるのです。
代表的な春からのミチノクフクジュソウを始め、エゾノシシウド、ハマナス、ニッコウキスゲ、ノハナショウブ、スカシユリ等。
その種類は実に650種と言われ、全て自生している花々なのです。緑の芝生と真っ青な海だけではなく、彩り鮮やかな花を春から秋まで楽しめるのも大きな魅力の一つ!
海岸線を散策出来る大須賀海岸「遊歩道」
種差海岸から約4km北上してみましょう。そちらの大須賀海岸まで行くと、そこには葦毛崎展望台まで続く約1kmの遊歩道が完備されています。出発地点は日本の渚・百選という看板がある場所で無料駐車場があり、レンタカーを使っていても便利です。
南側に見える白い砂浜は約2kmあり規模は東北最大級。砂の上を歩くと「キュッ」と音がする鳴り砂を体験することが出来ます。音が出るのは不純物が少ない証拠とされ、きれいな砂浜。散策も楽しいのでは。
今度は太平洋を右手に見ながら北上し「葦毛崎展望台」へ進みましょう。
太平洋の青い魅力と葦毛崎展望台
遊歩道周囲にも多くの草花があり、どの方向を見ても楽しいことでしょう。そして右手の太平洋は真っ青な海の色は絶景。
しかしながらそこは太平洋であり、時折岩肌に打ち付ける波の音に、大迫力を感じるのでは。
のんびりと散策し、景色や写真撮影等を楽しみながら、徒歩約15分で到着する葦毛崎展望台。中世ヨーロッパの城跡のような作りの展望台から、その雰囲気とリアス式海岸の絶景を楽しむことが出来ます。
青い海、豊かな緑、彩り鮮やかな花。種差海岸と大須賀海岸、そして遊歩道を歩いて葦毛崎展望台まで行くならば、青森県八戸市の大自然の魅力を多いに感じられるのでは。 

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湊山手通り朝市
place
青森県八戸市湊町(湊山手通り)
phone
09066894984
opening-hour
4:00-7:30(3月中旬-12月の毎週…
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