「箱根てのゆ」はお湯良し景色良しのお気軽日帰り温泉


2018.02.24

LINEトラベルjp 旅行ガイド

「箱根てのゆ」は宮ノ下からも近い底倉の温泉。箱根に日帰り温泉は沢山ありますが、こちらのように気軽に寄れるのに、露天風呂が絶景で、源泉掛け流しという贅沢なところはなかなかありません。
家族連れやカップルに嬉しい貸切りの個室家族風呂や、食事処オススメのメニューまで、併せてご紹介いたします。
「箱根てのゆ」は歴史ある底倉温泉
クラシックホテルの富士屋ホテルをランドマークとした、ちょっとレトロな町並みの宮ノ下から蛇骨川に架かる橋を渡ってすぐ。山を背にちょうど川の対岸を眺めるのに最適な立地に「箱根てのゆ」は建っています。
この辺りは「底倉温泉」といい、江戸時代から箱根七湯に数えられた歴史ある温泉地の一つ。
館内に一歩入ればその眺望の素晴らしさに驚かされるはず。こちらは食事処からの眺めですが、広く取られた窓からは明星ヶ岳が。そしてよく見ると中腹に、ひょうたんの形の広場があることに気づくかもしれません。
実は底倉温泉には、豊臣秀吉が小田原城を攻める時に将兵のための石風呂を作らせたという伝説が残されています。ひょうたんは秀吉の馬印。この故事にちなんで毎年8月に宮ノ下で太閤ひょうたん祭りが開催されるのですが、そのときに「てのゆ」正面のひょうたん型の広場からも花火が打ち上げられます。
「箱根てのゆ」の露天風呂は源泉掛け流しの絶景風呂
「てのゆ」のお風呂は内湯にジャグジー、低温サウナ、露天風呂に岩風呂、樽風呂、寝湯などバラエティー豊か。
中でも特筆すべきは露天風呂の三つの源泉掛け流し。メインとなる円形のお風呂と岩風呂、そして少し離れたところにあるおひとり様サイズの石風呂が、非加熱非加水の贅沢な掛け流しなのです。
源泉温度は60度以上と高いのですが、湯口から注ぐ量を調節することにより入浴に適したほどよい温度に。
もうひとつの特徴はやはり景観。お風呂に肩まで浸かりながらにして、これだけの景色が見えるところは箱根でも貴重です。それを気軽に日帰り温泉施設で体験できるということが、「てのゆ」をオススメする大きな理由の一つです。
季節ごとに色合いを変える箱根の山々ですが、やはり秋の紅葉時が一番人気とのこと。
なお、7~9月の3ヶ月間に限り男湯と女湯は1日交代で入替えになりますが、その他の季節はお風呂は固定です。そして、より景色が良いと評判の北側のお風呂は通常は女湯!ちょっとだけ女性にお得な「てのゆ」なのです。
樽風呂や岩風呂など、おひとり様サイズのお風呂が複数あるのも嬉しいところ。自分だけのお風呂に入ってザバザバとお湯をあふれさせると贅沢な気分にひたれます。
特に石風呂はツウ好み。ちょっとぬるめで一度入ると根が生えちゃうかも。
「箱根てのゆ」の個室家族風呂は子連れにも
男女別の大浴場、露天風呂の他に、「てのゆ」には貸切りで使える個室家族風呂が3つあります。これがまた洒落た旅館の離れのようで雰囲気満点。とても人気が高いんですよ。
個室家族風呂にはテレビを備えた休憩室と洗い場のある内湯(このお風呂は非温泉)、そして雰囲気の良い温泉の露天風呂が付いています。
男女別の大浴場はおむつの外れていないお子さんは利用できませんが、個室家族風呂なら大丈夫。ご家族連れにも重宝です。
3つの個室家族風呂は全て露天風呂のデザインが異なります。写真は一番人気の「紅葉」の岩風呂。
基本的にはご利用前に温泉を張っていますが、入っていてぬるくなってきたと感じたら、温度を上げる方法が二つあります。
ひとつはご自身で栓をひねってお湯を足すこと。この場合は加熱した水道水が出ます。もう一つはフロントに電話をしてお湯を出してくださいと伝えること。こちらは湯口から温泉のお湯がバシャバシャと出てきます。オススメは後者の電話ですよ。
※個室家族風呂はオンライン予約は3ヶ月前から、電話予約は1ヶ月前からの受付
箱根旅行の最後に寄るにも便利
最後に「てのゆ」の食事も紹介します。地元の箱根山麓豚を使ったお料理全般、特にがっつり食べたいときは「箱根山麓豚のしゃぶしゃぶ御膳」をオススメしますが、隠れた人気は写真の「仙石原野焼きナポリタン」。秋のススキが美しい仙石原草原の風物詩・野焼きにちなんでのネーミング。
炎をイメージしたたっぷりのナポリタンの下に、とろりと卵が敷かれています。熱い鉄板が卵を固めてしまう前に、麺に絡めて召し上がってはいかがでしょう。
「てのゆ」はバスでのアクセスが便利ですが、箱根登山鉄道の「宮ノ下駅」からも徒歩13分の距離。箱根湯本から乗る特急・小田急ロマンスカーの時刻表に合わせてゆっくり時間を調節するための、箱根旅行最後の立ち寄りスポットに使うのもオススメです。 

この記事を含むまとめ記事はこちら