オリジナル写真も撮れる!鳥取「植田正治写真美術館」


2018.02.27

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鳥取県西伯郡伯耆(ほうき)町に静かに建っているこちらの美術館は、世界的に有名な写真家植田正治氏(1913-2000)の作品をじっくり鑑賞できる美術館です。そして、実は余り知られていませんが自由に写真を撮り、氏のような作風に仕上げられるスポットがある楽しめる美術館でもあるんです!
また、彼と鳥取の名勝「鳥取砂丘」とは切っても切れない関係にありました。その理由は?これからご案内していきましょう!
「鳥取砂丘」は庭だ!
植田氏は世界的に有名な写真家になっても故郷を愛し、生涯この地を離れる事はありませんでした。また天候や時間によって変化する「鳥取砂丘」の性格を知り尽くし、地元の人々をこの広大な舞台に登場させて自由に表現した「砂丘シリーズ」と呼ばれる作品を生み出していきました。
それをこちらの美術館で確認して下さい。そして鑑賞後に「鳥取砂丘」に足を運んでみてはいかがでしょう。ああこの辺りで、この角度で撮ったのかな、と想像できるでしょう。そして巨匠の作品に負けない作品作りに挑戦してみては?
正式名称は「伯耆町立写真美術館」
「植田正治写真美術館」の正式名称は「伯耆町立写真美術館」。1995年に開館した町立の美術館です。植田氏の作品を半永久的に保存・展示する目的で彼の生まれ故郷に建てられました。
この特徴のある建物は、やはり世界的な建築家高松伸氏(1948-)によるものです。高松氏と植田氏に交流があったとはいえ、町立の美術館に世界的な建築家を起用するのは珍しいでしょう。この事からも、町が彼をどれほど誇りに思っているかが分かります。
建物は3階建てで、展示室は4つに分かれています。そしてこの4つの展示室の間には水面が設置され、周囲の景色が映り込む様に工夫されています。これにより屋内に居ても、こののどかな伯耆町の田園風景に触れる事が出来ます。
展示室では、1万2千点以上の所蔵作品からテーマ別に選ばれた氏の作品を鑑賞できます。そしてその他、部屋自体が大きなカメラとなりカメラのしくみが一目で分かるように工夫された珍しい映像展示室があります。
映像展示室では、壁面に世界最大規模のレンズが設置され、その反対側の壁面に外の景色が映し出されます。どの様に見えるかは季節・天候によって違うのでお楽しみに。貴重な体験ができるのでこちらの部屋もお忘れなく!
「Ueda-cho」に挑戦!
「植田調」とは、「砂丘シリーズ」をはじめ映画のワンシーンのように、被写体をオブジェのように配置した植田氏の斬新な表現方法の事です。海外の人にも「Ueda-cho」と呼ばれ絶賛されました。
実は「植田正治写真美術館」にはインスタ映えするお奨めの撮影スポットが2箇所あります。その1つがここ、2階廊下の壁面ガラスにハットが描かれた箇所です。ハットは植田氏の作品に良く出てくるモチーフです。そして、傍にやはり彼の作品に良く出てくるモチーフ、ステッキと傘が置いてあります。来館者はこれらを使って自由にポーズをとって写真を撮る事が出来るのです。
さあ、作品を鑑賞した後は巨匠に挑戦です!どんな作品を作りますか?
そしてもう1箇所がここ、出入り口の壁面外側です。ここでは巨匠、植田氏が撮った鳥取砂丘が既に壁面となっているので、この前に立って写真を撮ればほら、たちまち「Ueda-cho」に!色々なポーズで、いろんな人と試してみて!
手作り切符を握りしめて!
「植田正治写真美術館」へのアクセスは、車なら「大山高原スマートインター」、公共機関を使うのならJR伯備線の「岸本駅」が最寄駅となります。「岸本駅」の駅舎は伯耆町商工会館の一角にあり、切符売り場はありません。電車に乗る前に、写真のような乗車券をその場で作ってもらいます。そして入ってくる電車はかわいい一両車両。こんな風景を幼き日の植田少年も見ていたのでしょうか。 

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鳥取砂丘
place
鳥取県鳥取市福部町湯山
植田正治写真美術館
rating

4.5

64件の口コミ
place
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
phone
0859398000
opening-hour
9:00-17:00(最終入館16:30)

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