神奈川・城ヶ島公園で一日楽しもう!魅力いっぱいの自然を満喫


2018.03.17

トラベルjp 旅行ガイド

神奈川県三浦半島の最南端に位置する城ヶ島。広い芝生の公園や絶壁と岩場の海岸、美しい2つの灯台、雄大な景色を望むハイキングコースなど、自然豊かな島内には、魅力いっぱいの観光スポットがいくつも点在しています。今回は、そんな城ヶ島で1日満喫するためのポイントをご紹介!
有料の橋を渡って城ヶ島へ
城ヶ島へ行くには、有料の橋を渡ります。料金は普通車で往復150円(車種により変わります)。徴収時間は8時から19時、11月から2月までは8時から18時までです。それ以外の時間は無料で通過できます。
島内には東側から西側まで6つの有料駐車場があります。普通車は、450円(車種により変わります)の料金を支払えば一日何度でも、どの駐車場でも停めることが可能です。
公園に一番近くて人気があるのは第1駐車場。東側のハイキングコース入り口からも近くて便利です。ただし、休日は駐車待ちの行列ができるほど混雑する事もあります。その場合は、次に公園に近い、第2駐車場を利用しましょう。
芝生が気持ちのいい広場と岩場に立つ安房埼灯台
公園に入ってすぐにある松林の小径。海からの強風により、松の木が斜めに傾いているのが特徴的です。
城ヶ島には、1月中旬から2月中旬にかけて、水仙の花がいたるところで咲き誇ります。その水仙の花が一番多く群生しているのが、この松林周辺です。水仙の甘い香りを楽しみながら、小径の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
松林を抜けた先にある、芝生の生い茂る気持ちのいい広場。海が見えるため景色も解放感も抜群です。お弁当を持ってきて、子供と一緒にピクニックを楽しみながら、のんびりと過ごすのがおすすめです。
広場の一番奥まで進むと、海岸に下りられる急な階段があります。海岸は岩場になっていて、その先端に立つのが安房埼灯台です。高さは11.5メートルで、砂時計のように、真ん中にくびれのあるスマートな灯台。中に入ることはできません。
島内には海岸に下りられる階段がいくつかあり、岩場で磯遊びや釣りを楽しむことができます。ただし、長く急な階段を下らなくてはならないため、足腰の弱い人にはおすすめできません。
雄大な景色と緑豊かな自然を楽しめるハイキングコース
絶壁と海の雄大な景色と、緑豊かな自然を楽しめるハイキングコース。城ヶ島公園から城ヶ島灯台までの東と西をつないでいます。基本的に、海岸に下りなければ平坦でとても歩きやすいコースです。
ハイキングコースの途中にあるウミウの展望台。冬から春にかけて、崖にたくさんのウミウが生息することからこの名がつけられました。展望台から望む崖と海の景色は迫力満点です。
打ち寄せる波が、想像もつかないほど長い年月をかけて穴を空けた「馬の背洞門」。以前は上を歩けましたが、今は崩れる可能性があるため歩行禁止となっています。周囲は広い岩場になっているため、磯遊びを楽しむ観光客も多いです。また、夜には天の川の撮影スポットとしても有名です。
場所は、ハイキングコースの途中にありますが、人がすれ違うのも大変なほど、細くて足場の悪い道を下りなくてはなりません。お年寄りや小さな子供を連れて行くときは、注意が必要です。
天気のいい日は伊豆大島や富士山も!絶景を楽しめる城ヶ島灯台
ハイキングコースの西側に立つ「城ヶ島灯台」。残念ながら、こちらも中に入ることは出来ませんが、標高約30mの崖の上にあるため景色は抜群です。晴れていれば、伊豆大島や富士山を眺めることができます。
城ヶ島灯台の歴史はとても古く、日本で5番目に点灯された西洋式の灯台です。関東大震災で倒壊したため、今のは2代目です。
城ヶ島を愛した北原白秋
城ヶ島を愛した北原白秋の作品や、ゆかりの品が展示された記念館があります。場所は第2駐車場が最もと近く、城ヶ島大橋の真下付近です。
記念館の前にある高さ約3mの詩碑。北原白秋の「城ヶ島の雨」の一節が、白秋の筆跡で彫られています。
島をぐるっと一周すると距離にして約4キロ、歩くだけなら2時間ほどで周れます。観光スポットを押さえながら、城ヶ島の雄大な自然を存分に満喫しましょう! 

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城ヶ島
place
神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
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