全長196kmある高知「最後の清流四万十川」の源流点!


2018.08.31

トラベルjp 旅行ガイド

高知県を流れる一級河川の「四万十川」は最後の清流として全国的に知られますが、その全長は実に196kmにもなります。そしてどんなに長い川であっても、源流となる場所があります。
源流点は高知県高岡郡津野町の不入山(いらずやま)にあり、そこは山に入るための簡単な準備さえしていれば、手軽に向かうことが出来るのです。美しき原生林の中、四万十川の源流点とはどのような場所なのか、道のりを含めてご紹介します。
四万十川とは
源流点の前に、川として有名な四万十川(しまんとがわ)についてです。名水百選、秘境百選にも選ばれている四万十川。高知県は文化遺産として保存する方針も出しています。
高知県の中西部を滔滔と流れていますが、その流れは多くの支流から集められたもの。源流点は四国の山奥にあり太平洋に下っているのです。
四万十川と言えば沈下橋もセットで有名と言えます。支流を含め47ある沈下橋。四万十川流域を観光しているとどこかで見ることが出来ますので、観光の際には足を止めてみて下さい。
ところでなぜこのような橋の姿をしているのかですが、増水時、橋が流れの中に沈下。その際に様々に流れてくる物が引っかかり、橋を壊してしまうことを防ぐ目的から手摺などが存在していません。
なお、沈下橋は四万十川流域だけではなく中国、九州の一部でも見ることが出来ますが、はやり有名なのは四万十川と言えるでしょう。
四万十川源流点に向かう
高知県高知市と大分県大分市を結ぶ一般国道に197号線があります。高知方面から走行すると約1時間半で「道の駅布施が坂」に到着。さらに進みトンネルを抜けた辺りに源流点へ向かうための標識があり、右折して進みます。
源流点までは標識が多く出ているので、迷うことは無いでしょう。しかしながら車で走るには細い道が続きますので、地域の歩行者や自転車等に留意し、安全速度でお願いします。
舗装された道を約10分上っていくと「源流之碑」と書かれた場所に到着。駐車場はありませんが、道路横に数台停車出来るスペースがあります。ここからは登山道となりますので、山に入るのに適した服装を心掛けましょう。
源流点への登山道
正面の石段を上がり、いよいよ山の中に入って行きます。個人差はありますが登り約25分の登山道ですので、その道のりを楽しみながら上がってみて下さい。
途中には多くの表示があります。それに従っていけば問題なく到着できるようになっています。もし、道が分かりにくいと感じたら落ち着いて周囲を見て下さい。場所によってはテープなどを使って方向を示してくれています。
しかしながらやはり山の中。何らかの不安を感じたら決して無理をせず引き返すことも大事な山の心得です。自然を楽しむ観光であり、決して冒険ではないのです。
原生林の美しさ
この辺りは四国カルスト県立公園の指定区域となっています。そして源流の森として水源の森百選にも指定されており、美しさは全国的に見ても際立っているのではないでしょうか。
あちらこちらに流れる水が、森の美しさを引き立ててくれていると感じられることでしょう。
足元を見るとそこにも美しい世界が広がっています。せっかくの四万十川の源流の森ですので、深い緑や新鮮な空気も合わせて、じっくりと楽しんでみて下さい。
そして源流点へ
四万十川の源流点があるのは不入山(いらずやま)です。近くには四国カルストが広がっていますが南側に位置し標高が1,336mとなります。そして源流点はその8合目付近となっており、高い位置にあると言えるでしょう。
森の中に響き渡る水の流れ。大自然の素晴らしさを満喫できます。
正面に見える源流点の表示を挟んで両側に流れがあります。二つの流れを同時に楽しめることも、四万十川源流点の素晴らしさと言えるのではないでしょうか。
山に入ったならば当然ながら大事なことは帰り道。標識が多くあり落ち着いて歩いていれば迷うことはありません。それでも足元には十分に注意をして登山道を下って下さい。
長い歴史があり、かつ多くの人が大事に整備して維持している森です。観光では決してゴミなどを残さず、これからも美しい形で残していきましょう。 

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四万十川
place
高知県津野町、梼原町、中土佐町、四万十町、四万十市
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