龍の彫刻がスゴイ!京都のパワースポット「瀧尾神社」


2018.01.28

LINEトラベルjp 旅行ガイド

JR東福寺から徒歩3分程の地にある「瀧尾神社」は素晴らしい龍の彫刻があり、大丸創業者の下村彦右衛門も熱心に参拝したところから金運・仕事運に恵まれるパワースポットとしても知られています。全長8メートルにも及ぶ龍の彫刻は、先ごろ復元された祇園祭の山鉾巡行に登場する大船鉾の龍頭の参考にされたそれは見事なもの。他にも境内の建築には霊獣や干支など数多くの表情豊かな彫刻があり、ゆっくり鑑賞することができます!
瀧尾神社
瀧尾神社があるのは京都屈指の紅葉の名所として名高い東福寺と、ずらりと並ぶ観音像で知られる三十三間堂の中間辺り。JR奈良線・東福寺駅(京都駅の1つ南側の駅)からなら北へわずか徒歩約3分といったところにあります。
この瀧尾神社は源平盛衰記にもその名が見られ、豊臣秀吉の方広寺創建の際現在地に遷されました。古くは武鶏ノ社や多景の社などとも記録があり、江戸時代幕命によって現在の瀧尾神社の名称とされました。
境内には本殿のほか幣殿・拝殿・手水舎などがあり、それぞれ京都市の指定文化財でもある建築には見事な彫刻が施されています。(写真では左奥側が本殿、右が拝殿。)そして瀧尾神社の一番の見所は拝殿天井の龍の彫刻です!
拝殿・天井の龍
これが瀧尾神社拝殿の龍の彫刻で、全長は8メートルにもなるその立体感と躍動感は他ではなかなか見られないもの。この龍は夜な夜な水を飲みに川へ行っていると近隣の住民に恐れられ、かつては金網を設置し龍を封じたそうですが、今は網は無いので拝殿周囲の柵の外から自由にその姿を見ることができます。
この龍の彫刻は京の彫物師・九山新太郎によるものとされています。当主は代々九山新之丞を名乗り、その一派は祇園祭に登場する大船鉾の龍頭も手がけたと考えられています。
禁門の変で消失した大船鉾が2016年再現される際には、船首の龍頭はこちらの龍を参考に九山家の流れをくむ現・九山新之丞氏によって新調されました。
彫刻は龍の爪や髭など細部も手の込んだ素晴らしいものとなっており、よく見ると美しい金色の玉も見られます。どこにあるのか拝殿周囲をぐるっと一周して探してみて下さいね。
多数の彫刻
幣殿やその左右に続く東西廊には阿吽の龍に獏・鶴・鳳凰・尾長鳥や水鳥・干支の動物たちや霊獣の犀・麒麟など豊富な彫刻を見ることができます。
これほど多くの彫刻が見られるのは数ある京都の大きな神社仏閣でもそうそうありません。そしてここでは人ごみにまみれて立ち止まって撮影もできないなんて心配もなく、ゆっくりとその彫刻を堪能することが出来ます。
瀧尾神社の彫刻の動物たちの目には江戸時代後期多く用いられた、玉眼を入れられた技法の物が多く、その表情もとても豊か。つぶらな瞳や眼光鋭いもの、兎の赤い目などもとても個性的です。
瀧尾神社の本殿はもともと貴船神社奥院旧殿を移築したもので、その階段の下には御幣を持ったお猿の彫刻も見られます。
絵馬所
境内の絵馬所では、かつての大丸の絵や写真なども見ることができます。現在の社殿は江戸時代後期、天保年間に大丸の創業者・下村彦右衛門正啓によって寄進・整備されたもの。行商時代から熱心に瀧尾神社を参拝した彦右衛門は、京都の伏見に大文字屋を開業、大丸の基礎を築き上げました。先義後利の信念のもと事業を発展させた彦右衛門は、伏見人形のモチーフ・福助のモデルとしても知られています。
境内のお社
瀧尾神社の境内、本殿右手側には大山祇命や木之花咲耶姫・瓊々杵尊を祀る三嶋神社の祈願所もあります。三嶋神社の眷属はウナギとされており、例年10月にはここ三嶋神社祈願所にて鰻放生大祭が行われます。関西はもとより遠方地からも関係業者や飲食関連に関わる多くの人が訪れ祈願をするそうです。
本殿右手(東側)には愛宕神社・大丸繁栄稲荷・金刀比羅宮・瀧尾天満宮が祀られるお社も並んでいます。
こちらも併せてぜひ足を運んでみて下さいね。 

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