播磨・高砂は縁結び・パワースポットの神社だらけ


2018.02.05

LINEトラベルjp 旅行ガイド

兵庫県の播磨東部にある高砂という町をご存知でしょうか。披露宴で新郎新婦が座る「高砂の席」、結婚式で謡われる「たかさごや~この浦舟に帆をあげて~」というフレーズで名高い謡曲『高砂』など、おめでたいことの総称として使われる「高砂」とは、この町のこと。ただでさえおめでたい高砂には、強力なパワースポットとして名高い神社が市内に点在します。特に霊験あらたかでご利益があるといわれている3神社を紹介します。
強力な縁結びスポット「高砂神社」
高砂市高砂町、町の中心市街地にある「高砂神社」は、「たかさごや~浦舟に帆をあげて~」で知られる世阿弥の謡曲『高砂』発祥の地です。
起源は今から約1700年前。神功皇后が、三韓より凱旋する途中で、鹿子水門(かこのみなと)に停泊され、国家鎮護のために大己貴命(おほなむちのみこと)を祀ったのが始まりといわれています。
その後、天禄年間に疫病が流行り、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫(くしだひめ)の夫婦を併せてお祀りしたところ、疫病がおさまったそうです。
境内の相生の松は雌雄一体の珍しい形で、その昔、一本の根から雌雄の幹が左右に分かれた松が生えたそうです。ある日「尉と姥(じょうとば)」に姿を変えた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神が現れ、「我は今より神霊をこの木に宿し、世に夫婦の道を示さん」と夫婦のあり方を説きました。
これからこの木は相生の霊松と呼ばれ、この松の前で結婚式を挙げるようになり、縁結びと夫婦和合の象徴として信仰するようになりました。高砂神社は庶民の結婚式の発祥の地でもあります。
今ある松は5代目。天然記念物に指定された3代目の松は、すぐそばにある相生古霊松舎で、その太い幹を見ることができます。
松の傍には「尉姥神社」があり、伊弉諾尊と伊弉冉尊をご祭神として祀っています。
「お前百までわしゃ九十九まで」とうたわれる「尉と姥」は、平和と長寿の象徴として信仰されています。こちらの神社にもお参りを忘れずに。
<高砂神社の基本情報>
住所:兵庫県高砂市高砂町東宮町190
電話番号:079-442-0160
アクセス:加古川バイパス加古川ランプまたは加古川西ランプより約13分
巨石がご神体の「生石神社」はパワースポットとして大人気
宮城県・御釜神社(末社)の「四口の神竃(しんくのしんかま)」、宮崎県・霧島東神社の「天乃逆鉾(あまのさかほこ)」とともに「日本三奇」の一つに数えられる「生石神社(おうしこじんじゃ)」の「石乃寶殿(いしのほうでん)」。
三方を岩盤に囲まれた巨岩で横6.5m、高さ5.6m、奥行7.5mという日本最大級のスケールで、水に浮いてるようにも見えることから「浮石」とも呼ばれ、生石神社のご神体として祀られています。
神代の昔、天津神の命を受けた大穴牟遅(おおあなむち)と少毘古那(すくなひこな)が、国土経営のために出雲からこの地に至り、国を守るために「石乃寶殿」の造営にとりかかりましたが、土着の神の反乱により、その鎮圧の間に夜明けとなり、この宮殿を今の形である横倒しのまま、正面に起こすことができなかったのです。
そこで、二神はたとえ未完成でもこの宮殿に鎮まり、国土を守ることを誓ったといいます。
神社としての創建は古く、崇神天皇の時代(西暦97年ごろ)にさかのぼります。社伝によると、全国に疫病が流行り人々が苦しんでいるときに、石乃寶殿に鎮まる二神が天皇の夢枕に現れ、お告げがあり祀ったのが始まり。
こちらの本社は、中央に通路を設けた珍しい構造。まずは右側でお参り。そして左側でお参り。そして拝観料(100円)を払ってご神体の前でお参りします。ご神体の巨岩の周りには、通路が設けられているので一周することができます。
感じる場所は人それぞれですが、裏側の三角の突起の左側が最もご神体に近く、一番のパワースポットだとか。ぜひ岩に手を当てパワーチャージしてきましょう。
本社の向かって右側には、石乃寶殿の分岩といわれる、高さ約3mの霊岩があります。全身の力を込めてこの霊岩を押した手で体の弱いところをなでると、霊岩に宿る神様より力を授かり、ご利益があるといわれています。
<生石神社の基本情報>
住所:兵庫県高砂市阿弥陀町生石171
電話番号:079-447-1006
アクセス:加古川パイパス高砂北ランプより約5分、姫路バイパス高砂西ランプより約8分
受験生に大人気の「一願成就」の神・鹿嶋神社
聖武天皇の勅願により、国分寺と国分寺の東院として大日寺が建立されたとき、鎮護の神として祀られました。羽柴秀吉の神吉城攻略による戦火からも免れ、ご神殿は焼け残りました。その後、徳川家綱公の時代に現在の場所に移りました。
ご祭神は、武甕槌命(たけみかつちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)で、どちらも武道、勝負の神様。「一願成就の神」として有名で、正月の初詣客は毎年約20万人の人出でにぎわいます。1月最終日曜には、「学神祭」が行われ、合格祈願の神頼みに多くの受験生らが訪れます。
チタン製の鳥居としては全国一の大きさを誇る大鳥居にもパワーを感じます。
こちらでのお参りは独特です。まずは神前で香をたき、お灯明を点けるという習わしがあります。出陣のときに武運長久を祈ったという故事からだと伝えられています。
その後、拝殿に進み「二礼二拍手一礼」。姿勢を正して、まず軽く一礼。そっとお賽銭箱にお賽銭を入れ、鈴を鳴らしましょう。そして、二回深く頭を下げて二回拍手、最後に一礼します。このときにお祈りをします。
そして、お百度参りならぬ「神殿廻り」をすれば想いがかなうそうです。この「神殿廻り」、願い事を成就させるために、邪念をたち数え年の数だけ時計回りに神殿を回ります。他の人の願い事ならその人の年の数だけ回ります。数を忘れないようにするために竹の札(祈願札)を持って回ってもいいそうですよ。
一願成就、家内安全、受験合格、商売繁盛、開運厄除、病気平癒と願い事が書かれた「なづり願い石」をなでながら回るとさらにご利益がアップするそうです。
ご祭神が、武道、勝負の神らしく、お守は「勝守」や「一願成就守」、おみくじも「金勝みくじ」や「一願成就だるまみくじ」など、勝ちにこだわった力強いものばかり。ココイチの勝負をかけるときには、こちらにお参りして、帰りにはぜひ縁起物をいただいてください。
また、こちらの名物は柏餅。「春まで落ちない縁起の良い葉」=柏葉。参道には柏餅のお店が並んでいますよ。蒸したての柏餅もゲットすれば、ご利益アップすること間違いなしです!
<鹿嶋神社の基本情報>
住所:兵庫県高砂市阿弥陀町地徳279
電話番号:079-447-4676
アクセス:加古川パイパス高砂北ランプまたは姫路バイパス高砂西ランプより約10分
パワーみなぎる個性的なご朱印
こちら「生石神社」のご朱印です。神社は、中央に神社名が書かれ同じく神社名のご朱印を押されることが多いのですが、このお宮は中央に「日本三奇」と書かれ、その上に勾玉のなかに「生石神社」と書かれたご朱印、一番大きなご朱印には「播磨國石寶殿」と書かれています。
そしてこちらが「高砂神社」のご朱印。右肩に力強い字で「播州高砂」と書かれ、真ん中に神社名のご朱印。その下には、尉と姥のご朱印が押されています。
最後に、鹿嶋神社のご朱印です。中央に力強い字で神社の名前、神紋の左三ツ巴と神社名のご朱印が押されています。 

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高砂神社会館
place
兵庫県高砂市高砂町東宮町190
phone
0794436001
no image
生石神社
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4.5

25件の口コミ
place
兵庫県高砂市阿弥陀町生石171 国史跡石宝殿
phone
0794471006
opening-hour
9:30-16:30
鹿嶋神社
rating

4.0

15件の口コミ
place
兵庫県高砂市阿弥陀町地徳279
phone
0794474676
opening-hour
24時間参拝可能[祈祷時間]8:00…

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