三江線・宇都井駅から1分!島根県・邑南町「うづい通信部」で読書タイム


2018.03.10

LINEトラベルjp 旅行ガイド

いよいよ廃線が迫ってきたJR三江線。その日が来る前に鉄道の旅といきたいところですが、ネックとなるのが運行本数の少なさ。発着が多い駅は上下線ともに5本で、少ない駅では4本のみ。途中下車するなら、次の列車までの長い時間はどこかで休憩したいところ。
「天空の駅」で有名な宇都井駅の近くにある「うづい通信部」は、三江線の旅にちょうどいい休憩場所。山間の田舎にある日本家屋で、読書しながら寛ぐことができます。
宇都井駅のすぐ近く!徒歩1分以内で行ける「うづい通信部」
「うづい通信部」があるのは島根県の邑南町で、宇都井駅から県道292号線を南側へ少し歩いた場所。距離は100メートルもなく、歩いて1分もかかりません。三江線の旅で、駅近くに休憩に適した場所があるのはとても助かります。
この辺りは山間という場所であることから、飲食の施設はもちろん、自販機もまったくなし。もちろん、娯楽施設の類は皆無です。
そんな場所において、「うづい通信部」の存在は貴重なオアシスと言えるでしょう。
山間という自然あふれる立地と、落ち着いた日本家屋の佇まいは、古き良き日本の情緒に溢れており、田舎を味わうのにもってこい。
赤い屋根は石見地方で生産されてる石州瓦によるもので、この地方の特徴です。眺めていると、自分が中国地方にいることを実感させてくれます。
日本家屋の居間にて図書館利用タイム。休憩ができる貴重な空間
さて、宇都井駅近くの貴重な休憩場所である「うづい通信部」ですが、日中の時間帯が図書館利用タイムとなっています。少し利用料金はかかりますが、時間の使い道に迷っている方は、とても助かることでしょう。
居間は日本家屋ならではの魅力が詰まった空間で、木の温もりに溢れています。山間の田舎という土地柄もあって、のんびりとした時間が流れており、畳の上でうたた寝してしまいそうです。
図書館利用という形態とあって、居間の本棚にある本の数は、充分な量となっています。もちろん、宇都井駅に訪れる旅行客なら喜びそうな、鉄道関連の本もあり。
田舎にある日本家屋で、本の虫になってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ここでは昼食料理が体験可能で、11時30分~13時00分において受付しています。あらかじめ予約しておくとスムーズにいくので、ここで昼食をしようと考えている方は、訪れる前にぜひ連絡しておきましょう。
また、地域の物産、古書の販売なども行っています。思い出の品として、ぜひ購入してみましょう。
「うづい通信部」2階の窓からは、宇都井駅が鑑賞し放題!
この「うづい通信部」で外せない魅力と言えば、2階部屋からの眺めです。やや急な階段で2階へと上がり、進行方向右側の部屋へと入室。その畳部屋には襖で閉ざされた窓がありますので、それを開けてみます。
すると、窓の向こうに見えるのは宇都井駅の全景。そう、ここは絶好の鑑賞ポイントなのです。
山間をつなぐ鉄道の高架、宇都井駅の塔のような駅舎、そして駅ホームの様子、それら全てを余すことなく鑑賞できます。もちろん、駅ホームに列車が入ってくる様子もバッチリ。
上の写真は2017年11月の様子なので、2018年3月の時点では山々の光景などが若干異なります。
大雪による三江線の運転見合わせを乗り越えて・・・
本来は廃線まで人で賑わうはずの三江線でしたが、2018年1月半ばに大雪が降るという災難に見舞われました。その影響で、列車の運転見合わせが続くという事態になり、廃線前の観光は打撃を受けることに。
その後の復旧作業により、江津駅側から徐々に運転が再開されるも、宇都井駅のある辺りはなかなか再開されず、2階部屋の窓から見た駅ホームに列車が来ない状態がしばらく続きました。
しかし、2018年2月24日においてついに、宇都井駅のある浜原駅~口羽駅の区間の運転が再開されました。
三江線が廃線となる日まで、再び駅ホームに訪れる列車の姿を見ることが出来ます。
三江線廃線後における「うづい通信部」は・・・
2018年4月1日に三江線は廃線となるのですが、その後に「うづい通信部」がどうなるかというと、4月以降も営業を続ける模様です。なので、今後も山間の田舎にある日本家屋で、穏やかな時間を過ごせます。
営業日については、まだ決まっていないとのこと。なので、今後については公式サイトの情報をお待ちください。 

空の駅前宿うづい通信部
place
島根県邑智郡邑南町宇都井1053-1
no image

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