町の本屋が癒しのカフェに変身!鎌倉・ブックスペース栄和堂


2017.12.24

LINEトラベルjp 旅行ガイド

多くの観光客で賑わう鎌倉の町。中心部から少し離れた住宅街・深沢に40年も営業していた町の本屋さんがありました。時代の流れと共に閉鎖されていく書店が多い中、新感覚のブックカフェとしてリニューアルオープン!多くのオシャレなカフェがある鎌倉で、町の癒しスポットとして注目を集めるお店「ブックスペース栄和堂」の楽しみ方をご紹介します。
行くまでもアトラクション!湘南ジェットコースターで深沢へ。
ブックスペース栄和堂があるのは、大船駅と江の島を結ぶ湘南モノレールの湘南深沢駅の前。この湘南モノレール、大船駅から湘南江の島駅までわずか14分で到着、しかも最高時速75キロで駆け抜ける、別名「湘南ジェットコースター」と呼ばれる乗り物なのです。
目指すブックスペース栄和堂の営業時間はお昼の12時から。1日フリーきっぷを購入して、午前中は江の島観光をしてから向かうのもオススメです。
日本に2路線しかない懸垂サフューズ方式モノレールはスタートダッシュから加速が違います。まるでジェットコースターのように発車と同時にスピードアップ!子供だけでなく大人も大喜びな状況です。その後もアップダウンのある住宅地やトンネルの中もくぐり抜け、天気の良い日は雄大な富士山を仰ぎ見ながら颯爽と鎌倉の町を駆け抜けていきます。
町の本屋さんの雰囲気を味わう。
大船駅から3駅、湘南深沢駅でモノレールを降りて徒歩2分、昔懐かしい町の本屋さんの外観が現れます。パッと見は本屋さんの居抜きで喫茶店が入ったのかなという雰囲気。目の前の停留所でバスを待つお客様の為に、ベンチが設置されている所にもお店の優しさを感じますね。
店内に入れば壁一面の書棚がお出迎え。桜の木で作られたこの本棚は、書店営業当時のものをそのまま利用しています。年月を重ねた味のある棚には子供向けの本から小説、観光ガイドまで様々な種類の本がラインナップ。実はこれらの本は来店客からお店へ寄贈されたもの。販売や貸し出しはしておらず、店内でのみ読む事が出来るのです。本の並べ方もあえてバラバラに置かれているので、ちょっとした宝探し感を味わえます。普段は購入しないような本も、パラパラめくってみると意外と面白く夢中になってしまうこともありますよ。
一杯ずつ心を込めて淹れられたコーヒーを味わう。
魅力的な本に美味しいコーヒーは必需品。近隣の珈琲店から取り寄せた豆で一杯一杯丁寧に心を込めて淹れていただけます。コーヒーの香りに包まれながら本を探すのも至福の時間なのです。
ちょっと軽食をと思ったらホットサンドも本のお供に。写真のつぶあんとマーガリンの他、ハムチーズや栗きんとんなど種類も豊富。静かにジャズが流れる店内は、まるで自宅のように寛いで読書を楽しめます。
ブックカフェではなくブックスペースとして楽しむ。
ブックスペース栄和堂では本の販売や貸し出しはしていません。その代わり読みかけの本には自分のニックネームを記入した「しおり」を挟む事ができ、次回来店した際に続きから読む事が出来るのです。書架にある本は入れ替えもしているのですが、しおりの挟まれている本はなるべく交換しないようにしています。
来店して本を読む側も楽しいですし、本を寄贈した人も自分の寄贈した本にコメントが書かれていたら嬉しいですよね。いうなれば「リアル版SNS」。本棚を通した来店客同士の交流は、スマホとは一味も二味も違った味わい深さがあるのです。
「本」以外にもこのスペースは活用されています。書架の一部には可愛い手作りグッズが委託販売されていたり、作品の展示会やミニライブなども貸切で行われています。誰もがこの場所での「楽しさ」を提供する側、される側の両方になれるのが、このお店の素晴らしさなのかもしれません。
多くの観光客で賑わう江ノ電や鎌倉中心部もいいですが、モノレールで途中下車して、住宅街の癒しスポットを満喫してみましょう!定休日やイベントで貸切になっている日もあるので、お店のホームページをチェックしてから向かってくださいね。 

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