女性必見!鎌倉の「大巧寺」おんめさまに安産祈願しに行こう!


2018.01.14

トラベルjp 旅行ガイド

鎌倉市に位置する「大巧寺」は、JR横須賀線鎌倉駅東口の目の前にある日蓮宗系の寺院です。若宮大路を挟んだ目の前ということで見落としがちな立地のため、普段から訪問する人が少ない穴場寺院です。しかし、「大巧寺」は安産祈願の寺院であるため女性には朗報!祈願目的で訪問すれば安産でなおかつ、元気な赤ちゃんが生まれるとか?!鎌倉を訪問の際には、まずは駅前の「大巧寺」を訪れ、安産祈願をしてみよう!
若宮小路の鎌倉駅前に山門を構える「大巧寺」
鎌倉駅東口の目の前を通る若宮大路沿いに山門を構える「大巧寺」ですが、周辺の鎌倉カラーに馴染みすぎてしまって、そこに寺院があることを見落としてしまいそうな雰囲気。しかし、若宮大路の歩道に上の写真のような「安産・子育 産女霊神」と書かれた石碑がありますので、注意して見ておけば見落とすことはありません。
山門は若宮大路から少し奥まったところにあるためか、穴場度が高い雰囲気を漂わせています。したがって偶然通りかかって「大巧寺」の存在に気がついたら、境内へ入ってみるのもよいでしょう。山門の手前の若宮大路沿いには立派な黒松が植えられていますので、これを目印にすれば「大巧寺」の境内に迷わず入ることができますよ。
手水鉢の場所は裏門の手前と少々わかりにくい
どの寺院でも共通して言えることですが、お参りする際にまずは手のお清めは当然のこと。しかし、「大巧寺」はお清めするための手水鉢が裏門側にあるため、やや見つけにくいことも。そのため、お参りする前に、まずは境内の手入れされた庭園を散策しつつ、手水鉢を見つけると良いでしょうね。
お参りする前にここでひとつ、「大巧寺」についての紹介ですが、上説の通り安産祈願のお寺さんで、別名「おんめさま」と呼ばれます。この「おんめさま」とは境内に祀られている「産女霊神(うぶめれいじん)」を指します。なお、生まれてきた赤子のことを「福子霊神(ふくこれいじん)」と呼び、こちらも「大巧寺」にて祀られています。
本堂を目の前にしてお参りをしてみよう
本堂は境内のほぼ中央に位置し、東側を向いた造りとなっています。そのため東側にある裏門から入山すれば手水鉢、本堂の順ですんなりとお参りすることができます。なお、安産祈願の予約は不要で、直接「大巧寺」へ伺い、本堂横の寺務所にて出産予定日などを記載すると、出産予定日末日までに住職さんが毎朝安産祈願をしてくれます。
ちなみに、安産祈願の受付の際に2500円を納めると、妊婦さんが安産できるようにとの願いが込められたお守りのセットを頂けます。
なお、犬は安産であることから、「大巧寺」では犬を縁起物として扱っています。そのため、戌の日や大安の日は吉日として安産祈願をする女性で混雑します。特に午前中は混み合うことが予想されますので、昼過ぎ以降がオススメ。
安産祈願の他にも、子授けや虫封じお守り授与、命名なども行っています。したがって妊婦さんのみならず女性全般的に優しいお寺さんですので、結婚前の男女での訪問にオススメ!周辺観光の際にはぜひとも立ち寄ってみよう。
花が咲き乱れる境内庭園も見逃してはいけない!
山門を抜けたら穴場寺院らしく、独特の細い参道が続きます。途中、鎌倉を象徴するアジサイもたくさん植えられていて、梅雨時は小さいながらもアジサイ小路となります。それ以外の季節でも四季折々の花が小路を彩ります。それ以外の季節でもツツジ、ザクロ、タチアオイ、バラ、ツバキなど、四季折々の花が植えられています。
まだ寒さが抜け切らない3月初旬ですと、写真のように冬に耐力がない植物などに藁製の雪よけが施されています。鎌倉は雪が降ってもほとんど積もることはありませんが、植物に対する優しさから住職さんの人柄が良く出ています。なお、参道は狭いため、妊婦さんが通行の際には邪魔にならないように気配りをしてあげましょう。 

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大巧寺
place
神奈川県鎌倉市小町1-9-28
phone
0467220639
opening-hour
9:00-17:00
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